VR Inside

VR/AR/MRの未来を創るビジネスニュースメディア

【VRゲームレビュー】ヒア・ゼイ・ライ™ -眠りし者たち-モノクロの悪夢世界を彷徨う!PSVR対応ホラー

2017/03/19 10:45

    jp9000cusa06240_00dana000ps4000123_banner

    悪夢のような世界を冒険するPSVR用ホラーアドベンチャー「ヒア・ゼイ・ライ –眠りし者たち-」をレビューする。

    目覚めたら地下鉄の駅の中。

    プレイヤーは謎の女性に誘われ、モノクロの、夢とも現実ともつかない精神世界を冒険することになる。

    人の気配を一切感じられない奇妙な、荒廃した街を探索していくことになる。

    アーティスティックな威厳すら漂う、異形の生物や幻覚をPSVRで体験してみよう。

    ヒア・ゼイ・ライ –眠りし者たち-の特徴

    雰囲気あふれる幻想的な街や地下鉄を探索できるのが本作の特徴だ。体験版と違い、廃墟のような、無人の街も冒険できるのは嬉しい点。

    PSVR対応のホラーアドベンチャーとして本作に注目するユーザーも多いだろう。筆者もそうである。なんてったって、ホラーとVRの相性の凶悪さは抜群なのだ。

    「バイオハザード」よりは「サイレントヒル」のようなシュールな不条理ホラーのほうに近い、と言えばイメージがわかりやすいだろうか。あるいは、デヴィッド・リンチ監督の諸作品などを想い出すユーザーもいるかもしれない。

    物語の目的も、なにもかもが抽象的で不気味だ。こちらは戦う手段も乏しく、銃でドンパチできたりはしない。

    走っても走っても女の子に追いつけなかったり、似たような街並みが続いたり、支離滅裂な手紙があったりと、「悪夢」の質感を相当再現している。

    PSVRの没入感を活用した「突然びっくりさせる恐怖」も勿論体験できるが、それ以上に湿度の不穏な演出がとにかくを不安感を煽る。グロテスクではないが、幼少期のトラウマ、みたいなものをえぐる

    徹夜明けとか、アルコールとか入った状態でプレイしたら文字通りトリップして戻ってきてこれないかもしれないような「悪夢感」がある。(VRゲームは泥酔状態のプレイを推奨しない)

    基本的には探索がメインだが、「何者か」に見つからないように行動するステルスゲームの要素や、追いかけられて逃げる要素も若干含まれている。

    だが、捕まってゲームオーバーになっても、リプレイしたときはクリーチャーがいなくなるためミスを繰り返すことで誰でもクリアが可能となっているため、このシュールでアーティスティックな世界観は誰でもラストまで体験可能だ。

    jp2

    ヒア・ゼイ・ライ –眠りし者たち-攻略のコツ

    操作方法は直感的にわかりやすい。
    □ボタンで調べ、○で懐中電灯をオンオフ。L1,L2/R1/R2のいずれかを押しながら移動でダッシュができる。

    PSVRでプレイする場合、右スティックは約45度ずつの角度切り替え方式となる。テレビでプレイする場合は360度旋回する。
    右スティックを下に倒すと振り向くのが便利。

    プレイヤーがとってきた選択によってストーリーも結末も変化するという。エンディングまでは数時間で辿り着けるが、現状、VR酔いをしやすい視点移動のため、セーブポイントではこまめに休憩を取るようにしよう。

    VR酔いについては次項で説明するが、移動中は頭を動かさず直線での移動するように気をつけて、なるべく視線を上下させないようにすることを心がけるといいだろう。

    ヒア・ゼイ・ライ –眠りし者たち-はVR酔いを起こしやすい?

    20161117-psvr-2-05

    現状、「ヒア・ゼイ・ライ™ -眠りし者たち-」はVR酔いするか?と聞かれると、残念ながらノーとは言えない。

    PSVRでプレイする際の画質は荒く、左スティックで自由に移動できる分、VR酔いは非常にしやすい。

    右スティックで45度の旋回ができるのだが、これも悪夢のような街並みもあってか、目的地を見失いやすく、酔いやすさに拍車をかけてしまっている。
    ゲーム性の違いこそあるが、「バイオハザード7」は右スティックは旋回角度は30度だった。また、細かい動きは頭の向きを変えて、方向を変えたいときはコントローラを使うなど、なるべく右スティックでの視点移動や早すぎる方向転換を避け、極力現実に近い視点の操作を心がけることである程度は軽減されるが、それでも縦の視点のグラつきがかなり激しく、正直VR酔いは「しやすい」レベルである。

    とはいえ、オンラインアップデートによってTVモニターでのゲームプレイが可能になり、PlayStation®4 Proにも対応した。

    PS4®Proでのゲームプレイにおいては、TVモニターでプレイする際は4K/HDRのグラフィックでプレイできるようになり、精細なグラフィックを楽しめるようになった。

    ちなみにこちらだとグラフィックは滲むことなく、一切酔うことない快適なプレイが可能だ。本末転倒ではあるのだが…。

    PSVRでプレイする際もライティング表現もアップデート前に比べ、グラフィックが強化され、チャプター選択が出来るようになり、より快適なプレイが可能になったという。

    今後のアップデートにも期待したい。

    ヒア・ゼイ・ライ –眠りし者たち-詳細

    発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
    配信日 2016年12月15日
    販売価格 2,160円 (税込)
    ジャンル ホラーアドベンチャー
    フォーマット PS4®
    販売形態 ダウンロード
    CEROレーティング
    (対象年齢)
    D(セクシャル・暴力・犯罪)
    プレイヤー 1人

    ヒア・ゼイ・ライ™ -眠りし者たち- Playstation Store


    VR・AR・MRからVTuberまでXRに関連して最新情報を配信します。

    最新ニュースを読む