VR Inside

VRの未来を創るビジネスメディア

Daydream対応ペイントツール「Cyper Paint」が登場 - VR Inside

Daydream対応ペイントツール「Cyper Paint」が登場

     

VRペイントツールは様々なものがリリースされており、「Tilt Brush」や「Quill」、「Medium」などはよく知られている。

しかし、その他にも様々な特徴を持ったペイントツールが登場しており、それぞれのツールの特徴によって製作できる作品の性質が大きく異なるのも面白い点だ。

今回、Google Daydream向けにリリースされたペイントツール「Cyber Paint」では、水彩画風や肖像画など実際の絵画により近いペイント体験をすることができる。

「Cyber Paint」とは

概要

インディーの開発者であるSterling Crispin氏によって開発されたペイントツール「Cyber Paint」では、他のペイントツールにない様々な機能を使って絵を描くことができる。

たとえば360度の球体や、ランドスケープ、肖像画、額縁などを描くことが可能で、アプリのアルゴリズムによって実物さながらのエフェクトを用いて、サイケデリックや縞模様、グリッチ、色の反転などの様々なエフェクトが使える。

「Cyber Paint」はGoogle Daydreamに対応した初のペイントツールであり、スマートフォンVRで絵を描くことができるようになれば、今後VRで作品を制作する人も増えるかもしれない。

特徴

その他にも様々が機能が搭載されており、以下のような特徴が挙げられる。

- カラーライバルモードでは様々な色を混ぜ合わせてオリジナルカラーを作り出すことができる。

- ブラシのサイズや不透明度、選択したカラーに応じて、速さや回転、タッチやねじれなどをコントローラーによって表現できる。

- 自分のアイデアや感じていることを基に、VR空間で自分だけの世界を描くことができる。

- 描いた作品の画像を撮ってシェアすることが可能。

- 複数の言語に対応(日本語、中国語、英語、スペイン語、ドイツ語)

「Cyber Paint」はGoogle Playからダウンロード可能で、価格は680円。

Google Daydreamとは

Googleは昨年の6月に開催された開発者会議「Google I/O」において、同社のスマートフォンVRプラットフォーム「Google Daydream」を発表した。

スマートフォンVRでハイクオリティなコンテンツを提供するこのプラットフォームは、Daydream対応スマートフォンを用いて使用する。

ヘッドセットは「Daydream View」を使用するが、これは布を素材にしたヘッドセットで、装着感と通気性の良さが特徴。

Daydreamは昨年末にリリースされるも、対応したスマートフォンが日本で発売されない状態が続いていたが、ASUSのスマートフォン「ZenFone」が先日発売されたことにより、日本でもDaydremコンテンツがプレイできるようになった。

様々なVRペイントツール

VRペイントツールは「Tilt Brush」や「Medium」などが有名だが、ここではマイナーながらも高機能なペイントツールを紹介する。

「Blocks」

「Blocks」はGoogleが7月に発表した3Dモデリングソフト。

シンプルな操作方法によって直感的にVRペイントを体験することが可能で、頭の中に浮かんだアイデアはどんなものでも素早く、自然に形にすることができる。

最初はいくつかのシンプルな形状と、カラーパレット、そして直感的に操作できるツールキットが用意されており、ブロック遊びをしているような感覚でVR空間に絵を描くことができる。

複雑な操作や知識を必要とせず、初心者でもすぐに慣れて使いこなすことができる。

「Paint Lab」

「Paint Lab」もVRペイントツールだが、特徴的なのは、絵画でいうところの筆にあたる部分=テクスチャーが豊富であること。

そのため様々なスタイルの絵を描くことができるので、オリジナルな作品やスタイリッシュな作品、Tilt Brushよりも細かい部分にこだわって絵を描いてみたい人にはオススメできる。

「Kokowa」

ペイントツールから一歩踏み込んで、「Kokowa」ではゲームのプレイエリアのようなVR空間を作ることができる。

作成の際にヘッドセットを装着する必要はなく、ウェブ上で操作できるため誰もが簡単にVR空間のデザインを体験することができる。

ドラッグアンドドロップでオブジェクトを追加、配置したり、フィルタの適用、光源の配置など、ペインティングから一方踏み込んだクリエイター体験ができる。

もちろんUnityやUnreal Engineなどのプロ向けゲームエンジンで作った作品には及ばないものの、開発者は多くの人にVRを作ってものを創る体験をしてほしく、このアプリを開発したという。

製作したVR空間はスマートフォンやタブレットでの閲覧に適した「準VR」的な製作体験を念頭に置いているという。

VRでもう少し凝った作品を作ってみたいけど、専門的な知識やソフトウェアの操作はわからない、という人にオススメできる。

参照元:VRFocus

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでVRInsideをフォローしよう!

daisuke

Writer: ライター兼翻訳家。2016年12月にプレイステーションVRを体験したことをきっかけにVRに関心を持つ。ARやドローン、AIなどの先端テクノロジー全般に興味があり、SF化する世の中にワクワクしています。