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HoloLensのビジネス活用事例多数 ALL engineers向けイベント「de:code 2017」、MR領域にフォーカスしてご紹介 - VR Inside

HoloLensのビジネス活用事例多数 ALL engineers向けイベント「de:code 2017」、MR領域にフォーカスしてご紹介

        2017/09/12

5月23日(火)~5月24日(水)に渡り、開催される日本マイクロソフト社主催の開発者向けイベント「de:code 2017」。

マイクロソフト社が提供する様々なテクノロジーに関連する最新情報や事例を紹介するリアルイベントで、有償にも関わらず、毎年2,000人を越える開発者が参加している。

今年はAIやIoT、モバイルなど全11トラック、150セッションで構成されているが、特にAI、そして" Mixed Reality "分野をイベントの柱として置いている。

Mixed Realityと言えば、昨今日本でも話題のMRデバイス「HoloLens」。日本でも昨年、12月よりプレオーダーを開始し、既に出荷も行っている同デバイスだが、日本の開発者達の熱はとにかく高い。

既に渋谷・福岡・仙台・大阪の4拠点で有志による "HoloLens Meetup" が開催されており、東京開催の第2回となる" Tokyo HoloLens ミートアップ vol.2 "は日本マイクロソフト社と共同でを開催し、120名以上の方が参加したようだ。

このように、開発者が熱い視線を送るMRデバイス「HoloLens」。だからこそ、「de:code 2017」ではどんな話が聞けるのか、気になるはず。

そこで本記事では、Mixed Realityセッションにフォーカスし、実際にどのような話を会場で聞けるのか日本マイクロソフト株式会社 プリンシバルテクニカルエバンジェリストの高橋 忍氏とマーケティング部 金尾 卓文氏にお話を伺ってきた。

左:金尾氏 右:高橋氏

左:金尾氏 右:高橋氏

 

HoloLensの父 "Alex Kipman" が登壇!

---- de:code 2017の軸となるトラックはどの分野に置いているのでしょうか?

高橋氏:今年は、AIそしてMixed Realityを軸として考えています。その一つの目玉が、HoloLensの父こと「Alex Kipman」が来日し、キーノートに登壇する点ですね。

また、HoloLensに関連する情報はWindows Client & Mixed Realityと言うトラックに属するのですが、全15セッションのうち、5セッションがHoloLens関連と、かなり我々としても力を入れています。

 

---- どのような内容をお話いただく予定でしょうか?

高橋氏:私も登壇する予定なので、まず自身のセッションから説明します。私の方からは、HoloLensに関するオーバーオールと、HoloLensアプリケーションを制作する際のキーポイントを紹介する予定です。

既に多くのエンタープライズ企業やデベロッパー様からHoloLensアプリをこれから開発する、また既に開発に着手しているというお話を耳にしますが、その過程でホログラフィックは空間のどこに置くべきなのかなど、開発面の悩みを多く相談されます。

HoloLens向けのアプリケーションを制作する際、いろいろと進め方はあるのですが、米国本社が日本航空様と共同で行った取り組みを参考にすると、まず初めにUIを作るのではなく、映画を作るようなイメージでストーリーを描いていきます。

HoloLensで何を実現したくて、どんな場面が必要か、などを突き詰めて考えると、自ずと少しずつビジョンが浮かんできて、各アプリケーションに適したUIが見つかります。

今回はこのようなプロセスに関する話を、海外などの事例を用いながら紹介していきたいと思います。

他にも、Direct Xに関する情報で表に出ているものは少なくお困りの方もいらっしゃると思いますので、Direct Xエキスパートである弊社 千葉より開発に関する情報をお伝えする予定です。

これから開発を行おうと考えている方々に、帰ってすぐにプロジェクトチームを仮組し、初めてみよう!というようなキッカケになるセッションにしたいと思っています。

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少人数制ディスカッション型セッション「Chalk Talk」

---- 他にもオススメしたいセッションはありますか?

高橋氏:もう1つ面白いのが、" Chalk Talk "というセッションがあります。

通常だとステージ上にスピーカーがいて話をする、劇場型のセッションとなっていますが、Chalk Talkは30名規模の少人数制で、来場者はその場で質問ができ、可能な限り、我々が回答するというディスカッション型のセッションとなっています。

「Microsoft HoloLens Unplugged 」と言うセッション名で、意味はそのままプラグ抜き。なので、マイクもパソコンも使わずに、その場で出た質問をホワイトボードに書き込み、我々が可能な限り、答えていきます。

当日は私と千葉、HoloLensコミュニティのリードをやられている株式会社ホロラボの中村様にご登壇いただき、HoloLensもしくはHoloLensの開発について、また中村様からは実際に受託を行った際、どのようなことは起きたかなど、他では聞けない生のお話をしていただく予定です。

答えられる範囲にはなってしまいますが(笑)

 

---- 少人数制という事は参加者多数の場合は、抽選でしょうか?

高橋氏:そうなると思います。やはり人数が多くなってしまうと、なかなか皆さんの声を直接聞いて、お答えするということは難しくなるので。

ただ、セッションがない時はなるべく会場でフラフラしているので、直接捕まえて質問していただいても全く問題ありません。

高橋がここにいたぞ!みたいに皆さんで情報共有していただきながら、ポケモンGO的な感じで捕まえてください(笑)

 

---- 皆さんに、ぜひ当日は捕まえてほしいですね(笑)展示ブースもあるようですが、どのような企業様がいらっしゃるのでしょうか?

金尾氏:ビジネス向けにHoloLensアプリケーションを使い始めている国内外の企業様が複数、出展しているので、ぜひお越しいただいた方でビジネスでの利用を検討しているようでしたら、ご覧いただき、肌で感じてほしいと思っています。

また、その中で我々やパートナ―企業とのパイプ作りとしても活用して貰いたいとも思っています。

HoloLensはアプリ制作のノウハウに加え、3Dモデリングやサウンドなど、今まで手掛けていない要素を使ってUXを作るじゃないですか?

かなり幅が広いため、まだまだ全てをカバーできる、というような企業はあまり少ないです。

だからこそ、マッチングが大事だと思いますので、イベントで終わりではなく、de:codeから繋がった様々な企業から新たなソリューションが開発されたりすると嬉しいですね。

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対象者はALL engineers

---- ビジネスマッチングという観点で考えると、一般的な "開発者" 以外も対象になると思いますが、その辺はいかがでしょうか?

高橋氏:解釈としては "ALL engineers" ですね。対象している開発者というのは、「広義の意味での開発者」を想定しており、プロジェクトリーダーやプランナーなど、開発に携わる方全般が対象です。

実際にビジネスにするには、例えばIoTデバイス、センサー、スキャナなどの入力デバイスを用いてデータ集め、それをクラウドに貯めて、場合によってはAIで処理したり、もしくはデータマイニングをするなどして、その結果のアウトプットにモバイルデバイスがあり、HoloLensがある、というようなモデルになっていくと思うんですね。

そう考えると、1つの技術だけでなく、様々な情報を横断的に理解する必要が出てきます。

ですので、AIやクラウド、MRなど横断的に技術を、まとめて吸収する場としてde:codeを活用して貰いたいと思っています。

もちろん、セッションには複雑な内容で開発者でなければ理解するのが難しいものもありますが、セッションレベルと呼ばれる来場者のスキル・知識に合わせたラベリングがされているので、安心して見ていただけます。(セッションレベル400以上は、専門的な内容になり、200までは誰でもわかる内容になっているとのこと)

de:codeは、セッション・展示などを通じて、あらゆる開発の全フェーズに対する悩みに対する学びを掴んでいただきたいというのが趣旨です。

今回は4度目の開催となり、これまでに価値がなければ人が来ていないので、多くの方々に満足いただいている結果かなと思っています。

「de:code 2017」も、どなたが来ても満足いただけるクオリティに仕上がっていますので、ぜひご来場ください!

 

開催日が再来週に迫っている「de:code 2017」。まだチケットはあるようなので、この機会にプロジェクトマネージャーやその他、開発者向けイベントだと思って参加しない予定だった方々、ぜひ直接会場に足を運んでみてはどうだろうか?

イベント開催後には、レポート記事も掲載予定なので、こちらの記事も乞うご期待!

 

イベント概要

日時 5 月 23 日 (火) 9:30 - 20:30 [受付開始 8:45 予定]
5 月 24 日 (水) 9:30 - 18:30 [受付開始 9:00 予定]
 会場  ザ・プリンス パークタワー東京
東京都港区芝公園 4-8-1
 参加費  有償(詳細は公式サイトをご覧ください)
公式サイト https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2017/?wt.mc_id=AID611372_QSG_BNR_149953

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Ryohei Watanabe

Writer: 2012年よりスマホゲーム専門メディア「アプリ★ゲット」で記事執筆・編集・メディア運用・アライアンスなどを担当。