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レゴランド・マレーシアにVRコースター「the Great Lego Race」登場

海外メディアLowyat.netは、レゴランド・マレーシアにあるVRコースター「the Great Lego Race」について報じた。

the grear lego race搭乗画像

レゴの世界に没入できるVRコースター

同メディアによると、マレーシアにあるレゴランドではVRヘッドセットを装着してジェットコースターに搭乗するVRコースター「the Great Lego Race」が運用を開始している。

コースターに搭乗するには、まず搭乗口をくぐることになる。その搭乗口には、コースター名である「the Great Lego Race」のロゴが飾られている(下の画像参照)。

the great lego raceの入り口画像

搭乗口を抜けてコースター乗り場に行くと、スタッフにコースターに乗るように勧められる。そして、コースターに乗るとGear VRを装着することになる。このGear VRはストラップ部分が特別仕様となっていて、コースターに乗っている最中に逆さまになってもアタマから外れないようになっている(下の画像参照)。

the great lego race用のGear VR画像

以上のように搭乗した後、ついにコースターが動き出す。コースターが動いている最中、Gear VRを装着した搭乗者の視界には、レゴの世界におけるレースが展開されている。

このレースには、各種レゴシリーズに登場するトレンドセッター(流行の最先端をいくヒト)、ファラオ、サーファーガール、魔法使い、海賊船の船長がレースのライバルとなって登場する。レースは、コースターの激しい動きに合わせてライバルのクルマが空中に投げ飛ばされたり、コースが途中で崩れたりする。つまり、「the Great Lego Race」は、ジェットコースターの動きに合わせてレゴの世界をテーマにしたVR動画を視聴するアトラクションなのだ。なお、搭乗者が何らかの操作を実行することはできないようだ。

以上に説明した「the Great Lego Race」を体験する一連の様子を収録した動画が、マレーシアの動画配信企業NX DigitalがYouTubeにアップしている。

なお、この「the Great Lego Race」はマレーシアのほかに、2018年にアメリカ・フロリダのレゴランドおよびドイツのレゴランドに導入される予定だ。

世界各地にあるVRアトラクション

現在では世界各地にVRを活用したアトラクションが存在する。そのアトラクションは、VRジェットコースターに限らず多様なものがある。

Six Flags

アメリカのテーマパークSix Flagsでは、VRと絶叫マシンを組み合わせた新感覚のアトラクションを展開している。

ニュージャージー州ジャクソンに位置するテーマパークSix Flags Great Adventureには、世界で最も高く、最も速いと謳われるフリーフォールがある。

そこで展開されているDrop of Doom VRでは、ユーザーはSamsung Gear VRのヘッドセットを装着してマシンに乗り込む。VRの中で展開されるのは、映画「マトリックス」や「マイノリティ・リポート」を想起させる近未来都市であり、そこは無数の蜘蛛状のミュータントに支配されている。

プレイヤーはガトリングガンを装備したヘリに乗り込んでおり、上昇するにつれミュータントが群れをなしてヘリ目掛けて襲ってくる。機銃掃射でミュータントを撃ち落としていくも、突然機首が下がり、ヘリが物凄い速度ー90マイル(時速約145キロメートル)ーで落下する。

当然、下から物凄い重力がかかり、台風のような猛烈な空気抵抗が足元から頭上へ向けて吹き付ける。あたかも現実に乗っているヘリが墜落して、地面目がけて真っ逆さまに激突するような衝撃を感じるだろう。

もちろんVRなので擬似体験だけれども、通常のフリーフォール体験とはまったく違う新感覚のスリルを味わえるはずだ。

VR Showdown In Ghost Town

アメリカには多くの有名なテーマパークがあるが、カリフォルニア州のオレンジ・カウンティにある「ナッツベリー・ファーム」はその中でも最も古いものだといわれている。

そんなナッツベリー・ファームに今年4月に登場したのが「VR Showdown In Ghost Town」だ。

このアトラクションでは、ワイヤレスヘッドセットと銃の形をしたコントローラーを使って室内を自由に移動しながら敵と戦うことになる。バックパック型のコンピュータを背負うわけではなく、ヘッドセットは完全なワイヤレスとなっている。

アトラクションの部屋は8つあり、部屋ごとに二人がプレイできる。部屋と部屋を接続することで、1ゲームには最大4人の参加が可能だ。6メートル×5メートル程度のスペースを二人で使ってプレイするのだ。

R3ex

アトラクションを開発する企業であるHolovisは、2017年6月にシンガポールで開催されたアトラクションの見本市Asian Attractions Expoにおいて、ロボットアームとVRヘッドセットを融合させたアトラクション「R3ex」(Rideable Realtime Robot Experiences:騎乗可能なリアルタイム・ロボット体験から命名)を発表した。

ロボットアーム部分は、自動車工場で使われるような工業用ロボットアームを製造するメーカーKUKAが提供している。このロボットアームは関節が4つあり、それぞれの関節は6軸方向(xyz各座標軸に加えて、それぞれの座標軸に対する回転運動の合計6方向)に可動する。こうした仕様により、文字通り空中を自由自在に動くことができる。

本記事では世界各地のVRアトラクションを紹介したが、日本国内にも多数のVRアトラクションが存在する。VRはアーケードやアトラクションから身近になっていくかも知れない。

ソース:Lowyat.net

吉本幸記


千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com

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