VR Inside

VRの未来を創るビジネスメディア

ダンジョンズ&ドラゴンズテーマの公式チェスアプリが発売 - VR Inside

ダンジョンズ&ドラゴンズテーマの公式チェスアプリが発売

     

Dungeon Chess

不思議な空間でキャラクターを駒にしたチェスを

ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズは世界的に人気のあるアメリカ産のTRPGタイトルだ。

この作品そのものをテーマにしたボードゲーム・カードゲームやテレビゲーム、映画などが多数作られているだけでなく、多くのファンタジー作品に直接・間接の影響を与えている。

Gear VRにはこれまでこのダンジョンズ・アンド・ドラゴンズをテーマにした公式のVRゲームが無かったため、今回発売された『Dungeon Chess』が初めての公式作品となる。

『Dungeon Chess』

Dungeon Chessの駒(キャラクター)

Dungeon Chessの駒(キャラクター)

このDungeon Chessは、ボードと駒を使って行う一般的なチェスをちょっと変わった駒で行うゲームだ。

駒のモデルとなっているのは、ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズに登場するユニークなキャラクターたちである。

対応プラットフォーム

対応プラットフォームは、Oculus RiftとGear VRだ。

価格は490円(Oculus Rift版)または245円(Gear VR版)となっている。

言語は英語のみだが、ゲームそのものはチェスだ。チェスのルールを理解していれば、さほど英語力を要求されることもないだろう。

公式サイトでは、Oculus Storeよりも詳しく特徴を確認することもできる。

キャラクターのアクション

ただチェスをするならば、ボードと駒があれば良い。スマートフォン向けのアプリでも、シンプルにチェスが遊べるものはいくらでもある。

Dungeon Chessとそうしたアプリを分ける要素の一つが、キャラクターのアクションだ。ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズのキャラクターの姿をした駒たちは、プレイヤーの命令に従って敵のユニットを攻撃する。

もちろん動作はキャラクター毎に個性的なものになっている。剣を持った戦士は剣で相手を斬りつけるが、ドラゴンは上空に飛び上がって炎で攻撃するのだ。

ゲームのルールはチェスなので、攻撃された側のキャラクターは一撃で倒されてしまう。倒されたキャラクターは光って消滅するだけでゴア表現などはないが、戦闘シーンがあるためOculus Storeでは「暴力 (軽度)」の判定を受けている。

ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズのキャラクター

アクションの部分とも重なるが、駒がダンジョンズ・アンド・ドラゴンズのキャラクターであるだけでもファンにとってはたまらない。

プレイヤーは、作品の顔とも言える代表的なキャラクターたちを指揮して戦うことになる。

コントローラーでの操作

ゲームパッドやOculusリモコン(Oculus Rift版の場合)、タッチパネルやGear VRリモコン(Gear VR版の場合)での操作にも対応しているが、Oculus Riftを使っているならOculus Touchでの操作も可能だ。

Touchを使った操作ではそこにチェスセットがあるかのように手で駒を掴んで持ち上げ、移動させることができる。

デベロッパーのExperiment 7はDungeon Chessと同じくOculus RiftGear VRに対応した『Magic Table Chess』アプリを過去にリリースしている。

ここで培った経験と人気ゲームタイトルが組み合わさってDungeon Chessが生まれたのだ。

Magic Table Chessは両バージョンとも無料で利用できるので、チェスアプリとしての使用感を知りたい場合はこのアプリを試してみるのも良いだろう。

AIやプレイヤーとの対戦

本家ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズはダイスを使って遊ぶゲームなので運の要素が絡んでくるが、チェスは完全に実力勝負のゲームだ。実力が拮抗する対戦相手が見つからなければ、楽しむのは難しい。

Dungeon Chessの一人用モードで対戦相手を務めるAIは強さの設定が可能なので、プレイヤーのスキルに合わせて最適なライバルとなってくれる。

一人だけでなく他のユーザとのマルチプレイにも対応しているので、自信がついたらオンラインで世界中のユーザと対戦することも可能だ。

もちろん、Oculus Rift版とGear VR版のユーザ間でのマルチプレイにも対応している。

他のVRゲームも開発中?

Experiment 7とWizards of the Coast(TRPGのダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの他に、トレーディングカードゲームのマジック・ザ・ギャザリングも手がける出版社)は確かなパートナーシップを築いているようだ。

Wizards of the Coastは複数のVRタイトルが登場することを示唆しているので、Dungeon Chessの他にも同社が権利を持つ作品のVRゲームが開発されていることも考えられる。言うまでもなく、ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズのVRゲームプロジェクト複数平行していたとしてもおかしくない。

Experiment 7の共同設立者でクリエイティブディレクターのGeoffrey Zatkinは、

「原作ファン、チェスのファン、VRコミュニティの注目を集めるに足るキラーコンテンツを開発したと考えています。

Wizards of the Coastとの次のプロジェクトが待ちきれません」

とコメントしている。

 

チェスというVRゲームとしては渋い形を取ってVRに登場したダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ。

原作もアナログゲームなので、決して悪い選択ではなさそうだ。

現在はOculus RiftとGear VRでのみ利用可能だが、VRFocusが今月の半ばに報じたところでは2017年中にPSVR版も登場するという。

 

参照元サイト名:Experiment 7
URL:http://www.experiment7.com/

参照元サイト名:Road To VR
URL:http://www.roadtovr.com/dungeons-dragons-dungeon-chess-comes-oculus-rift-gear-vr/

参照元サイト名:VRFocus
URL:https://www.vrfocus.com/2017/06/dungeons-dragons-comes-to-playstation-vr-in-dungeon-chess/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでVRInsideをフォローしよう!

ohiwa

Writer: ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。