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AppleもARに興味津々? 広視野なヘッドセット特許を取得

2016/08/31 16:17

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テクノロジー各社がVR/AR分野への参入を発表する中で、なぜか沈黙を保っているApple。しかし、同社も黙って状況を見ているだけではなかったようです。Appleは新たに、「広視野なARヘッドセット」に関する特許を取得しました。

2012年に出願されたこの特許は「ヘッドマウントディスプレイに関する周辺技術」として、イメージを光学的に反射させて視野に届ける技術が解説されています。光を透過させる透明なバイザーやプレートを利用するこの仕組は、MicrosoftのARゴーグル「HoloLens」にも少し似ていそうです。

また目の前には「Large Eye Motion Box」という仕組みが設置され、これにより広視野を実現しているものと思われます。

現在市場に登場しているVRヘッドセットは目の前をすべてディスプレイで覆うことで仮想世界を表現しています。しかしPokemon GOのようなARゲームが世界で大ヒットしているように、仮想世界と現実世界を結びつける「AR」にはより大きな可能性が期待されています。イノベーションを得意とするAppleのこと、きっとVRだけでなくARの研究にも力を入れているのでしょう。

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また今回の特許以外にも、Appleはスマートフォンを差し込む「VRヘッドセット」の特許を取得しています。こちらはおそらくiPhoneを差し込むことで、気軽にVRを体験できるシステムのようです。

VR/ARヘッドセットは始まったばかりの分野で、VRではグーグルの「Daydream」というプラットフォームが登場しましたが、ARでは各社手探り状態です。いまいちVR技術に興味が薄いようにも思えるAppleですが、もしかしたら「本命はAR」だと睨んでいるのかもしれませんね。

参考元URL:http://www.roadtovr.com/apple-granted-patent-for-high-field-of-view-ar-display/

塚本直樹


ジャーナリストとして常にテック企業のイノベーションやスタートアップ企業のプロダクトを追い続けている。 VR業界はこれからガジェット業界で最も伸びる分野、得意とする情報収集を生かして、VRに関する最新ニュースを漏れなくお届けします。 塚本直樹ツイッターアカウントはこちら

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