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ソニー社長兼CEO発言「PSVRはソニーという名のボートを引き上げる」 - VR Inside

ソニー社長兼CEO発言「PSVRはソニーという名のボートを引き上げる」

        2017/04/26

海外メディアUploadVRは、2017年4月10日の記事において、ソニー社長兼CEOのPSVRに関する発言を報じた。

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同メディアは、2017年4月8日、海外メディアFinacial Reviewが掲載したソニー平井社長兼CEOに行ったインタビュー記事のうち、PSVRに関する発言を抜粋してして紹介した。

先週、同氏はソニーが手がける慈善事業に関係してオーストラリアを訪問し、同国訪問中に海外メディアFinacial Reviewのインタビューを受けた。

インタビューにおいて、同氏はソニー製品に対する思いを語っていたのだが、PSVRに関しては以下のように発言した。

ソニーは、VRコンテンツを制作するためのカメラを取り扱えるようなプロフェッショナルなビジネス部門を持っています。また、VRコンンテンツを展開するという観点から言えば、ソニー・ピクチャーズやソニー・ミュージックもあります。

ソニーとしては、VRにおける成功が重要なのは、その成功がビデオゲーム部門を助けるからではなく、(ソニー・ピクチャーズやソニー・ミュージックを含めた)まさにソニーという名のボート全体を引き上げるからなのです。

ソニーは、VRビジネスを推進している多くの子会社からさらに多くの利益を得ようとしています。というのも、ソニーはVR体験やその制作に関して、多様なアプローチができる部門をたくさん抱えているのですから。

以上のようなソニー社長兼CEOから発言からわかることは、同社はPSVRおよびVRビジネスをゲーム・ビジネスに限定して考えてはいない、ということだ。

同社におけるPSVRとVRビジネスとは、ゲーム・映画・音楽と多様なジャンルにおいてコンテンツを保有している同社のコンテンツ・ビジネス全体を、より進化したかたちでユーザーに届ける新世代のコンテンツ・プラットフォームと捉えているのではなかろうか。

これからは、ソニーが展開する全てのジャンルのコンテンツが、何らかのかたちでVRと接点を持つようになると見て間違いないだろう。

(追記 2017/4/11:本記事公開後、ソニー平井社長兼CEOの役職名と一部の表現を修正致しました)

 

プレイステーションVR(PSVR)製品紹介

「プレイステーションVR(PSVR)」は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発・発売しているVRヘッドマウントディスプレイ

動作させるためにはPCではなく、「プレイステーション4」が必要。また、ヘッドトラッキングやモーショントラッキングには「PlayStation Camera」を使用するため、「PlayStation Camera」を保有していない場合は「PlayStation Camera」が同梱された「PSVR」を購入する必要がある。

コントローラーには「プレイステーション4」に同梱されている「デュアルショック4」の他、「PlayStation Move」も対応。

PSVR対応ソフトは、主に「PlayStation Store」からダウンロード販売される。これに加え、市販の「プレイステーション4」向けゲームソフトの中にも、「PSVR」に対応したVRモードでプレイ可能なものが存在。

また、PSVRに対応していないゲームも、「シネマティックモード」としてPSVRのヘッドマウントディスプレイでプレイすることができる。

「シネマティックモード」は頭の動きに映像が連動するVR形式ではないものの、ヘッドマウントディスプレイの迫力と没入感を味わうことが可能。

さらに詳しい情報は以下からご確認ください。
http://vrinside.jp/psvr-detail/

項目 PlayStation VR PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
価格 \44,980(税別) \49,980(税別)
内容 PlayStation VR本体のみのパッケージ。PlayStation Cameraが同梱されていないため、あらかじめ保有しているか、別途購入する必要がある。 PlayStation VR本体にPlayStation Cameraを同梱したパッケージ。後は「プレイステーション4」があればVRゲームがプレイ可能。

ソニー平井社長兼CEOのPSVRに関する発言を報じたUploadVRの記事
https://uploadvr.com/sony-ceo-psvrs-success-lifts-sony-boats/

上記記事のソースとなったFinancial Reviewの記事
http://www.afr.com/technology/technology-companies/sony/sony-chief-kazuo-hirai-is-planning-for-the-postiphone-era-as-vr-finally-takes-hold-20170404-gvdcav

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吉本幸記

Writer: 千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com