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『VRの為に自作PCを組んでみたい』そんな人へお届けする組み方ガイド! - VR Inside

『VRの為に自作PCを組んでみたい』そんな人へお届けする組み方ガイド!

     

他とは違ったVR体験を楽しめるハイエンドVRデバイスのOculusVIVEはその本体に加え、高スペックなハイエンドPCを必要です。

PCを買いなおすという選択肢もありますが、PCを自分好みのVRゲーム特化で組む自作PCを考えている人なんかも多いのではないでしょうか。

そこで今回はVRゲームで遊ぶための自作PCの組み立て方をご紹介します。

自作PCのメリットとデメリット

まずはじめに、自作PCをする上でメリットとデメリットがあることを知る必要があります。

箇条書きで自作PCのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

・パーツが壊れたら、自分で治すことができる。

・メーカーの保証がない代わりに無駄な保障代金をかけずに済む

・自分の用途に合わせた特化型のPCを組むことができるので軽い

・拡張性が高く、あとからパーツを追加するのが容易になる。

デメリット

・メーカーPCやBTOより割高になってしまう場合がある。

・PCパーツの保証はあるが、PC自体の保証がない。

・組み立てに時間がかかる。

・PCのOSインストールやハードウェアの知識が必要になってくる。

と、このようにメリットデメリットがあり、VR向けのBTOのPCなどは各BTOメーカーが売り出しているので、自作のほうに魅力を感じた場合のみ自作PCを始めてみましょう。

PCの知識が全くない!という人なんかは、とりあえずドスパラ等のBTOのPCを自分で組んで自作の基本を覚えてから、自作に手を出してみるのもおすすめです。

PCの中身ってどうなってるの?パーツ構成をご紹介

PCのパーツは大きく分けて8つほどあります。
まず

・マザーボード
・CPU
・ハードディスクまたはSSD
・メモリ
・グラフィックボード
・電源
・ケース
・光学ドライブ

これらを順に説明しますと

マザーボード

マザーボードはPCのすべてのパーツをつなぐいわば人で例えると身体の部分です。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

マザーボードには規格があり、CPUやメモリ、グラフィックボードにこだわる場合、それらに対応したコネクタがついているマザーボードを選ぶ必要があります。
また、厄介なのはCPUとマザーボードであり、使うつもりのCPUにマザーボードのチップセットを合わせないとコネクタのピンの数が合わないなんてことになってしまいます…。

CPU

CPUはintelなどで有名なPCの計算処理を行う言わば頭脳の様なところ

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引用元:http://www.intel.com

CPUのスペックがPCの計算の速さを決定づけますが、ハイスペックパソコンが必要といわれているVRなのですが、CPUに限ってはミドルクラスのCPUでも大丈夫です。

理由はVRでは後述のグラフィックボードの処理のほうに負担がかかるからです。

ハードディスクまたはSSD

ハードディスクはPCの記憶領域で、ゲームのデータや画像ファイルなどを保存するところです。
人間の脳の記憶域の様なところ。近年ではSSDというハードディスクよりも容量は小さいですが読み込みが早いドライブも登場しました。

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引用元:https://www.wdc.com/

ゲームのロードやOSなど起動を早くしたいなら、SSDを使い、動画ファイルなどの容量の大きくなるデータをハードディスクに入れるなど分けて使うこともできます。

メモリ

メモリはPCの一時的な記憶を保存しておく場所です。

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引用元:http://www.crucial.jp

メモリの容量がPC内で一度に開けるウィンドウの数を決めてくれ、大きければ大きいほど一度に重いページやたくさんのページを開くことができるようになります。
たとえるなら、PCのメモリの大きさは作業台やデスクの大きさの様なものです。

グラフィックボード

VRゲームをやるうえで最も手が抜けない部品がグラフィックボードです。

実はグラフィックボードがなくてもPCは動きます。

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引用元:http://www.palit.com

ですが、グラフィックボードはその名の通りPCの映像処理をCPUの代わりに行ってくれるパーツで、これが無いと映像処理に一番力を使うVRゲームは動きません。

CPUの処理がそこまで負担がかからないのはグラフィックボードのGPUが代わりに処理をしてくれるからなのです。

電源

電源はその名の通りコンセントにつないだ電気を各PCパーツに送り込んでくれるパーツです。

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引用元:http://www.corsair.com

電気容量に500wや600wと大きさによって値段が変わり、PCパーツの負荷電力を調べ合計値を上回る容量の電源を組まなければいけません。
人間で例えるとマシンの心臓部にあたる部品なのでこのパーツをケチったりすると後々他のパーツがダメになってしまったり痛い目に合ってしまいます。

ケース

ケースはPCの外観です。見た目がカッコいいのを買うとよいでしょう。
また、見た目だけではなくケースの大きさがPCのパーツの入る量を決めてしまいます

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引用元:https://www.in-win.com/en

共通の企画としてマザーボードとそれを入れるPCケースの規格にはATXとmicroATXというものが存在し、すごいざっくり説明するとATXのほうが大きくて強いです!
大きいマザーボードが入れられればそれだけ多くのパーツを積むことができるのでケースもそれに応じて大きなATXのものにする必要があります。

光学ドライブ

光学ドライブはCDやDVDを読み取る部分です。
VRゲームはほとんどがダウンロード販売であるため必要になることは少ないですが、OSのインストールに使用するので必要な部品です。

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引用元:http://www.lg.com/

また、Blu-RayやDVDを見たい人には対応したドライブを購入する必要があります。

VRを快適にプレイするのに必要なスペック

さてPCパーツについてわかったところで気になるのはVRで遊ぶのに必要なパーツ、VR特化のPCを組む為の、各社VRデバイスの必要スペックですね。

この必要スペックをクリアしない限りはVRデバイスやVRゲームは起動しません。よく見てパーツの購入を検討しましょう。

Oculus RIfftの必要スペック

GPU(グラフィックボード):NVIDIA GeForce GTX 970 以上
CPU(プロセッサ):Intel Core i5-4590 以上
メモリ:8GB 以上
ビデオ出力: HDMI 1.3

USBポート:USB3.0×3、USB2.0×1

HTC VIVEの必要スペック

グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 970 以上
CPU Intel Core i5-4590 以上
メモリ 4GB 以上
ビデオ出力 HDMI 1.4 or DisplayPort1.2
USBポート USB2.0×1

つまり、要求スペックの高いoculusを基準にPCを組めばどちらのVRデバイスでも遊べるPCが組むことができますね。

実際に組んでみよう!

CPUの取り付け

CPUをマザーボードに取り付けましょう。マザーボート中心にあるソケットカバーを開きCPUを取り付けます。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

ソケットカバーを開くには横のレバーを引きましょう。
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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

CPUの向きが隅のマークで確認できます。向きを間違えないように差し込みましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

取り付け、カバーを戻したらCPUの取り付けが完了です。静電気にも弱い繊細な部分なので慎重に向きにも気を付けて作業しましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

CPUファンの取り付け

CPUは動かすと非常に熱を持つパーツです。上では紹介しませんでしたが、重要なパーツの一つです。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

CPUの冷却が正しく行われていないと熱暴走の原因にもなるので注意が必要です。

メモリを取り付け

メモリの取り付けは比較的に簡単で差し込むだけなのですが、ずれたりするとショートの原因になりますのでカチンと音がするまでしっかりと押し込みましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

マザーボードをケースに組み付けよう

いよいよ形ができてきました。ケースにマザーボードや電源を取り付けましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

ねじは6か所、マザーボードやケースに付属しています。しっかりねじを締めないと後でエラーが出ます…。

グラフィックボードの取り付け

ケースのパネルをねじで外します。
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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

グラフィックボードの取り付けはマザーボードとケースの取り付けの後にしましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

コチラもメモリの取り付け同様に拡張スロットに差し込むだけですが、グラフィックボードの種類によっては下記のコネクタ接続の場面で外部電源が必要な場合もあります。

光学ドライブの取り付け

続いて光学ドライブをケースに取り付けマザーボードにATAケーブルで接続しましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

まずはケースの光学ドライブ用の5インチフロントベイに取り付けます。ケースによってはプラスチックのカバーがついているので外しましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

ケーブルの種類を間違えないようにしましょう。左が電源ケーブルで右がマザーボードにつなぐシリアルATAケーブルです。

SSDの取り付け

3.5インチベイにハードディスクまたはSSDを取り付けましょう。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

写真の様にSSDの場合SSDに付属した2.5インチ→3.5インチ変換マウンタに取り付けてから3.5インチベイに取り付けます。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

ケースに取り付けたら光学ドライブと同様に電源ケーブルとシリアルATAケーブルを接続します。

各種コネクタ、スイッチ類を取り付けて作業完了!

最後に電源コネクタとマザーボード電源スイッチなどをマザーボードの説明書やグラフィックボードの説明書通りに接続したら完成です。

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引用元:http://shop.tsukumo.co.jp/special/140820a/

この後、OSのインストールがあるのですが、説明が長くなるのとOSのインストールは比較的新しいwindowsだと簡単だということで割愛させて頂きます。

PCショップのドスパラのわかりやすい組み立て動画!

最後に非常に自作PCの組み立ての動画でわかりやすい動画を見かけたので紹介します!

コチラはパソコンパーツやBTOも行っている専門店の「ドスパラ」さんの公式動画です。

組みたて後の面倒な配線の処理なんかも丁寧に解説してくれているのでわかりやすく、助かります。

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Writer: フラッシュ黄金期にゲームや映像に魅せられ、趣味でバンドのミュージックビデオや映像を作成しながら音楽も作っていたりしています。 芸術、文化、社会的な側面からVRという新媒体を見守り、新しい情報やゲームを紹介していきます。