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PSVR専用タイトル『Dino Frontier』の発売日が8月1日に決定

2017/07/13 10:41

    Dino Frontier

    恐竜や登場人物を手で操作する

    昨年の12月に開発が発表されたUber Entertainmentの最新作、『Dino Frontier』。7月11日のPlayStation.Blogで、このタイトルの発売日が8月1日になることが明らかになった。

    3月のGDCや6月のE3でも「2017年の夏に発売予定」以上の情報はなかったが、ついに発売日が確定した形だ。

    現時点では日本語版の存在や国内発売に関する情報が出ていないが、アメリカではPlayStation Plus会員限定で先行予約の受付が始まっているようだ。通常価格は29.99ドル(3,400円)の予定で、PlayStation Plusに登録していれば20%オフで予約できるという。

    『Dino Frontier』

    Dino Frontier

    キャラクターのステータス

    Dino Frontierは、PSVRタイトル『Wayward Sky』のデベロッパーとして知られるスタジオ、Uber Entertainmentが開発と販売を行うPSVR専用のシミュレーション・ストラテジージャンルの作品だ。

    西部劇×恐竜

    西部劇の世界はテレビゲームの舞台として主流ではないにしても、一定のファンがいるテーマだ。

    ならず者や彼らを取り締まる保安官が登場する西部の荒野は、銃の腕がものを言うFPSやTPSだけでなく開拓を行うシミュレーションといったジャンルにも適した舞台となる。

    一方で、恐竜が登場するゲームも多い。敵キャラクターとして登場するものはもちろん、捕獲してペットとして育成できるような作品も存在している。

    Dino Frontierでは、この二つの人気テーマが組み合わされている。この世界では、カウボーイと恐竜が共存しているのだ。

    なお、一般的な西部劇でカウボーイの足として活躍する馬はこの世界には存在しない。バイソンも居ないので、彼らが乗るのは恐竜だ。

    入植者をトレーニングすれば、ヴェロキラプトル、アンキロサウルス、さらにはティラノサウルス・レックスまで捕獲することができるという。

    市長の仕事

    プレイヤーがDino Frontierで担当するのは、このフロンティアにある街を発展させる市長だ。「ビッグメイヤー」となったプレイヤーは、ミニチュアサイズの街を野生の恐竜や資源不足から守りつつ、規模を拡大させていかなくてはならない。

    開拓を行う入植者を適切に配置して、彼らが健康で十分な食事ができ、幸福でいられるようにする必要がある。ダメージを受けたり、空腹になったり、疲れたりすると彼らは仕事をやめて欲求への対処に入ってしまうからだ。

    適切な役割を与えれば、入植者は自分たちの食事のために食料を集め、木を切って建物を建築するための木材を手に入れ、さらに恐竜を手懐けるためのトレーニングまで行ってくれる。

    外敵(野生恐竜や恐竜に乗ったならず者)への対処、入植者が快適に暮らせるようにすること、そしてさらなる発展を同時に考えなければらないのが市長の大変なところだ。

    といっても、過去にUber Entertainmentが説明しているところによれば本格的で難易度の高いストラテジーゲームというわけではないようだ。「軽いシミュレーションのようなゲーム」とされているので、かわいらしいグラフィック通りのカジュアルなバランスに調整されているのではないだろうか。

    Uber Entertainmentの取り組み

    Uber Entertainmentは過去にPSVRでゲームを開発しているスタジオなので、最新作にもその経験が活かされているようだ。

    Dino Frontierのディレクターの一人であるForrest Smithは、PlayStation.Blogの記事で次のように書いている。

    「VRインタラクションの限界を押し広げようと努力しています。

    Dino Frontierのようなゲームはこれまでになく、小さな人々をつまみ上げるために活気ある世界にかがみ込むのは魔法のような体験です」

    Dino Frontierでは、小さな入植者や恐竜を手でつまんで操作することができる。この操作体験はVRに適したものになっているようだ。

    また、カメラワークにもこだわっているという。様々なステータスを管理するシミュレーションゲームでは、ひと目で広範囲の情報を把握したい。

    ズームイン、ズームアウトや視点の移動・回転で街を見渡し、複雑なUIなしに多くの情報が得られるという。

     

    二つの人気テーマを組み合わせたDino Frontier。Smithはこれまでにないゲームだと言っているが、ゲーム画面や操作体系は大きな警察官として犯罪者を物理的に捕まえる『Giant Cop』が近いかもしれない。

    プレイヤー自身が主人公として戦うFPSやRPGに疲れたプレイヤーは、働く入植者たちを導く市長になってみるのも良いだろう。

     

    参照元サイト名:PlayStation.Blog
    URL:https://blog.us.playstation.com/2017/07/11/dino-frontier-launches-august-1-on-ps-vr/

    ohiwa


    ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。

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