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注目タイトル「Fallout 4 VR」のゲーム内容をベセスダの幹部が明かす

2017/09/23 17:56

大ヒットRPG「Fallout 4」のVR版、「Fallout 4 VR」が12月12日に登場する。本作は有名RPGのVR版として注目を集めているが、ゲームシステムについてはほとんど明らかにされていない。しかし開発元のベセスダ・ソフトワークスのプロデューサーによりゲームシステムの詳細の一部が明らかになった。VR版への移植に際して、「Fallout 4」の世界をVRで楽しめるよう、様々な改変を加えたとのことだ。

ベセスダ・ソフトワークスによる大ヒットRPG「Fallout 4」のVR版、「Fallout 4 VR」が今年12月に登場する。本作はオリジナル版の影響を受けてリリース前から話題になっているVRゲームのタイトルであるが、詳しいゲームシステムについての情報は未公表で、どのようなゲームになるのかは不明な点が多い。

しかし、先日ベセスダの社員によって「Fallout 4 VR」のゲーム内容について、一部ではあるが明らかになった。オリジナル版に盛り込まれた要素の多くがVR版に移植され、VRゲームとしての性能を発揮できるように様々な点を再構築したとのことだ。

概要

「Fallout 4」とは

「Fallout 4 VR」のオリジナル版である「Fallout 4」は2015年にリリースされたRPGだ。本作は世界各国で200以上もの賞を受賞しており、洗練された戦闘システムや、プレイエリアに建造物を構築できる機能、装備のカスタマイズなど高いゲーム性を有するタイトルだ。

本作の舞台となるのは2077年の近未来で、核戦争によって世界が荒廃した後のディストピアだ。プレイヤーは地下シェルター「Vault 111」から脱出した生存者として、荒廃した世界で様々な人物とのやり取りを進めながら、舞台である「ウェイストランド」の命運を担う。

「Fallout 4 VR」が登場

本作のVRゲーム版である「Fallout 4 VR」はE3 2017にて発表され、現在プレイ動画が公開されている。オリジナル版で見た光景がVR内で再現されている様子を確認できる。

「Fallout 4 VR」ではオリジナル版で登場する要素がVRに移植されており、ゲーム内に登場する様々なロケーションをVRで尋ねることが可能だ。

作中に登場する「輝きの海」や「スターライト・ドライブイン」、ゲーム中の活動拠点となる「サンクチュアリ」などがVR内で再現されており、またオリジナル版に登場するキャラクターやミッションをVRでプレイできる。

ベセスダの社員がゲーム内容について明かす

現在のところ、「Fallout 4 VR」のゲーム内容に関して多くの情報は公開されていないが、ベセスダのリードプロデューサーであるAndrew Scharf氏は同社の公式ブログにおいて本作のゲーム内容について言及している。

同氏によると、オリジナル版をVRゲームに移植する際にあたって様々な点に改変を加えたとのことで、「ゲーム全体、最初から最後まで(に改変を加えた)」と語っている。またオリジナル版に登場するゲーム機能をVRで快適にプレイするために、いくつかのゲームシステムを変更したとのことだ。

VR版で新しくなったV.A.T.S.システム

たとえば「Fallout 4」に登場する戦闘支援システムである「V.A.T.S.」を使用する際、発動するとゲームプレイがスローモーションになり、プレイヤーは3人称視点でカメラ視点を操作することが可能だ。しかしScharf氏によると、この操作方法はVRゲームには向かないとのことだ。

よって、VR版ではV.A.T.S.起動中の操作が新しく再構築され、システムを発動するとスローモーションになり、その間プレイヤーは様々なアングルにテレポート移動できるようになったとのことだ。

このシステムがどれほどのゲーム性を持つのかは実際にプレイしてみないと分からないが、VRゲームとしての面白さを発揮するための工夫がなされている。

パワーアーマーもリニューアル

また、オリジナル版には全身装着型のパワードスーツである「パワーアーマー」が登場するが、このアイテムもVR版では多少の変更が加えられている。

Scharf氏によると、パワーアーマーの装着時に表示されるHUDも新しく作り直したとのことだ。またスケールを拡大したことにより、よりパワフルな印象をプレイヤーに与えることができるとのこと。

対応デバイス、リリース予定

「Fallout 4 VR」はHTC Viveのみに対応しており、現在Steamにてプレオーダーを受け付けている。

リリース予定は12月12日で、価格は7,980円。

ベセスダ、2017年後半に注目タイトルを続けてリリース

本作の開発スタジオであるベセスダ・ソフトワークスは今年年末にかけてVRゲームのビッグタイトルを連続してリリースする予定だ。

「Fallout 4 VR」、「DOOM VFR」、「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」が続けてリリースされ、オリジナル版のゲーム世界をVRで楽しむことができる。

「DOOM VFR」

PCゲームの元祖と言われる「DOOM」のVR版、「DOOM VFR」も今年後半に登場する。

本作は1993年にid Softwareから1作目が発売されており、以来PCやコンソールの進化によって進化し続けてきた長い歴史を持つタイトルだ。

現在はid Softwareを買収、合併したベセスダが開発を行なっており、2016年にはPS4、XboxOne、WindowsPC対応のリメイク版がリリースされている。

「DOOM VFR」は11月1日にリリース予定で、対応プラットフォームはPlayStation VRとHTC Vive。現在Steamにてプレオーダーを受け付けている。

「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」

ベセスダのオープンワールドRPG「スカイリム」のVR版も登場、「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」として11月にリリースされる。

古代ドラゴンとのバトルから険しい山の探索まで、ファンタジーRPGならではの醍醐味をVRでリアルに体験できる。

「Skyrim VR」ではコアゲームに加えて、「Dawnguard」、「Hearthfire」、「Dragonborn」アドオンが公式に追加されてのリリースとなる。

本作はPSVRのみでの対応で11月17日に海外で配信を開始する。現時点で日本での配信予定は未定であり、続報に注目したい。

参照元:VRFocus Crafting The Fallout 4 VR Experience

daisuke


ライター兼翻訳家。2016年12月にプレイステーションVRを体験したことをきっかけにVRに関心を持つ。ARやドローン、AIなどの先端テクノロジー全般に興味があり、SF化する世の中にワクワクしています。

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