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等身大のピンボールがプレイできるVIVE対応ゲーム「Hurl VR」9月13日にリリース - VR Inside

等身大のピンボールがプレイできるVIVE対応ゲーム「Hurl VR」9月13日にリリース

     

インディーズゲームメーカーRusty Oakは、VIVE対応ピンボールゲーム「Hurl VR」をリリースする。

ピンボールに没入できる「Hurl VR」

概要

2017年9月13日にSteamからリリースされるVIVE対応ピンボールゲーム「Hurl VR」は、「ピンボールゲーム」といってもリアルにあるようなせいぜいテーブル大の大きさのピンボール台が登場するわけではない。

同ゲームでは、映画「トロン:レガシー」を連想されるようなサイバーなVR空間のなかに、プレイヤーと同じか大きいほどのピンボール・ステージが用意されているのだ。

特徴

同ゲームは、プレイヤーの眼前に広がるVR空間内にあるホールにボールを投げ入れることを基本としている。ただし、ただ投げ入れるのではなく、VR空間内に点在するボールを跳ね返す板(同ゲームではプラットフォームと呼ばれている)を使って、ボールをバウンドさせながらホールに入れるのだ。

同ゲームでは以上のようなピンボール・ステージが30種類用意されている。はじめのステージでは、プラットフォームも1つか2つ程度なので、バウンドさせるコースも比較的単純である。しかし、ステージが進むにつれてプラットフォームも多くなり、バウンドさせるコースが複雑になってくる。さらには、入るとボールが瞬間移動するポータルも出現するようになる。

つまり、同ゲームはステージが進むにつれて、パズル的要素が増えるように設計されているのだ。

ゲームプレイのコツ

ステージをクリアするためには、ボールがバウンドするコースを予測することはもちろんのこと、ボールを思い通りに投げることも不可欠である。

ボールがバウンドするコースを左右するのは、プレイヤーがボールを放つ時の打点である。高い位置からボールを投げると、高くバウンドするようになる。反対に低い位置からボールを投げると、バウンドは低くなる。

バウンドするコースがボール投擲時の打点の高さに左右されることから、異なる身長のプレイヤーではプレイスタイルも異なることになる。

以上のように「Hurl VR」はシンプルなゲームシステムでありながら、ボールの挙動がリアルであることから非常に奥深いゲームに仕上がっていると言えよう。

ボディ・トラッキングがゲームに有効活用されたVRゲームの展開

「Hurl VR」を奥深いゲームにしているのは、VIVEがトラッキングしているプレイヤーの身体運動がゲームシステムの根幹に有効活用されているからである。こうしたVRシステムがトラッキングするプレイヤーの身体運動が魅力的に生かされている「VRならでは」なゲームは、ほかにも存在する。

Lone Echo

「Lone echo」においてプレイできるマルチプレイモード「Echo Arena」は、映画「トロン:レガシー」のようなグラフィックのアリーナで、映画「エンダーのゲーム」に登場するようなフリスビーを使ったスポーツをプレイできる。

無重力状態という設定のアリーナでの移動方法が、同ゲームを独創的なものとしている。

移動時にはまず腕を使って移動方向を決定する。その後、アクセルボタンを押すと腕を延ばした方向に推進する。止まりたい時は、停止ボタンを押せば良い。無重力アリーナがゲームの舞台なので、リアルな重力を無視して上下方向に移動することも簡単だ。

フリスビーのキャッチとスロー、そして相手プレイヤーへのパンチといった操作もできる。触れられた相手は、数秒間動けなくなる。フリスビーのキャッチは、フリスビーにバーチャルな手を延ばしてキャッチボタンを押すことで実行できる。フリスビーを投げるには、リアルなプリスビーを投げるように腕を動かしながら最後にキャッチボタンを離すと、腕を動かした方向にフリスビーが飛んでいく。

なお、同ゲームはIntelが後援するVR e-Sportsタイトルのひとつに選ばれた

Racket: Nx

VIVE&Oculusに対応した「Racket: Nx」は、テニスとピンボールを融合したようなe-Sportsゲームだ。

プレイエリアとなるドームにはパネルが張り巡らしてあり、それぞれのパネルが光ることによって、獲得したポイント、パワーアップやペナルティが表示される。

また、「Waves Nx」という空間音響技術を用いているため、ボールを打つ音や跳ねる音がどこで聴こえたかが空間的に把握できるので、まるでリアルな空間でゲームをプレイしているかのような感覚で遊ぶことができる。

ゲームの音響エフェクトに加えて、BGMのベース音やビート音も立体的に聴こえるため、BGMとゲームプレイの音響が融合することによって、深い没入感を得ることができる。

Sparc

PSVRタイトル「Sparc」は、映画「トロン:レガシー」を連想させるSF的なビジュアルの対戦型e-Sportsゲームである。プレイヤーは、光る盾をテニスのラケットの代わりのようにしてボールを打ち合う。

プレイヤーはPlayStation Moveを使ってプレイするので、全身を使って対戦するまさにスポーティなゲーム体験が得られる。また、対戦にはレーティング制が採用されているので、ゲームスキルが拮抗したプレイヤーどうしが戦うことが可能だ。

近い将来、フルボディ・トラッキングが実現すれば、以上のようなe-Sportsライクなゲームはさらなる進化を遂げるのではなかろうか。

Hurl VRのSteam販売ページ
http://store.steampowered.com/app/680350/Hurl_VR/

Hurl VR公式ページ
https://hurlvr.com/

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吉本幸記

Writer: 千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能 性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com