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アイデアクラウド、ARで現場に災害の様子を映し出せる「防災AR」の開発をスタート

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防災ARサービスイメージ

AR(拡張現実)/ VR(バーチャルリアリティ)/ MR(複合現実)事業を手がける株式会社アイデアクラウドは、2017年12月7日(木)、Google Tangoを利用して現実の空間に災害の状況を映し出して体験できる「防災AR」の開発を開始し、AR火災体験β版を公開した。

実際の災害状況をARを通して確認

AR火災体験β版 デモ動画イメージ

AR火災体験β版 デモ動画イメージ

実際に災害が起こった場合、どのような状況になり、どのような対処が必要なのかなど、現場の状況をイメージする事は非常に重要になる。

「防災AR」は、Google Tangoの技術によって空間を認知させ、災害が起きた際の現場状況を映し出し、体感することができる。

部屋などの空間を認識することによって、煙を滞留させたり炎の広がる様子を現実世界上に映し出すことができ、直感的で現実感のある、防災訓練や防災教育が可能となる。

防災AR/AR火災体験β版 デモ動画

https://www.youtube.com/watch?v=Af8V80ffPPw

防災VRの課題をARで解決

VRで行う防災訓練は、VRHMDを被るというハードル、イベントのオペレーションの複雑化、同時体験者数に伴いハードの費用負担増などなど現時点では課題が残っている。

また、CGで再現された世界が中心となり、リアリティが欠けるという声もアイデアクラウド社には寄せられていたということだ。

防災ARではそれらの課題を解決しながら、カメラから取得されるリアルな場所をそのまま利用することで、従来の防災訓練を拡張できるようなアプリとなっている。

今後の展開

今後は、建材に対する炎の広がりの違いや消火設備の設定による鎮火シミュレーションなど、現場とリンクした要素の追加を進めていくということだ。

また、空間認知や画像認識・位置情報などとの連携、活用し、より自分事として体験できる防災コンテンツとして開発を進めていく。

なお、端末貸出のイベント利用を想定しており、今後は防災イベントなどで活用してもらえるようなパッケージとして展開していくということだ。

▼防災VRウェブページ
https://bousai-vr.com/

▼AR事業ウェブページ
https://a-r-tech.net/

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VRInside編集部


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