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Lytro、ライトフィールドテクノロジーを使用したVRカメラの最新バージョン「Immerge2.0」を発表!

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ライトフィールドテクノロジーのLytroがハイクオリティVRコンテンツのためのライトフィールドカメラ「Immerge」の最新バージョン「Immerge 2.0」を発表した。

ソフトウェアの改良と共に、より効率的にハイクオリティなコンテンツプロダクションが可能になっている。

ライトフィールドカメラとは?

フラットビデオフレームにおいてのライトフィールドカメラとは、光線がどの方向から飛んできたのかという情報を記録できるカメラのことで、写真と動画を撮影した後からでも焦点を合わせることができる。

LytroのVRコンテンツプロダクション用、Immergeライトフィールドカメラはそのライトフィールドデータを使い、ライブアクションとコンピューターグラフィックをスムーズにブレンドしたコンテンツを作るため、一から開発されたカメラだ。

さまざまな設定に変えられる撮影とプレイバックソリューションで幅広いVRストーリーテーリングのニーズに応えることができるようになる。

LytroのImmergeライトフィールドカメラ

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LytroのImmerge ライトフィールドカメラはプロフェッショナル向けのハイエンドVRプロダクションのためのカメラで、巨大だが今までに見たことのないボリュメトリック動画を撮影することができる。

Lytroは今回改良を施しより効率的でハイクオリティなアウトプットをできるようにした最新バージョンのカメラ「Immerge 2.0」を公表した。

Lytroは2017年に600万ドル(66億7740万円)の資金調達し、ライトフィールドキャプチャーとプレイバックテクノロジー開発を進めている。

先月にはプリレンダードCGコンテンツからライトフィールドを作成、6DOFビューイングのウルトラハイフェデリティVRイメージを可能にするソフトウェア、「Volume Tracer」も発表した。

Immerge 2.0(最新バージョン)

lytro-immerge-レンズのクローズアップ

Lytroはライブアクションのためのハイエンドライトフィールドカメラ、Immerge を開発してきた。

Immergeはハイエンドプロダクションのために作られたカメラで、レンズが何十個も並んだ独特のデザインで、シーンを様々な角度から同時に撮影することで現実世界のライトフィールドを正確にキャプチャーすることができる。

最新バージョン、Immerge 2.0では、レンズを列ごとに配置させた巨大なフォームは前のものと同じだが、カメラの列がそれぞれ逆向きに配置されている。

カメラアングルの変更とソフトウェアの改良の結果、Immerge 2.0のレンズは一つの巨大なカメラとして、広い視野をとらえることができるようになっており、前バージョンのImmerge 1.0に比べ30°アップした120°の視野を実現した。

以前の90°だと360°ショットを撮影するのにカメラを5回転させなければならなかったが、最新バージョンでは3回転でフル360°シーンの撮影が可能だ。

新しいオートキャリブレーションプロセスでスピードもアップし、プロダクションの効率が格段に上がっている。

LytroはVRコンテンツプロダクションにおいて、ライブアクションライトフィールド撮影をより簡単で使いやすいものにするというゴールに向けてImmergeの開発を進めている。

ソフトウェアの改良

Lytroはカメラの改良と共に、ライトフィールドデータからハイクオリティなイメージを制作することができるソフトウェアの開発もしている。

ソフトウェアを使って作られたコンテンツのサンプルとして、VRフィルムスタジオのWithinと協力して制作された「Hallelujah」も公開中だ。

最近ではソフトウェアの改良の結果として、片目につき5Kアウトプットと新アンチエイリアシングテクニックでより鮮明でクリアになったHallelujahのリマスターバージョンを制作し、公開している。

Lytroはクオリティを片目につき10Kまで上げることができる話しており、そこまでの高精細を映し出せるヘッドセットさえあれば、劇的にクオリティが向上したコンテンツを見れるようになるとしている。

販売情報など、今後の予定

今のところ、Immergeカメラに限らず、Volume Tracerも含め、近いうちにリリースする予定はなさそうだ。

まだまだ開発段階として、今後の情報に期待が高まる。

Immergeに関しては、10Kまでコンテンツのクオリティ上げるとも述べられていることから、それを投影するヘッドセットのクオリティが追い付くまでということも考えて、まだリリースはかなり先になるのではと思われる。

現在開発または商品化されているカメラ、ヘッドセットのクオリティは最大でも8Kほどなので、Immergeのカメラが完成すれば10Kという文字通り今までになり高画質のコンテンツを体験することができるようになる。

参照元サイト:Lytroブログ

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