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「ほとんどのOculus Rift購入者はTouchも購入している」とOculusが発表 - VR Inside

「ほとんどのOculus Rift購入者はTouchも購入している」とOculusが発表

     

Oculus Touch

新しくOculus Riftを買うユーザはほとんどがTouchも購入しているという

Oculusが昨年の12月に発売したハンドトラッキングコントローラー、Oculus Touch。このデバイスが登場するまで、Oculus RiftでゲームをするときはXboxのコントローラーを使うのが一般的だった。

今でもOculus Riftを購入するとXboxコントローラーが付属しており、Oculus Touchが付いてくるわけではない。Touchは別売だ。

だが、Oculusによれば新しくOculus Riftを購入するユーザのほとんどは一緒にTouchも購入しているという。

Oculus Touchの人気の理由

Oculus Touchを使う

豊富な対応タイトル

Oculus Storeで現在購入できる多くのRift用アプリがTouchでの操作に対応しているか、Touch専用だ。この事実を考えれば、Oculus Rift購入者の多くがTouchを購入していても驚くようなことではない。

特に最近開発される大型VRタイトルの多くは、Oculus Touchのようなハンドトラッキングコントローラーの存在を前提に操作体系がデザインされている。

Oculus RiftにはTouchがあり、PSVRにはPS Moveがある。HTC Viveにはワンドコントローラーが同梱されており、メジャーなVRプラットフォームではハンドトラッキングが可能だ。

マルチプラットフォーム展開を行うようなタイトルは、これらを使って操作する設計となっていることが多い。

優れた操作性

Xboxのゲームパッドはキャラクターを操作しやすい洗練されたデザインになっているものの、VRらしい没入感のある操作には向いていない。自分の手で武器を使ったり、バットを握ったりといった感覚が得られるのはハンドトラッキングコントローラーならではの特長だ。

しかも、Oculus Touchの機能はハンドトラッキングだけではない。銃の発砲動作などに適したトリガー、様々な動作に使える複数のボタン、自由に移動や振り向きの動作ができるアナログスティックを搭載している。

アナログスティックの存在は大きく、これがあるのと無いのとでは操作体系を変えなくてはならない。

『Farpoint』と同時に発売されるPSVRのアクセサリ、シューティングコントローラーにもアナログスティックは搭載された。スティックが追加されたことで、シューティングコントローラーはPS Moveに比べて多くのゲームに適したコントローラーに仕上がっている。

値下げの効果

Oculusの値下げ

Oculusは2017年の3月、RiftとTouchの価格を引き下げている。

値下げ前の価格だと、日本ではRiftが83,800円、Touchが23,800円だった。値下げ後はそれぞれ63,800円と12,800円となった。Touchでも1万円以上、Riftに至っては2万円の大幅な値下げだ。

これによって性能と価格の両面で拮抗するライバルとなっていたHTCのViveを価格面で大きく引き離した。RiftとTouchを併せて買っても、Viveよりは2万円以上安い。

セット購入の増加

多くの消費者は単純にOculus RiftやRift&Touchの価格が引き下げられたこと、あるいはライバルとなるViveとの差別化要素として価格が加わったことに注目していた。だが、Oculusの狙いはViveとの争いで優位に立つことだけではなかったのかもしれない。

OculusのPaul Jastrzebskiは、価格の引き下げ以降にOculus Riftを購入したユーザのほとんどがTouchも購入していると語る。購入率は非常に高く、100%に近いようだ。

「Riftと一緒にTouchを購入するユーザを増やすことは、Oculusが価格の引き下げを行った目的の一つです。

かつての価格、200ドルはまだ少し高いと感じていました。そのため99ドルへと価格の引き下げを行い、ほとんど100%のユーザがRift購入時にTouchも購入するようになりました」

 

新しくRiftを購入するユーザはTouchも購入しているようだが、既存のRiftユーザがどの程度Touchを購入しているのかについては明らかになっていない。Touchの発売以前にRiftを購入したユーザや、値下げ前にRiftだけを購入したユーザもTouchを手に入れているのだろうか?

現実的には、既存ユーザもその多くがTouchを購入しているのではないかと思われる。最近の大型タイトルにはハンドトラッキングコントローラーが必須のものも多い。Riftをしまいこんでいるというのでなければ、それらを遊ぶためにTouchを購入しているだろう。

デベロッパーもTouch利用者の多さを認識している。今後も多くのアプリがTouchを使った操作を前提に開発されるだろう。

 

参照元サイト名:Upload VR
URL:https://uploadvr.com/nearly-every-rift-owner-bought-touch-says-oculus/

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ohiwa

Writer: ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。