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SonyがPSVRを大々的に宣伝できなかったある理由 - VR Inside

SonyがPSVRを大々的に宣伝できなかったある理由

     

PSVR

SonyはPSVRの発売に向けてあまり宣伝を行わなかった。Push Squareでその理由が述べられている。

企業が力を入れた新製品を発売する場合、そのPRに力を入れるのが当然だ。どんなに優れた商品であっても、まず知ってもらわなければ始まらない。消費行動を表したアイドマの法則における「A」を無視することはできない。

テレビCMもあった(過去にYouTubeでも公開されていたが、現在は削除されてしまっているようだ)が、そのテレビCMを実際に見た読者はどれくらいいるだろうか?一度くらい目にしたことがあっても、何度も見せられて飽きてしまうことはなかったのではないだろうか。見かける機会が少なかったのは、Sonyが広告に力を入れなかったためと思われる。

インターネットの普及によって、興味を惹ける・ほしいと思わせられる商品ならば多少広告費を削減しても売上を見込めるようになった。ニュースサイトの記事や口コミによって潜在的な顧客へ情報を届けられるからだ。VRヘッドセットの中でも注目されていたPSVRは、その典型例と言えるだろう。しかし、Sonyは広告費を節約したかったわけではないらしい。

SonyはPSVRの需要に追いつくだけの供給ができないことを予見していた。そして、その通りだった。予約が開始された直後、各店舗での予約受付が次々と終了してしまったのである。

こうした状況は発売後も続いており、再販分もすぐに品切れとなってしまった。現在もPSVRのサイトでは追加販売に関するお知らせが掲載されている。

供給不足が予想されていたため、SonyはPSVRのPRを行えなかった。需要を増やしても、購入できずに不満を持つ消費者を増やすことにしかならないからだ。

いずれ品薄は解消されていくだろう。PSVRがユーザに行き渡れば、Sonyは主要なコンテンツのプッシュを強めていくはずだ。

 

参照元サイト名:Push Square
URL:http://www.pushsquare.com/news/2017/02/sony_we_had_to_be_careful_not_to_overhype_playstation_vr

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ohiwa

Writer: ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。