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VIVE Trackerを天井のファンにくつけて気球ゲームを作ってしまった動画が斬新 - VR Inside

VIVE Trackerを天井のファンにくつけて気球ゲームを作ってしまった動画が斬新

        2017/04/26

海外メディアVRScoutは、2017年4月4日の記事において、VIVE Trackerを使って気球ゲームを開発した動画を紹介した。

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VIVE Trackerは、今年はじめに登場して以来、実に様々な応用例が報告されている。同メディアは、そんなVIVE Trackerの応用例のなかでも、極めて「独創的な」事例を紹介している。

ユーチューバーのiBrewsは、VIVE Trackerを使って気球を弓矢で撃ち落とすゲームを開発した。「気球を弓矢で撃ち落とす」というゲーム・コンセプト自体は、全くもって他愛のないものである。このゲームの独創性は、その開発過程にある。

VR空間内での気球の挙動を再現するにあたり、同氏はフクロにいれたVIVE Trackerを天井で旋回するファンにくくりつけて、その空中で旋回するVIVE Trackerの挙動を気球に見たてて、ゲームを開発したのだ。

こうして完成したゲームは、ときおり火を吹きかけてくる気球に向かって火矢を射ることで、この気球を撃ち落とすものとなった。

動画を見たら、こう思われるかも知れない。こんなクダラナイ方法をとらなくても、普通に気球の挙動をプログラミングすればいいではないか、と。

以上のような疑問に対しては、おそらく次のように答えることができるだろう。推測の域は出ないが、iBrews氏は天井のファンにVIVE Trackerをくくりつけるというアイデアから、気球を連想してこのゲームを作ったのだろう。つまり、とにかくVIVE Trackerを天井のファンにつけてブンブン動かしたかったのであって、その挙動を気球に使うことは二の次だったに違いない。

ともあれ、こうした「ネタ」的な使い方ができるのも、VIVE Trackerの応用範囲がケタ外れに広いからであろう。

VIVE Trackerを使って気球ゲームを開発した動画を紹介したVRScoutの記事
http://vrscout.com/news/developer-vive-tracker-battle-ceiling-fan/

VIVE Trackerを利用した関連記事ご紹介

記事:Oculus RiftにもVive Trackerを搭載できることが確認される

概要:VRデベロッパーが、Vive Trackerを使ってOculus Riftで手と足のトラッキングを可能にした記事である。かなり強引な方法ではあるものの、Viveと同様にOculus RiftでVive Trackerを使うこともできる事が証明された、かなり斬新ではあるが、Vive Trackerの可能性が感じれる内容ではないかと思います。

記事:Vive Trackerの初期生産分が早くも完売の人気

概要:Vive Trackerは販売から約2時間で全て完売された、Vive Tracker自体は開発者向けに販売されているアクセサリーなので、生産数は決して多くない可能性はあるとしても、2時間という時間は驚異的であり、どれだけ開発者が期待をしていたのかが伺えるのでないだろうか。

記事:HTCがVive Trackerで全身のトラッキングを行うコードを公開

概要:これは、HTC社が自ら公開した、Vive Tracker利用での全身トラッキングが可能な、コードをGitHubへ公開した、HTC社からもこのような開発者サポートするような動きもあり、開発者達が様々なアイデアを出し合い、想像をこえる利用方法が今後も増えていくると想像されている。

記事:VIVE Trackerを使ってDaydream Viewをルームスケール対応にする猛者現れる

概要:簡単にいうと、Vive TrackerをDaydream Viewに装着して、ユーザーのカラダの位置と動きをトラッキングできるようにしたという記事である。VIVE TrackerとVIVEのトラッキングセンサーを用いて、Daydream ViewをVIVEと同じようにルームスケールできるように改変したというのだ、上部の、紹介記事でOculus riftにも装着している内容を紹介したが、現段階では、Vive Trackerはなんでも叶える魔法のデバイスのような存在である。

記事:VIVE Trackerを使ったVRバッティング・トレーニングシステム「DiamondFX」登場

概要:これは、比較的想像しやすい利用方法の紹介です、リアルなバットにVIVE Trackerを装着する事で、VR空間上でバッドスイングを反映するというものである、ただ、これだけでVR上での野球体験の没入感は凄まじく向上することは言うまでもないと思うがどうだろうか?

幾つかの事例を記事とともに伝えてきましたが、『Vive Tracke』に関するアイデアや、その実際の実装内容は、まだまだ未知数であり、恐らく今後も想像を越えるものが登場すると思われる、そして実際にどんな『Vive Tracke』を利用した製品が登場するかも楽しみである。

VRInside編集長 村山

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吉本幸記

Writer: 千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com