エム・ソフト、空間にメモを残せるARアプリ「STag」を開発
株式会社エム・ソフト(東京都台東区、代表取締役:飯田 昌宏)は 、10年以上にわたるAR開発で培った技術を元に、GoogleのAR技術Tangoを利用したスマートフォン用空間メモアプリ「STag(スタッグ)」を開発した。
空間にメモを残せる空間メモアプリ「STag」
「STag」(https://biz-ar.jp/ar-service/stag/)は、昨今急速に普及しているAR技術を、生活から産業分野まで幅広く役に立つ技術としてエム・ソフト社が開発した新しいARコミュニケーションアプリ。
「STag」を起動すると3Dスキャンで空間を把握し、空間上のどこにでも自由にメモを残すことができる。
残したメモは他のユーザーにも共有することで、空間に紐づいた情報伝達やコミュニケーションが可能となっている。
STag利用方法
例えばメンテナンス業務等では、点検個所に直接点検ポイントを詳しくメモすることができる。
ベテラン作業者があらかじめ点検個所やその点検ポイントをメモに残しておくことで、その後に担当となったビギナーの作業者でも「STag」を使えばベテラン作業者の残した情報を同じ場所で確認することができる。
これにより、ビギナーの作業者は点検個所の見落としなくベテラン作業者と同等の作業を確実に行うことができる。
また、点検記録の入力も行うことも可能。
エム・ソフト社は、今後「STag」を建築・建設・住宅・工事・メンテナンスといった様々な産業分野への応用も視野に入れて展開していく予定だということだ。

STagで業務ノウハウを継承
「STag」の特長
空間上に自由にメモを残すことができる
空間を3Dスキャンし、空間にメモを残すことができる。
残したメモは空間ごと記憶しているため、同じ場所であれば、何度でもメモを確認することができる。
残したメモを他のユーザーと共有できる
空間に記憶したメモやデータはクラウドを通して他のユーザーとも共有が可能。
クラウド連携ができた端末同士であれば、どの端末でも同じ位置でメモを確認できる。
3Dデータ確認
今いる場所をスキャンして、立体的に空間を測位することが可能。
スキャンした空間データは、3Dメッシュデータとして表示できる。
空間を俯瞰したり、自由にアングルを変えてメモ位置を立体的に確認することができる。
360度カメラ連携
RICOH THETAとの連携により、アプリから360度写真を撮影することができる。
撮影した360度写真には、メモが反映されるため、現地を訪れなくてもメモの位置を確認することが可能。(現在開発中)
クラウド連携
テキストや写真などの保存には、エム・ソフト社が提供しているクラウドサービス「ちょこっとCLOUD」が利用できる。
また、外部データベースとの連携などの利用者の環境に合わせたカスタマイズも可能ということだ。
展示会出展
「住宅・都市イノベーション総合展2017」内「第2回次世代都市開発EXPO」にて「空間メモアプリSTag」が初公開される。
展示会詳細情報
(1) 展示会名:第2回 [次世代]都市開発EXPO
(2) 会 期:平成29年12月13日(水)~12月15日(金) 3日間
(3) 会 場:東京ビックサイト東6ホール 東2-13
(4) 主 催:リードエグジビジョンジャパン株式会社
(5) 展示会ホームページ:http://www.smartcity-expo.jp/
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