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THETA Sでできるパノラマ動画、VR動画公開までの流れまとめました - VR Inside

THETA Sでできるパノラマ動画、VR動画公開までの流れまとめました

        2016/09/01

RICOHから発売された360°の静止画、動画を高画質で撮影できるカメラ「THETA S」。今回はこちらを使ってパノラマ動画とVR動画を作ってみました。

RICOH THETA S

RICOH THETA S

映像はアングリーバードのぬいぐるみを使ったドッジボール(手元にボールらしきものがなく、ぬいぐるみを使いました)となっており、視点切り替えでボールを受ける側、投げる側の映像が楽しめて面白いです。

パノラマ動画をサイトで公開する

THETA Sではカメラ単体の撮影とスマホと連動した撮影が可能です。
今回はAndroid端末で「RICOH THETA S」というアプリをインストールして撮影を行いました(iOS版アプリもあります)。

各種アプリのダウンロードはこちらから

Wifiの設定

まずは使用する端末のWifi設定をする。THETA Sを起動すると「THETAXS…」というIDの接続先が出てくる。
パスワードはTHETA Sの底に書いているので、そちらで認証をします。

Wifiが接続されると以下のような画面になります。

1812

ビデオは画質が2パターン選択可能。1280×720と1920×1080と共にHD画質。今回は大きめの1080Pで撮影しました。

さっそく撮影した動画を動画サイトにアップすべく、THETA SとPCをUSB接続して撮影動画を取り込みました。

しかし、普通に再生すると、以下のような魚眼の映像になります。

撮影した動画をPCで閲覧するとこうなる。

撮影した動画をPCで閲覧するとこうなる。

THETA Sについている2つのレンズからみた映像が魚眼で映し出され、視点切り替えもできません。

THETA Sで撮影した動画をPCでパノラマ動画形式に変換

実は撮影した動画はTHETA SのPC用専用ソフトで変換する必要があります。
変換ソフトは先に紹介した各種アプリのダウンロードサイトにて配布されています。

THETA S

PC用THETA Sの動画変換ソフト

動画変換ソフトを起動すると上記のような画面が開きます。
ここに、THETA Sで撮影した動画をドラッグします。

すると、入力ファイルと、出力ファイルの保管先が表示されます。問題なければ変換を開始します。

変換終了後は●●_er.MP4というファイルが書きだされ、以下のように見える動画となります。

THETA Sの変換後の動画

こちらをウインドウズメディアプレイヤーなどで再生してももちろん360度視点切り替えはできませんが、動画投稿サイトにアップすると視点切り替えが可能となります。

また、なぜか動画サイズが1920×1080から1920×960になってしまいましたが、気にせず進めてみます。
ちなみに、1280×720の動画を変換したときは動画サイズは変わらず変換できました。

変換した動画を動画投稿サイトにアップロード

●●_er.MP4をパノラマ動画に対応しているYoutubeとPanoPlazaにアップしてみました。

それぞれ見え方がこちらです。

YouTube

PanoPlaza

YouTubeにアップしたほうは何故か画質が360Pにまで落ちてしまいました。
(何故か1280×720の動画をアップしたときはHDクオリティの720Pで再生が可能でした)

また、動画の前後の余分な部分をカットしたいのですが、動画をアップロード後に編集すると視点切り替えができなくなってしまうようです。

PanoPlazaのほうは比較的綺麗な画質で見ることができました。ただ、読み込みはすごく重いです。大分待たないとローディングが完了しないです。

VR動画の作成

YouTubeやPanoPlazaだとVR対応(画面を2つに分ける対応)の動画には変換してくれないので別のサイトで行います。

現状、この変換ができるのはLittlstarのみのようです。
Littlstarにアップロードしたのが下記の動画です。

HD動画にすると少し読み込みに時間がかかりますが、YouTube、PanoPlazaと比較しても一番使い勝手が良い感じはしました。

アップロードした動画をLittlstarの専用アプリで見てください。
VR対応機能がついており、VR対応モードにすると画面が2分されるので、スマホをcardboardに入れて見るとVR体験が可能です。

LittlstarのAndroidアプリはこちら
LittlstarのiPhoneアプリはこちら

ただ、アプリで見るとスマホを横にしても画面が横に切り替わってくれないのがタマにキズ。

横画面で見れたらいいのに…。

横画面で見れたらいいのに…。

以上が今回試したみて内容です。

誰かにVR動画を見せたいときは、THETA Sで撮影→PCで変換→Littlstarにアップ→Littlstarアプリで視聴という流れ。
パノラマ動画に関してはYouTube、PanoPlaza、Littlstarすべてで視聴が可能だが、一番とっつきやすいのはYouTubeかなと思います。

あくまで現状のツールでのやり方ですので、今後バージョンアップや新しい技術が生まれたら、また試して紹介したいと思います。

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トモ

Writer: 何十年も前からあるVRがようやく一般で広まりつつあるなか、課題は「ハード」と「体験」の2軸と思っています。これからリリースされる新しいVR機器を余すことなく紹介すること、そして体験したVRの良さを少しでも伝えることでVR市場の成長に貢献します。