VR Inside

VRの未来を創るビジネスメディア

HTC社、iOS向けbluetooth・VIVE統合アプリを開発

      2016/07/12

HTC社はVR使用中のユーザーにiPhone上の重要な通知を伝達すべく、iOS版公式VIVEアプリの開発に至った。

今年初めからHTC社がVRユーザーがプレイ中の電話通話を可能にすることを目的としbluetoothをViveヘッドセットと統合させる計画を立てていたことは明らかになっていたが、その詳細に関してはこれまで公表されてこなかった。

しかし今回のiOS上のアプリの開始によりその答えは明白になったようだ。

HTCがこれまでAndroid製携帯電話生産大手であったことから、これらの機器がVIVEのBluetooth機能と互換性を持つことは目に見えていたが、VIVEがiOS搭載機器と同様の性能を共有するかは不明であった。

デザイン図一例

 

Android向けの同様の公式アプリは現在のところ存在しないが、これはAndroidに搭載されているbluetooth機能のいわば率直な性質により、これらの機器がアプリなしでもVIVEと最適化し作動できることを意味しているのかもしれない。

iPhoneに関しては、このアプリによりiPhoneからVR使用中どのような情報を受け取れるかといった詳細は未だ明かされていない。

公式側から発表されているフライヤーによると、

「皆さんはVRの世界にいる間に現実世界で起きている大事なことを逃していないか。あなたのiPhoneをHTC Viveに接続して、VRの世界にあなたの現実世界の重要なお知らせを取り込もう。

着信のお知らせ、メールのお知らせに今日の予定。あなたのVRの旅を邪魔することなくシステム・ダッシュボード上のViveに通知をお届け。情報はあなたの見たい時にいつでも再確認が可能。

Vive上で

  • 不在着信への折り返し通話
  • メールへの返信・送信者への電話による折り返し
  • 今日の予定のリマインダー・詳細の閲覧

ができるようになる。」

とのこと。

アプリ使用例

 

Androidユーザーは問題なくメッセージの送受信ができるところだが、そもそもiOSユーザはVIVE上でメッセージを送信できるのか怪しい。またカレンダーの機能に関しても元来から利用者数が少ないためメリットがあるのかすら疑問だ。

そしてLINE、Facebookメッセンジャー、Googleハングアウトのようなアプリ経由のメッセージの通知に関してもVIVE経由で通知の受信・メッセージへの返信ができるのか不明であり、アプリには改良の余地がありそうである。

今回のHTC社によるiOSへの新たな取り組み、iOSがAndroidへ更なる限界を加えるか見ものだ。

参照元:http://www.roadtovr.com/htc-launches-vive-app-on-ios-to-keep-you-connected-while-in-vr/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでVRInsideをフォローしよう!

Akari Maeda

Writer: カナダ在住のライターです。アメリカ、カナダの記事を中心にグローバルなVRの「今」をお伝えします。

 関連記事