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映画「ブレードランナー 2049」のVRコンテンツがリリース。さらに2コンテンツを追加リリース予定

2017年10月に公開予定の映画「ブレードランナー 2049」のVRコンテンツが7月21日にリリースされる。Gear VRに対応している。同映画公開時には、さらにふたつのVRコンテンツがリリースされ、Oculus Riftにも対応する。

海外メディアUploadVRは、映画「ブレードランナー 2049」のVRコンテンツがリリースを報じた。

映画「ブレードランナー 2049」のダークな世界観を反映したVRコンテンツ

同メディアによると、2017年10月27日公開される映画「ブレードランナー 2049」のVRコンテンツが2017年7月21日リリースされる。対応VRヘッドセットは、Gear VRを予定している。

同VRコンテンツのトレーラー動画を見る限りでは、映画で描かれているダークな未来社会の雰囲気が色濃く感じられるものとなっている。また、映画で描かれているフライング・タクシーに搭乗するVR体験もできるようだ。

同映画の関連コンテンツは、2017年7月20日から23日までアメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで開催されるサブカルチャー・イベントComic con 2017の会場にインスタレーションが展示されている。

また、今年10月の同映画の公開時には、さらにふたつのVRコンテンツがリリースされる予定だ。このふたつのVRコンテンツの対応VRヘッドセットは、Gear VRとOculus Riftになる、とのこと。

「ブレードランナー」と「ブレードランナー 2049」について

映画「ブレードランナー 2049」は、映画「ブレードランナー」の後日譚を描いた作品だ。

1982年に公開された「ブレードランナー」は、SF映画史上において重要な作品のひとつという評価を与えられている。というのも、同映画は「サイバーパンク」小説の古典「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の世界観を、見事に映像化して後世のSF映画に多大な影響を与えたからである。

同映画を監督したのは映画「エイリアン」を監督したリドリー・スコットである。同氏は、「エイリアン」と同映画に対する評価によって、映画監督としての名声を不動のものとした。

「ブレードランナー 2049」は、前作「ブレードランナー」から30年後の2049年を舞台としている。リドリー・スコット氏は監督ではなく製作総指揮を担当し、監督は映画「メッセージ」を監督したドゥニ・ヴィルヌーヴが務めている。また、前作で主演したハリソン・フォードも出演する。

今後公開されるハリウッド大作映画とVRコンテンツ

最近では、ハリウッド大作映画の公開に合わせてVRコンテンツがリリースされるのが当たり前になった感がある。以下では、今後公開予定のハリウッド大作映画の関連VRコンテンツを紹介する。

Spider-Man: Homecoming VR

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「Spider-Man: Homecoming VR」は7月7日(日本公開は8月11日)に公開されるスパイダーマンシリーズ最新作、Columbia Picturesの「Spider-Man: Homecoming(スパイダーマン: ホームカミング)」をベースにしたマルチプラットフォーム対応のVRコンテンツだ。

AIユニットが搭載された新しいスパイダーマンスーツに身をつつみ、プレイアーはウェブシューティングで糸を飛ばし、ニューヨークシティ上空を滑空しながらVulture(バルチャー)との闘いを繰り広げることができる。

7月(日本では8月)への映画公開に向けて6月30日に、PlayStation VR、HTC Vive、Oculus Riftなどのメジャープラットフォーム対応でリリースされる。価格は無料だ。

本メディアでは、同VRコンテンツのレビュー記事を掲載した。レビューの詳細はこちらを参照。

Save Every Breath: Dunkirk VR Experience

2017年9月9日に公開される映画「ダンケルク」の世界をVR化した「Dunkirk VR Experience」は3つのパートで構成されており、それぞれ劇中の印象的なシーンをVRで表現している。

コンテンツは現在YouTubeにフルバージョンがアップロードされており、第二次世界大戦中のフランスの陸海空を舞台にした原作映画の雰囲気を描き出している。

同コンテンツで特徴的なのは、5分足らずの本コンテンツにはスピード感あふれる戦闘シーンやカオスシーンはほとんど登場せず、スローな雰囲気が重視されている点だ。

戦闘中に銃撃を受けて海中に沈んでいく兵士や、敵の攻撃を受けて海に墜落する戦闘機パイロットの一人称視点、敵の攻撃に備えているも戦意喪失した兵士たちなど、みなスローモーションで再生され、陰鬱とした雰囲気の中にある種のインパクトを生み出している。

「Dunkirk VR Experience」はYouTube 360の他にも、Facebook 360、LIFE VR、HTC VIVE、Samsung VRその他主要ヘッドセットメーカーからも公開されている。

Alien: Covenant In Utero

「Alien: Convenant In Utero」はリドリー・スコット監督が立ち上げたVRスタジオであるRSA VRの最初の360°VRプロジェクトで、新エイリアン、Neomorph誕生の瞬間に立ち会う、悪夢のような恐怖のコンテンツだ。

プレイヤーはNeomorph の最初の記憶を通して、エイリアンの世界をバーチャル空間で体験できる。

エイリアンシリーズ監督のRidley Scott氏がプロデュースし、David Karlak氏が監督するこの新VRコンテンツは、エイリアンシリーズの世界を今までにない角度から見ることができる。

同コンテンツは、引用したYouTubeのアップされた360°動画のほかにも、Oculus RiftとSamsung Gear VR対応のOculus Videoアプリで配信中だ。

2017年内には、日本にIMAX VRセンターが上陸する予定でもあるので、ハリウッド大作映画の関連VRコンテンツのリリースは今後も続くだろう。

映画「ブレードランナー 2049」のVRコンテンツがリリースを報じたUploadVRの記事
https://uploadvr.com/check-trailer-blade-runner-2049s-vr-experience/

吉本幸記


千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com

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