Daydreamまとめ!対応スマホやVRアプリなど詳細情報を紹介!
2019/08/09 20:00

Googleが提供しているVRプラットフォーム「Daydream」。
Googleが提供しているハイクオリティなVRコンテンツなどが楽しめると言われていますが、具体的にはどのようなことが楽しめるのでしょうか?
そこで今回は、Daydreamの対応機種や、配信アプリなどDaydreamについての詳細情報を紹介します。
目次
Daydreamとは?
DaydreamはGoogleが高品質なVR体験を提供するために立ち上げたVRプラットフォームです。
・OS
・デバイス
・アプリケーション
の3つの要素を全て最適化しています。
Daydreamで利用できるスマホやVRゴーグルを限定することにより、快適でハイクオリティなVR体験を実現しています。
Daydream対応スマホ
Daydreamを利用するには、「Daydream Ready」の認証を受けた高性能スマートフォン(Android)が必要となります。
Daydream Readyの認証を受けているスマホは
・Samsung Galaxy S8 / S8+
・Samsung Galaxy Note8
・LG V30
・ASUS ZenFone AR
・Google Pixel 2
・Google Pixel
・Motorola Moto Z 2 Force
・Motorola Moto Z
・Motorola Moto Z Force
・HUAWEI Mate 9 Pro
・HUAWEI Porsche Design Mate 9
となっています。
ちなみに、Daydream Readyの認証は
・残像の少ないディスプレイ
・ハイスペックなプロセッサ
・遅延の少ないセンサ搭載
という3つの基準をクリアしたスマホに与えられます。
Daydream専用VRゴーグル「Daydream View」とは?
Daydreamを利用するには、スマホの他に「Daydream View」という専用のVRゴーグルが必要です。
Daydream対応スマホをVRゴーグル「DaydreamView」セットすることで高品質なVR体験を楽しめます。
Daydream Viewの大きな特徴としては、
・快適な装着感
・スマホの発熱対策
・操作しやすいコントローラー
があります。
快適な装着感
Daydreamは通気性の良い布で作られているので、軽くて使い勝手の良いになっています。
また、バンド方式での装着なっており、ベストな装着感への調整が簡単にできます。
さらに上部のヘッドバンドは取り外しもできるので、髪型が乱れが気になるという人も安心です。
発熱対策
Daydream Viewは利用時に徐々に怒るスマホの発熱対策として、スマホ装着部分に放熱を促すヒートシンクを備えています。
スマホの発熱を抑え、熱による処理能力が落ちを防ぎます。
操作しやすいコントローラー
Daydream Viewには専用のコントローラーが同梱されています。
ワイヤレスのBluetooth接続なのでVR体験の邪魔をせず、操作のしやすいコントローラーとなっています。
Daydream ViewのコントローラーはUSB(Type-C端子)による充電式なので、サイズもコンパクトで別途電池などのコストがかかることがありません。
Daydream Viewはどこで買える?
Daydream ViewはGoogleストアで購入することができます。
発売当初こそ国内販売はされていませんでしたが、2017年7月から日本でも購入することができるようになりました。
価格は12,000円で、選べる色はチャコールのみとなっています。
スタンドアロン型VRヘッドセットLenovo Mirage Soloも対応
DaydreamはLenovoのスタンドアロンVRゴーグル「Mirage Solo with Daydream」にも対応しています。
Mirage Solo with Daydreamは、スマートフォンやPCを必要としないスタンドアロン型のVRゴーグルです。
外部センサーを必要とすることなく全身の動きもトラッキングできるため、現実の動きをダイレクトにVR空間に反映することができます。
Mirage Soloを使えば、Daydreamで提供される高品質VRをさらに直感的に楽しめます。
関連記事→Mirage Solo情報まとめ!Lenovoの最新スタンドアロンVRゴーグル「ミラージュソロ」を徹底紹介!
Daydreamではどんなことができる?対応アプリをご紹介!
Daydreamでは、他のVRプラットフォームと同じように、VRゲームやVR動画視聴などのVRアプリを楽しむことができます。
そんな多数のDaydreamアプリの中から、おすすめアプリを4つ紹介します。
①Eclipse:光のエッジ
ジャンル:アドベンチャー
価格:980円
言語:日本語対応あり
「Ecripse:光のエッジ」とは、謎の星を探検し隠された秘密を解き明かしていく壮大なストーリーが特徴のアドベンチャーゲームです。
テレポート移動のない完全ロコモーション方式の移動なので、神秘的な星や遺跡の様子をじっくり体験することができます。
Daydreamを代表するゲームアプリの一つです。
②Googleストリートビュー
ジャンル:旅行&地域
価格:無料
言語:日本語対応あり
Googleの提供するVR体験というとGoogle Earth VRを期待するところですが、Google Earth VRはHTC ViveとOculus Riftのみにしか対応していません。
しかし、「Googleストリートビュー」アプリをインストールすることで、DaydreamでもGoogle Earth VRと同じ体験を楽しむことができます。
VR空間で行きたいスポットへすぐに飛んでいくことができ、建物や観光名所のスケール感そのままに体験することができるのが特徴です。
③The Arcslinger
ジャンル:アクション
価格:380円
言語:日本語対応なし
伝説の名銃エンジェル・ハートを託された主人公がギャング達と銃撃戦を繰り広げる一人称ガンシューティングゲームです。
Daydream独占のオリジナルストーリーとステージで、Daydreamコントローラーを駆使しながら世界を救うガンマンとして戦います。
④Avakin Life
ジャンル:シミュレーション
価格:無料
言語:日本語対応なし
アバターを通して、VR世界で理想のライフスタイルを楽しむことができるのが「Avakin Life」です。
単に仮想現実での生活をシミュレーションできるだけではなく、世界中のユーザーと友達になったり、チャットを楽しむこともできます。
Daydreamのこれから
GoogleによるVRプラットフォームとしてスタートしたDaydreamですが、現状伸び悩んでいる印象があります。
というのも、スマホもヘッドセットも対応する機器が少ないため、なかなかユーザーとアプリやゲームなどのコンテンツが増えず勢いが無いように感じるからです。
しかし、スマホによるクオリティの高いVR体験というDaydreamのコンセプトは、依然VRユーザーの需要に合うものと思います。
そのため、これからDaydreamのさらなる普及に向けて、対応デバイスの拡充がまずは求められるのではないでしょうか。
まとめ
DaydreamはGoogleが提供するだけあって、非常にクオリティの高いVR体験ができるプラットフォームです。
しかし、対応するデバイスが少ないこともあって、日本のVRユーザーの間ではまだまだマイナーな印象があります。
それでも、Daydream Viewが国内販売が始まり、Daydream対応のVRヘッドセットMirage Soloが発表されたこともあって、日本国内でもじわじわとユーザーを増やしているようです。
新たな対応ヘッドセットが発表されれば一気にユーザーを拡大していけるだけのポテンシャルを秘めているので、今後のDaydreamの展開に期待したいですね。
↓こちらの記事も読まれています↓
■スマホでVRを手軽に楽しむ方法!おすすめVRゴーグルからアプリまで徹底紹介!

筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。