VR Inside

VR/AR/MRの未来を創るビジネスニュースメディア

ジロジロ見たくなる360度が意味ある番組が目白押し!コロプラの360Channel体験レポート

2016/05/26 11:29

ジロジロ見たくなる360度が意味ある番組が目白押し!コロプラの360Channel体験レポート

コロプラは、100%子会社である株式会社360Channelがオリジナルの360度動画を配信する新サービス「360Channel(サンロクマルチャンネル)」を5月26日開始した。

360chunnel

360Channel

360Channelは「360度動画のテレビ局」をモットーに、テレビ番組制作や広告映像などを手がけてきたプロの編集スタッフとスティッチ作業をこなす専門部隊が手がける360度自由に視点切り替え可能な動画を配信していくサービス。

プロが番組を制作する

CGMではなくプロが番組を制作する

サービス開始にあたり、「バラエティ」「旅行」「ライブ」「パフォーマンス」「体験」「ドキュメンタリー」の6カテゴリーのチャンネルから、合計20コンテンツを超えるオリジナル動画を提供する。

チャンネルにはお笑いコンビ「チュートリアル」などの人気タレントからブレイク目前のアイドル、一芸を極めたパフォーマーの方々など豪華なキャストが出演している。

チャンネル概要

チュートの真夜中にヤリたい事!グラドルガチ誘惑グランプリ

チュートリアル、ナジャ・グランディーバ、葉月あや、柳いろは、天木じゅん、葉加瀬マイが出演。
360度動画のバラエティ番組。美女たちが男を誘惑するマル秘テクニックを実演し、チュートリアルが採点する。
sss000

日本の旅

日本各地の美しい風景や人気の観光スポットを紹介する旅番組。
リリース段階では東京・静岡・福井・岡山が誇る美しい風景や人気スポットを紹介。
sss01

発掘次世代アイドルLIVE

ブレイク目前の次世代を担うアイドルの超満員LIVEを特等席で鑑賞できる。リリース段階では「神宿」の熱狂パフォーマンスを360度で体感できる。
sa01

パフォーマーズ~達人~

鳥肌モノのパフォーマンスを目の前で体感できる番組。
sa02

ANA機体工場見学

東京国際空港(羽田)にある「ANA機体工場」では、ボーイング777をはじめ、ボーイング787、ボーイング767など大型機、中型機がどのように整備されているのかを実際に見ることができる。
sss003

熊本地震~被災地の記憶~

2016年4月14日に発生した「平成28年熊本地震」。発生から約10日後の熊本県各地を360度カメラで取材。大規模地震に直面した町とそこに住む人々の記録。
sss004

360Channel体験取材

col05
360Channelの体験と記者発表のため、コロプラ本社に駆けつけました。

数十社以上のメディアが集い、サービスに対するさまざまな質問が飛び交いました。
当メディアからのインタビューと併せてご紹介します。

――マネタイズはどのようにしていくのでしょうか?
当面はユーザには無料でサービス提供して定着化を狙うため、番組にスポンサードを収益源とします。

――動画コンテンツの更新ペースはどのようになりますでしょうか?
具体的な配信本数などはないが、ユーザに視聴習慣がつく程度の配信をしていきます。

――今後、映画などの配信はありますか?
具体的なことは申し上げられませんが、映画配給会社からの引き合いはあります。

――360チャンネル運営スタッフは何名でしょうか?
全ては公表できませんが、スティッチ部隊は10数名です。

――海外向けの番組制作は予定としてありますか?
当面は予定がございません。

――デバイスごとの性能に特化したコンテンツの制作は検討しておりますでしょうか?
まずは映像を見やすく再生させること、使いやすいUIといった点に注力しております。

――動画は視聴に限らずインタラクティブな要素は今後取り入れますでしょうか?
現時点では視聴のみですが、将来的にはインタラクティブな要素も取り入れたいです。

――Daydreamへの対応はしますでしょうか?
対応したいと思っています。

――現状、プロが制作する動画の配信ですが、今後CGMへの移行はありますでしょうか?
ほぼないと思います。

――立体視への対応はされますでしょうか?
立体視に関しては現状、向き不向きがあるので当面は平面でやっていきます。
立体視の技術進化に伴い、対応を検討していきたいと思います。

――生放送配信の計画はありますでしょうか?
あります。現段階では難しいので体制が整い次第やっていきたいです。

――アニメーションコンテンツは用意されますか?
用意したいと考えています。

――1本あたりの番組の長さはどのくらいでしょうか?
チャンネル内容にもよりますが、1つの動画は5分~10分程度となっております。

――動画のキーワード検索機能などがないようですが、対応の予定はありますでしょうか?
開発段階では検討はしておりました。動画の配信数も多くないため、使いやすさを重視して機能は削りました。
ほかタグ機能などもありましたが、こちらも削りました。

360Channelを実際に体験

360Channelを実際に体験

Gear VRで体験

記者発表のあとは別室で360ChannelをGear VRとOculus Riftを用いての体験しました。

Gear VRは基本的には見たいコンテンツやセレクトボタンに視点を集中させて実行していきます。

Gear VRで体験

動画を途中で中断し、別のチャンネルを見たい場合もGear VRの再度についているボタンで中断、他チャンネルの動画の選択へ移動することができた。

Gear VRのサイドにあるボタンで番組途中に中断やチャンネル一覧に戻ることができる

Gear VRのサイドにあるボタンで番組途中に中断やチャンネル一覧に戻ることができる

動画の先送りもGear VRのサイドのボタンを押し、セレクト画面からできた。

360Channelのトップページ

360Channelのトップページ

チャンネルカテゴリのアイキャッチ画像は大きめの作りで見やすい。チャンネルカテゴリを入ったあとも整理された動画のアイキャッチが並んでいる。

また、ボタンや画像を選択したとき、選択した感を演出する高音の効果音が流れるので分かりやすく、ゲームをするかのような楽しさも少しある。

肝心の動画は「360度にする意味」がしっかりと与えられた内容になっていた。

バラエティではアイドルに部屋で迫られる擬似体験がしっかりとでき、アイドルのライブ動画では観客最前列からの視点とアイドルユニットのセンターからの視点両方が堪能できる絶妙の設定。

ANAの工場見学や熊本地震の被災地の動画では、気になる細部をジロジロと見ることができた。

Oculus Riftで体験

Oculus Riftで360channel

Oculus Riftのほうは選択画面の表示や決定などリモコンも使って操作する。

Gear VRよりも視野が広いので没入感もあり、解像度も高く感じた。

はじめにバラエティカテゴリの番組「チュートの真夜中にヤリたい事!グラドルガチ誘惑グランプリ」を視聴したが、部屋の中でホットパンツ姿のアイドルのお尻が目の前に現れて本当にドキッとしました。

疑似体験をよりリアルにしたいならやはりOculus Riftではないでしょうか。

体験の様子を動画にしました

体験を終えてみて、動画は探しやすく遷移も分かりやすい。

肝心の内容は及第点。360度自由に視点切り替えができるのは楽しいものの、場所自体が移動できるわけでバラエティ番組は少し「間」が長いと感じる場面もありました。

見学動画などは時間の経過とともに360度視聴できる場所を切り替えているので上手いと感じた。
あとはそれぞれのカテゴリのコンテンツの幅が広がってくると嬉しいかぎりです。

個人的にはスポーツが見たいところだが、定点で撮影するため、導入するとなると相撲やボクシングなど狭いスペースでやる競技に絞られそうで、その場合もカメラを置く位置に課題が生まれそうだ。

今後も機材の進化していくと思われるので、それに合わせて番組カテゴリやチャンネルの幅も広がっていくことが期待される。

360Channel
http://corp.360ch.tv/
© 2016 360Channel, Inc.


何十年も前からあるVRがようやく一般で広まりつつあるなか、課題は「ハード」と「体験」の2軸と思っています。これからリリースされる新しいVR機器を余すことなく紹介すること、そして体験したVRの良さを少しでも伝えることでVR市場の成長に貢献します。

最新ニュースを読む