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VR体験をデリバリーするスタートアップ「Exit Reality」が誕生!

2016/12/01 09:08

    海外メディアVRScoutは、2016年11月29日の記事において、スタートアップ「Exit Reality」を紹介した。

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    同メディアは、アメリカ・サンフランシスコにおいて、車両を使ってVRコンテンツをデリバリーするサービスを提供するスタートアップ「Exit Reality」が創業され、近ごろ活躍していることを報じた。

    同社が提供しているVR体験デリバリーサービスとは、郵便配達用トラックを車両内でVIVEが使えるように改造して、VIVEの使用環境を車両に設けたルームスケールごとデリバリーする、というもの。

    郵便配達用トラックを改造するにあたっては強力な電気動力源も積み込んだのだが、同社のCEOであるYoni Koenigによると、VR体験デリバリーサービスを思いついてから実際にサービスを提供するまでに要した時間は、たったの1ヶ月だった。

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    現在、同社がデリバリーしているVRコンテンツは13にのぼり、そのラインナップは Raw Data、AudioShield、Gnomes & Goblins、Invasion!、そしてThe Rose & Iといったモノである(詳細は記事下部にある同社公式サイトを参照)。

    デリバリーしているVRコンテンツは開発した企業とライセンス契約を結んでおり、月ごとにコンテンツ使用料を支払っている。

    同サービスが始まったのは今月初めなのだが、多い時は一晩で100人近くのユーザーにVR体験をデリバリーしているのだ。

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    同社は車両を使ったVR体験デリバリーサービスのほかに、レストランやバーの店内に仮設のVIVEのプレイエリアを設置してVR体験を提供する「Cube pop-up experience」も展開。

    立方体のようなViVEプレイエリアを設置することに名称が由来している同サービスでは、VRアクションゲーム「Space Pirate Trainer」等を提供している。

    同社の目下の目標は、こうしたVR体験デリバリーサービスをサンフランシスコだけではなく、すべての全米の大都市で展開することだ。

    VR体験デリバリーサービスは、技術的・法的に見て日本でも十分可能なように思われる。

    Oculus RiftやVIVEといったハイエンドVRヘッドセットは現時点では高額なうえに、常設のVR体験施設も少ない日本においては、VR体験デリバリーサービスは、VRに興味を持っているユーザーの裾野を広げる施策として非常に有効ではなかろうか。

    さらには、音楽イベントあるいはスポーツイベントの会場付近で、イベントのために開発したVRコンテンツをデリバリーすれば、イベントのプロモーションとしても機能する可能性がある。

    近い将来、日本でもVR体験デリバリーサービスを提供するスタートアップが誕生したとしても、全く驚くべきことではないであろう。

    Exit Reality公式サイト
    http://exit-vr.com/

    参照元URL:http://vrscout.com/news/mobile-vr-truck-sf/


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