VR Inside

VRの未来を創るビジネスメディア

Niantic CEOが主張「大ブームは終わっても、ポケモンGOの人気は続いている」 - VR Inside

Niantic CEOが主張「大ブームは終わっても、ポケモンGOの人気は続いている」

     

公園にモンスターボール

AP通信がNiantic CEOのJohn HankeによるポケモンGOに関する主張を伝えた。Hankeによれば、ポケモンGOの人気は続いているという。

ポケモンブームの夏

2016年の夏、日本だけでなく世界中でポケモンがブームとなった。言うまでもなく、スマートフォン用ARアプリ『ポケモンGO』の影響である。

大人から子どもまでスマートフォンを持って町中に繰り出し、レアなモンスターを求めてトレーナーの大移動が巻き起こった。いつもはランニングや散歩を楽しむ人がまばらに居るだけの公園はトレーナーで溢れていた。

街に活気が出るのは良いことだが、一部の利用者によって私有地への侵入やゴミのポイ捨てが行われ、ながらスマホによる交通死亡事故まで発生してしまった。ARを活用したゲームは人を夢中にさせるだけの魅力があるが、それとユーザの遵法意識やマナーは全く別の問題である。良くも悪くも、連日話題になるだけのスケールがある一大ムーブメントだった。

しかし、現在は昨年の夏に比べるとポケモントレーナーが少なくなっている。ニュースで報道されることも減り、公園も静けさを取り戻している。

Niantic CEOの主張

NianticのCEO、John HankeはポケモンGOの流行が単なる一時的なブームだったとは考えていない。彼は火曜日にバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスでの基調講演を行った後、AP通信に語った。

「Google PlayとAppStoreの売上トップアプリを見てください。ポケモンGOがどういう状況にあるかを考えるのは、それからでも良いでしょう」

実際に、ポケモンGOは現在もランキング上位にいる。昨年夏の状況が異常だっただけで、今でも普通の人気アプリとして多くのユーザに遊ばれているのだ。

流行に乗っかってプレイを開始した、普段はスマートフォンでゲームをしないようなユーザが積極的に課金をするとは考えにくい。課金者の人数について言えば、実はそこまで減っていないのかもしれない。

「昨年の夏に起きた出来事は、本当に驚くべきことでした。ポケモンGOは、私たちを含むあらゆる人の予測を超えていました。その後、ポケモンGOは素晴らしく成功したアプリ・製品となりました。月間、あるいは毎日のアクティブユーザ数がその成功を示しています」

大きなブームの結果として、多くの人がスマートフォンのARアプリと言えばポケモンGOを思い浮かべる。だが、ライバルとなるゲームも増加している。それに対して、Hankeは魅力を維持するために今後も新ポケモンを登場させていくとしている。

ゴミのポイ捨てのような、ポケモンGOが巻き起こした社会的な問題についても彼はコメントした。

「ARアプリはこれまでにない体験であり、誰も対処の方法を知らなかったのです。しかし、今は多くの人々がポケモンGOのためだけに公園に集まっていても、驚かれなくなりました。それが普通になっているのです」

彼は、ポケモンGOがゲームの進化をリードする存在になるという。

ポケモンGOの今後

今回、新製品の発表はなかった。代わりに、彼は提供が予定されているものを少しだけ明かした。

「これまでと同様に、ゲーム内でのイベントを行っていきます。また、トレーナーの衣服をカスタマイズして発売することを予定しています。今年は3つのメジャーなアップデートを予定しており、そのうちの1つはユーザが求めているものを提供します」

 

予定されているアップデートでどのような機能が追加されるのかについては、何もコメントされていない。

リリース直後に比べればポケモンGOのアクティブユーザは減っているが、それでも人気があるARアプリであることには変わりがない。ポケモンGOで行われたイベントや追加される機能は、他のARアプリを開発するデベロッパーにとっても参考になる情報だろう。

直接ポケモンGOを遊んでいるプレイヤーでなくても、どこかでその影響を受けることがあるかもしれない。

 

参照元サイト名:AP The Big Story
URL:http://bigstory.ap.org/article/8f967839e1d74678b727c8b4e8568a94/no-fad-niantic-ceo-insists-pokemon-go-still-going-strong

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでVRInsideをフォローしよう!

ohiwa

Writer: ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。