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映画「ダンケルク」の世界をVR体験できる360度コンテンツが登場 - VR Inside

映画「ダンケルク」の世界をVR体験できる360度コンテンツが登場

     

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2017年9月に公開される映画「ダンケルク」をテーマにした360度コンテンツが制作された。

「Save Every Breath: Dunkirk VR Experience」はWarner Bros. StudioとPractical Magicとのコラボレーションにより制作された。

「Dunkirk VR Experience」とは

概要

クリストファー・ノーラン監督による、第二次世界大戦を舞台にした映画「ダンケルク」の世界をVR化した「Dunkirk VR Experience」は3つのパートで構成されており、それぞれ劇中の印象的なシーンをVRで表現している。

コンテンツは現在YouTubeにフルバージョンがアップロードされており、第二次世界大戦中のフランスの陸海空を舞台にした原作映画の雰囲気を描き出している。

特徴

「Dunkirk VR Experience」で特徴的なのは、5分足らずの本コンテンツにはスピード感あふれる戦闘シーンやカオスシーンはほとんど登場せず、スローな雰囲気が重視されている点だ。

戦闘中に銃撃を受けて海中に沈んでいく兵士や、敵の攻撃を受けて海に墜落する戦闘機パイロットの一人称視点、敵の攻撃に備えているも戦意喪失した兵士たちなど、みなスローモーションで再生され、陰鬱とした雰囲気の中にある種のインパクトを生み出している。

「Dunkirk VR Experience」はYouTube 360の他にも、Facebook 360、LIFE VR、HTC VIVE、Samsung VRその他主要ヘッドセットメーカーからも公開されており、詳細は公式サイトにて確認できる。

「ダンケルク」について

「ダンケルク」(Dunkirk)は、クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による戦争映画であり、第二次世界大戦のダンケルクの戦いを描く、史実に基づいた映画。

ダンケルクの戦いとは、第二次世界大戦の西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘であり、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員した史上最大の撤退作戦と言われる。

オランダ、イギリス、フランス、アメリカの4カ国合作映画である「ダンケルク」は、日本では2017年9月9日にIMAXで封切られる。

長編映画をテーマとしたVRコンテンツ

おもにハリウッド映画を中心に、長編映画をテーマとしたVRコンテンツは様々なものが制作されている。

「ブレードランナー2049」

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日本では10月に公開されるSF映画「ブレードランナー2049」の世界をVR化したコンテンツが制作され、アメリカのサンディエゴで開催されるサブカルチャーイベント、Comic Con 2017にて展示される。

体験者はOculus Riftを装着して、「ブレードランナー2049」の世界をテーマにしたバーチャル空間に没入し、人間かレプリカント(「ブレードランナー」に登場する人間そっくりのアンドロイド)かを判断されるテストを受ける、という内容。

長編映画のプロモーションを兼ねてVRコンテンツが制作された例は他にもあり、映画のコマーシャル手段としてVRが映画界において大きな役割を果たすことが期待される。

「トランスフォーマー/最後の騎士王」

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「トランスフォーマー/最後の騎士王」のVRコンテンツが、2017年6月30日よりロサンゼルスとニューヨークにあるIMAX VRセンターで提供されている。

映画「トランスフォーマー/最後の騎士王」のVRコンテンツがIMAX VRセンターで提供開始

このコンテンツは5分程度のミニゲームで、プレイヤーは映画に登場するキャラクターのオプティパス・プライム、バンブルビー、そしてハウンドとチームを組んで、ディセプティコンと戦うシューティングゲームだ。

ロサンゼルスとニューヨークにあるIMAX VRセンターで無料で体験可能であり、アメリカ大手映画館チェーン、AMCシアターズの劇場のうち、ニューヨークと南カリフォルニアの2ヶ所でも体験できる。

「スパイダーマン: ホームカミング」

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日本では8月11日に公開されるスパイダーマンシリーズ最新作「スパイダーマン: ホームカミング」のVRコンテンツ、「Spider-Man: Homecoming VR」が制作された。

体験者はVR空間でスパイダーマンのスーツを着て、スパイダーマンになりきってニューヨークシティを飛び回ることができる。

スパイダーマン映画最新作のVRコンテンツ「Spider-Man: Homecoming VR」がリリース!

VRを駆使した映画やアニメーションも数多く登場しているが、長編映画をVRコンテンツとして再構築した作品も、ゲーム的要素やインタラクティブな要素など、映画にはない要素を盛り込めるという点で面白く、プロモーションのために良く機能すると思われる。

参照元:VRScout

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daisuke

Writer: ライター兼翻訳家。2016年12月にプレイステーションVRを体験したことをきっかけにVRに関心を持つ。ARやドローン、AIなどの先端テクノロジー全般に興味があり、SF化する世の中にワクワクしています。