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HTCが『Front Defense』限定バンドルのViveをオーストラリアで販売 - VR Inside

HTCが『Front Defense』限定バンドルのViveをオーストラリアで販売

     

HTC ViveのFront Defenseバンドル

オーストラリアで限定販売されているHTC ViveのFront Defenseバンドル

PCベースのハイエンドVRヘッドセットOculus Riftを販売するライバルOculusが値下げを繰り返し、夏のセール期間を拡大している。

一方でHTCは、ホリデーセールや発売1周年記念セールで一時的なセール価格を提示したことがあるものの、Viveの基本価格をこれまで一度も引き下げていない。

値下げの代わりに様々なVRコンテンツをバンドルする方針を採用しているHTCが、オーストラリア向けに『Front Defense』バンドルの提供を開始した。数量限定で、同作のロゴをあしらった限定保護ケースも付属する。

Front Defenseバンドル

Front Defense

Front Defenseゲーム画面

HTC ViveへのVRゲームバンドル

HTCはこれまでにも、人気VRゲームをViveにバンドルすることで「ユーザに低価格ではなく高い価値を提供する」戦略を取ってきた。

具体的なキャンペーン内容としては、今年の6月に国内では『乖離性ミリオンアーサー』と『エニグマスフィア』、アメリカでは『Star Trek: Bridge Crew』がバンドルされていた時期がある。

購入時期や購入する国によって対象となるタイトルは異なるものの、その場に合わせて人気のある作品がセレクトされている印象だ。

アクセサリ付属

VRコンテンツが付属するキャンペーンは過去にも行われていたが、今回はデジタルコンテンツだけでなくViveを保護するためのアクセサリが付属するのが新しい。

バンドルを購入すれば、記事トップの画像にあるFront Defenseデザインの保護カバーが無料で付いてくる。

HTC Vive本体やコントローラーを保護するアクセサリはサードパーティからも販売されており、価格もそこまで高いものではない。単純な節約額・お得度は大きくないが、限定デザインということでFront Defenseのファンにとってはたまらない特典である。

Viveオーストラリアのサイトによれば、このアクセサリは限定80セットが用意されているという。現時点ではまだ注文可能なので、在庫が残されているようだ。

Vive本体をカートに入れると自動的にFront Defense Protective Caseがカートに追加されるのだが、通常価格は65豪ドル(5,580円)と表示される。

今後キャンペーン期間中のVive購入者以外にも販売されることがあるのかもしれない。

ゲームバンドル

HTC ViveのFront Defenseバンドルはオーストラリアのサイトでのみ販売されており、価格も通常時のVive価格より100豪ドル値下げされている。

販売期間は8月24日までで、付属するFront Defenseをプレイするためには10月末までにアクティベーションを行わなければならない。

現時点で日本などオーストラリア以外の地域に向けたサイトではこのバンドルに関する告知が行われておらず、グローバル展開されるかどうかは不明だ。

Upload VRはこの点についてHTCに確認を取っているという。

バンドルされるゲームには対応言語の問題がある。一例を挙げれば、日本向けにバンドルされなかったStar Trek: Bridge Crewは日本語非対応だ。

しかしFront Defenseは英語以外にも日本語、韓国語、中国語に対応している作品だ。今後オーストラリア以外の国でもバンドルが提供される可能性が残されている。

Front Defense

戦車も登場する

戦車や航空機、汽車も登場する

バンドル対象となっているFront Defenseは、第二次世界大戦をテーマとしたFPS作品だ。

6月の末にViveportでの配信を開始しており、Steamでも予定通り7月7日から配信されている。

評価

FPSでは当然となっているカバー動作を行うために、プレイヤーが行うのはボタンを押すのではなく自分がかがむことだ。

自分の身体を動かすことで、本当に遮蔽物の影隠れて相手の様子を伺っているような感覚が得られるだろう。この没入感の高さについてはユーザからの評価も高い作品だ。

一方で、あまり画質が良くないことや自由に移動できないウェーブシューターであることに対して否定的な意見も見られた。

ウェーブシューターは操作がシンプルで簡単という良い面もあるのだが、ゲーマーにとっては物足りない、リプレイ性が低いと感じられることがある。

アップデート

優れた点としては、きちんとアップデートが行われている点がある。

8月1日にもアップデートが行われ、バグ修正の他にマシンガンを撃っているときのエフェクトが追加されたり、照準・HPバーといった没入感を落とすゲーム的インターフェイスを非表示にするオプションが追加されたりしている。

 

個別購入(1,980円)またはViveportのサブスクリプションプランでもプレイできるゲームではあるが、普段あまりゲームをしないユーザでも楽しみやすい作品だ。

売れ行き次第では今後他のゲームでも同様のアクセサリが制作されるかもしれないので、引き続きHTCの動向をチェックする必要がありそうだ。

 

参照元サイト名:HTC Vive(オーストラリア)
URL:https://www.vive.com/au/front-defense-special-edition/

参照元サイト名:Steam
URL:http://store.steampowered.com/app/396560/Front_Defense/

参照元サイト名:Upload VR
URL:https://uploadvr.com/htc-vive-reveals-extremely-limited-edition-front-defense-bundle-themed-covers-australia/

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ohiwa

Writer: ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。