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Gear VRはスマホを差しこまないようになる?Samsungがクラウドコンピューティング企業を買収

2016/07/14 10:19

スマートフォン装着型のVRヘッドセットで他社を先行するSamsungは、今月クラウドコンピューティングカンパニーのJoyentを買収しました。 SamsungもAmazonやGoogleのようにクラウ ...

スマートフォン装着型のVRヘッドセットで他社を先行するSamsungは、今月クラウドコンピューティングカンパニーのJoyentを買収しました。

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SamsungもAmazonやGoogleのようにクラウド系のサービスを開始するのか…と思いきや、どうもその目的は「VRに関わるソフトウェアやサービス」の開発にあるようなんです。

なぜクラウド・コンピューティングの会社を買収したのか

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現在のGear VRも装着したSamsung製のスマートフォンを通じ、インターネット上のさまざまなVRコンテンツにアクセスできます。

これもある意味クラウドなんですが、同社のモバイル分野のチーフ・テクノロジー・オフィサーを務めるInjong Rhee氏いわく、「VRヘッドセットはよりインターフェイス・デバイスになる」と発言しています。

これはつまり、VRヘッドセットでのよりリッチな視覚体験が可能になることを意味しそうです。

またさまざまな処理をクラウド上で行なうことで、よりグラフィカルな表示を行いながらもスマートフォンの消費電力を抑える、などの効果も期待できます。

クラウドでVRの世界はもっとグラフィカルに?

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ネットワークでの処理によるリッチなグラフィック…と聞いて思い出されるのが、PlayStation 4とPS Vitaを組み合わせた「リモートプレイ」です。

このリモートプレイではPlayStation 4の豊かな処理能力を活かし、高品質なグラフィックを手持ちのゲーム機で楽しめます。これはまさに携帯ゲーム機の「インターフェイス・デバイス化」と呼べるでしょう。

一方現在のVRヘッドセットといえば、ほとんどの処理をスマートフォンで行なうために発熱や駆動時間の短さが問題となっています。その問題はGear VRとGalaxyシリーズのスマートフォンの組み合わせでも例外ではありません。

もしクラウド上で高品質なグラフィック処理を行い、それをネットワークでGear VRに配信することができれば、よりスマートフォンの発熱を抑え長時間のVR体験が可能になります。

このように一見関係の薄そうなクラウド・コンピューティングとVRヘッドセットですが、組み合わせることで大きなメリットをもたらしてくれそうです。

 

Joyent公式サイト
https://www.joyent.com/blog/samsung-acquires-joyent

ソニー公式サイト
http://www.jp.playstation.com/ps4/hardware/game/

参照元URL:http://uploadvr.com/samsung-joyent-mobile-vr/

塚本直樹


ジャーナリストとして常にテック企業のイノベーションやスタートアップ企業のプロダクトを追い続けている。 VR業界はこれからガジェット業界で最も伸びる分野、得意とする情報収集を生かして、VRに関する最新ニュースを漏れなくお届けします。 塚本直樹ツイッターアカウントはこちら

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