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超人気の音ゲー「McOsu」が無料でVRに登場!拡張性のある楽曲群や爽快な操作性が魅力の一作を紹介

2017/04/02 19:00

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    Osu!という音ゲーをご存知だろうか?無料で配布され、マウスやペンタブレットでマーカーをマークに合わせてタイミング良くクリックしたりドラッグするいわゆる音ゲーである。AndroidやiOSのスマートフォン版もリリースされている。

    今回はそのOsu!のVR版とも呼べる「McOsu」をレビューする。マウスで操作する音ゲーは、ルームスケールの身体を動かすダンスゲーのような操作性に進化していた。

    無料アプリながら、Steam上でもレビュー数259のうち好評が249件と90%以上もの賛同を獲得。その高い注目を集めるのは何故かを解説したい。

    Osu!とは?

    まずは原作である音ゲー「Osu!」についておさらいしておこう。

    Osuは2007年に公開された、オーストラリアのプログラマー『Peppy』氏が開発したリズムゲーム。

    タイトルからしてニンテンドーDS用ソフト「押忍!闘え!応援団」をオマージュしたリスペクトゲームだと思われる。

    画像元…https://osu.ppy.sh/

    画像元…https://osu.ppy.sh/

    最大の特徴は、アニソン、ボーカロイド、東方などの曲が充実している点。コアなオタク層からの熱烈な支持を受けている。

    日本人のみならず、世界中のプレイヤーにプレイされており、シンプルなマウス操作ながらe-sports(エレクトロニック・スポーツ)として世界大会も開催されている。

    プレイヤーは誰でも「Beatmap」と呼ばれる譜面を作成できるため、言うなれば自分の曲でもプレイできる拡張性が魅力。著作権的にグレーゾーンな気もしないでもないのだが…。

    ユーザー数も多く、初心者から超上級者まで、幅広い難易度のステージが公開されている。
    以上の点を、無料でプレイできるという点で非常に評価が高い。

    iOSやAndroidにも移植されているが、拡張性や自由度の高さといった点で多くのユーザーはPC版をプレイしているようだ。
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    McOsuの特徴

    「Osu!」のVR版といった本作「McOsu」は、ペンタブレットやマウスでの操作が、HTC VIVEのハンドコントローラーに置き換えられている。

    プレイヤーは向かって右にあるサブディスプレイをメニュー画面とみなし、設定や楽曲の選択を行い、正面のメインディスプレイにて、超速度で流れてくるリズムや歌詞に合わせてタッチ、ホールド、スライド、スピンといった動作で対応し、コンボを繋いでいく。

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    ハンドコントローラーを使ったVRならではの全身運動が魅力

    アイコンがスピーディに迫ってくる、立体感のある映像演出も凄いが、なんといってもマウスでなく、全身を使うことになるハンドコントローラー動作が本作の特徴だ。

    「Osu!」ではマウスやペンタブレットといった精微なエイミングを要求されたが、「McOsu」では全身を動かし対応する必要がある。高難度ステージともなると両手でのハンドコントロールが必要になり、超スピードでのプレイが成功すると「ダンス・ダンス・レボリューション」のような高揚感をもたらす全身運動をすることになる。

    画面左下や右上に迫りくるアイコンに対応してコンボを刻んでいるうちに、知らず知らず、踊っているような動作をしていることに驚くだろう。

    この、音ゲーに肉体性を付与したプレイ感は、まさにVRならではといえるだろう。

    VR酔いはしない

    ちなみに、VR酔いにめっぽう弱い筆者だが(おい)、画面は固定されているゆえ酔いの可能性は皆無だった。ということを伝えておこう。正直、VRの普及に一番立ちはだかる障壁とも言える「酔い」がないのは非常に嬉しい限りだ。

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    ビートマップのインポートも可能

    「osu!」でもおなじみ、ビートマップをインポートし、プレイすることも可能だ。また、様々な「mod」と呼ばれる画面演出を使用することもできる。「osu!」の最大の特徴である拡張性の高さ、自由度の高さはVR版でも健在と言えよう。

    楽曲の追加ダウンロードが可能

    様々な楽曲を追加ダウンロードできるのも特徴。クオリティの高い本格的なクラブ・ミュージックも実装しているが、そこはさすが「Osu!」の系譜。アニメ・東方・ボカロといった、動画サイトと親しみ深いジャパニーズ・サブカルチャーなトラックをダウンロードすることができる。ちなみにプレイは無料で可能だが、楽曲のダウンロードは有料となっている。

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    精密な詳細設定が可能

    また、オプションでは映像や音声について綿密な調整が可能となっている。

    正直日本語対応していないところもあって、ハードルが高いかもしれないが、まあデフォルトの設定でも快適にプレイできたので問題ない。

    詳細に最後になったが、McOsuは「osu!」とは別に開発され、直接的な関係はないと明記されている。

    とはいえ、「osu!」の高いゲーム性をVRに持ち込むことにより、没入感だけでなく肉体を動かす高揚感をもたらしたのは、高く評価されるべきだ。

    と、堅苦しく言ってしまったが、単純に面白い。最高にハイ!ってやつになりかねない。やりすぎて筋肉痛になったり、身体を部屋にぶつけないように注意。

     

    Takanomerde


    1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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