VR Inside

VRの未来を創るビジネスメディア

Apple、iPhone対応ARカメラAPIをリリースか? - VR Inside

Apple、iPhone対応ARカメラAPIをリリースか?

     

海外メディアDigital Trendsは、2016年11月17日の記事において、AppleがARカメラAPIのリリースを計画中であると報じた。

20161121_apple_1

同メディアによると、海外メディアBusiness Insiderは2016年11月16日、AppleがiPhoneに対応したARカメラ機能を開発していると報じた。

報じられたARカメラ機能とは、iPhoneカメラに写っているモノやヒトを認識するというもの。

具体例を挙げて説明すると、観光地で寺院を背にしてヒトを撮影すると、その寺院が何であるか、そして撮影したヒトが誰であるかiPhoneが認識する、というような機能だ。

このような機能を、特定のカメラアプリの機能としてではなく、iPhoneのARカメラ機能APIとしてアプリ開発用プラットフォームの一部に組み込んでリリースすることを計画中、とのこと。

Digital Trendsの記事によれば、以上のような画像認識ARカメラ機能が可能となるためには、撮影された画像からモノやヒトを特定する人工知能とその学習機能が必要であり、Appleは人工知能とその学習成果をライセンス契約して取得したか、あるいは自社で開発したのであろう、と推測している。

同ARカメラ機能のリリース時期については、他の海外メディアも報じているApple製ARメガネのリリースが2018年と言われていることを考慮すると、ARメガネより早くリリースされるのが妥当なことから2017年であろう、と同記事は述べている。

人工知能の画像認識精度にもよるが、同ARカメラ機能がアプリ開発者が自由に実装できるAPIとして提供されることには、無数の画像認識的ARカメラアプリがリリースされるというポテンシャルが秘められている。

同機能を使ったアプリ例として、料理を撮影するとカロリーの目安がAR表示されるヘルスケア・アプリ、特定のアイテムをカメラで撮影すると、そのアイテムについての詳しい情報がAR表示されるショッピング・アプリ等が考えられる。

同機能が実際にリリースされたならば、Googleが開発した空間認識機能であるTangoテクノロジーとは異なったARカメラアプリのエコシステムを形成することが多いに期待できよう。

AppleがiPhone対応ARカメラAPIのリリースを計画中と報じたBusiness Insiderの記事
http://www.businessinsider.com/apple-integrating-augmented-reality-iphone-camera-app-2016-11

参照元URL:http://www.digitaltrends.com/mobile/apple-ar-iphone-camera/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでVRInsideをフォローしよう!

吉本幸記

Writer: 千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com