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Unity、EditorVRコンテスト開催を発表。「XR Foundaition Toolkit」構想も明らかに - VR Inside

Unity、EditorVRコンテスト開催を発表。「XR Foundaition Toolkit」構想も明らかに

     

海外メディアVRFocusは、2017年2月28日の記事において、UnityのGDC2017における講演の内容を報じた。

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Unityユーザーに受け入れられたEditorVR

クロスプラットフォームなゲームエンジンを開発するUnityは、2017年2月27日から3月2日まで開催中のGDC2017において、キーノート講演を行った。

講演ではまず、同社が予定しているVR・ARテクノロジーに対する取り組みが、ロードマップとして説明された(トップ画像参照)。そのロードマップには、「クロスプラットフォーム対応」「物理エンジンのカスタマイズ」等が掲げられていた。

そして、同社が昨年アルファ版をリリースした新機能EditorVRにも言及された。同機能は、V空間内でゲーム開発ができるというものだ。

講演を行った同社Timoni Westによると、同機能がリリースされてから6,000回のダウンロードがあった、とのこと。

また、今後の同機能の開発の参考にするために、同機能を用いたゲーム開発に関するコンテストを開催することが発表された。同コンテンツの優勝者には賞金が贈られ、受賞作品は2017年5月1日と2日にアメリカ・ハリウッド近郊で開催された同社主催のVR・ARカンファレンス「Vission Summit 2017」で紹介される。

同コンテストの詳細は、近日中に明らかになる予定だ。

すべてのヒトに開かれたVR・AR開発ツール「XR Foundaition Toolkit」

同発表では、VR・ARコンテンツ開発のためのツール「XR Foundaition Toolkit」を開発することも述べられた。同ツールに関して、発表者のTimoni Westは、以下のように説明した。

「XR Foundaition Toolkit」とは、すべてのXR(VR・AR等を総称する表現)開発者のためのツールです。

それはプログラマーだけではなく、アーティスト、ディレクター、そのほかの没入的なコンテンツのデザインをするヒトたちすべてのためのツールです...

私たちは、インタラクションやロコモーション(移動処理のこと)、その他の必要となるすべての処理に関して、すべてのヒトにXRコンテンツを開発するための足がかりを提供したいのです。

同ツールは、XRコンテンツ開発をプログラミング言語の知識なしでも実行できるものとして構想されているようである。この非常に野心的なツールのアルファ版は、数ヶ月以内にオープンソースとしてリリースされる、とのこと。

「XRコンテンツ開発の民主化」を押し進めるUnityの今後の動向には、多いに期待できそうである。

UnityのGDC2017における講演の内容を報じたVRFocusの記事
https://www.vrfocus.com/2017/02/unity-announce-editorvr-contest-xr-foundation-toolkit-to-aid-developers/

GDC2017における講演の内容を報じたUnity公式ブログ
https://blogs.unity3d.com/jp/2017/02/28/updates-from-unitys-gdc-2017-keynote/

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吉本幸記

Writer: 千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com