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麻酔の代わりにVRでリラックスするという選択。AppliedVRは出産の痛みにさえ有効? - VR Inside

麻酔の代わりにVRでリラックスするという選択。AppliedVRは出産の痛みにさえ有効?

        2016/12/24

豊富なコンテンツ

VRは様々な分野で利用されているが、その中には医療も含まれる。といっても、医師がVRで手術のシミュレーションをするといったコンテンツではない。AppliedVRは、治療を受ける患者のためのコンテンツを提供する。

AppliedVRは、患者の痛みや不安を軽減するためにVRを利用する。PCやコンソールを必要としないモバイルヘッドセット(独自端末ではなく、SamsungのGear VR対応Galaxy)なので、病室や待合室、場合によっては処置室でも気軽に使うことができるのが特徴だ。

VRが医療においてどの程度効果があるのか各種研究が行われており、鎮痛剤や麻酔薬の使用を減らすことに繋がるとされている。その結果、術後の入院期間を減らすことさえ期待できるという。臨床試験や前臨床試験では、不安の63%、痛みの24%を取り除くという研究結果も出ている。

公式ホームページには、このVR技術を導入している施設や利用した患者からの声が掲載されている。落ち着いた気分で治療を受けることができるようになり、患者の満足度を高めることに貢献しているようだ。出産に伴う痛みにさえ効果があるという医師もいる。

AppliedVRによって用意されるコンテンツは、痛みや不安に直接作用するもの(癒しを与える映像や、ガイド付きの瞑想)と没入型でユーザの気をそらすもの(風景の映像やゲーム)に大別される。AppliedVRからヘッドセットを購入すれば、新しいコンテンツも随時追加されていく。また、医療者向けのサポートも受けられる。

 

こういった医療者・患者のためのコンテンツを提供しているが、AppliedVRは医療を専門とする企業ではない。VRを他の分野で活用する企業との連携も行っているVRとマーケティングの専門企業である。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Vu9iS9HguF0]

 

参照元サイト名:AppliedVR
URL:http://appliedvr.io/

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ohiwa

Writer: ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。