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Hololensを使ってモーションキャプチャ画像をホログラム表示するデモ動画が公開される

2016/09/14 12:05

Holokensを使ってモーションキャプチャ・データをリアルタイムにホログラム表示するデモ動画が公開された。立体的なホログラム表示は、平面ディスプレイより直観的にモーションを理解できる、とのこと。

海外メディアRoadtoVRは、2016年9月13日の記事において、Hololensを使ってモーションキャプチャ画像をホログラム表示するデモ動画を紹介した。

20160914_hololens_1

エンジニアのJasper Brekelmansは、The WholoDance projectと呼ばれるダンスからモーションキャプチャデータを採取して、ダンスを文化的・科学的に研究するプロジェクトに参加している。

同氏は、このほどHololensを使ってモーションキャプチャしたビジュアルデータを、リアルタイムにダンス・パフォーマーと同時にホログラム表示する実験を収めたデモ動画を公開した。

従来のモーションキャプチャ・テクノロジーでは、パフォーマーからモーションデータを採取した後、その採取したデータを3DCGとして平面ディスプレイに表示するという仕組みになっている。

対して公開された同動画では、モーションデータがHololensをよってホログラム表示されるうえに、モーションをキャプチャしているパフォーマーと同時に見ることができるのだ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=THocDgV4yEQ&w=560&h=315]

同動画では、パフォーマー自身にもHololensを装着してもらい、自らのパフォーマンスを文字通り客観的なホログラムとして見ている様子も収められている。

Brekelmansは、自分のパフォーマンスをホログラムとして見たダンサーの様子に関して、次のように述べている。

「Hololensを装着したダンサーは、すぐに自分のホログラムに興奮し魅了されていました。

彼らは、アスリートが動画で自分のパフォーマンスを確認するように、自分のモーションを色々と分析し始めました。

からだと手足の動きは、平面ディスプレイよりも立体的なホログラム表示のほうが、より直観的にニュアンスを理解できていました。」

20160914_hololens_2

ホログラム表示は位置を移動させることも可能で、操作にはXBoxのコントローラーを使っている。

実のところ、Hololensには視線や空中でのタップ、音声入力といった操作方法も実装されているのだが、デモ動画制作時には使い慣れたものを採用した、とのこと。

ホログラム表示は位置移動させることでダンサーと重ねることも可能で、ダンサーとホログラムが重なった状態でダンサーがHololensを装着すると、ダンサーはリアルタイムにホログラム化されたモーションデータを見ながら踊ることも可能だ。

なお、ホログラムの生成には「Motionbuilder」とよばれるアプリが使われており、同アプリにはモーションデータをパペット人形のように表示する機能しか実装されていないが、ホログラム表示機能を充実させればエンターテイメントにも応用が可能であろう。

デモ動画を制作し終えてBrekelmansは、理想的なビジュアル・イメージに向かってさらに実験を重ねたい、と述べている。

The WholoDance project公式サイト
http://www.wholodance.eu/

参照元URL:http://www.roadtovr.com/using-hololens-to-visualise-motion-capture-performances-in-realtime/

吉本幸記


千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com

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