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非ゲームVRの可能性!音楽・医療・スポーツなどの実例をご紹介

2017/09/12 19:22

VRと言えば、ゲームを想起しやすいがゲーム以外にも音楽・医療・スポーツ観戦・観光・不動産など、様々な方面での活用が検討されており、VR技術の成熟に伴い、今後さらに多くの用途が出てくるだろう。 既に具体 ...

VRと言えば、ゲームを想起しやすいがゲーム以外にも音楽・医療・スポーツ観戦・観光・不動産など、様々な方面での活用が検討されており、VR技術の成熟に伴い、今後さらに多くの用途が出てくるだろう。

既に具体的な活用事例も出てきているので、本記事ではその中からいくつかを抜粋してご紹介しようと思う。

 

音楽:ゴールデンボンバー 新曲「水商売をやめてくれないか」の初回限定特典はVR映像を視聴できるキット付き


人気ヴィジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」が2016年4月27日に発売した新曲「水商売をやめてくれないか」の初回限定生産としてVRビューワ付きセットが販売された。

VR映像は3月15日に豊洲PITにて行われたライブの最前列客席ど真ん中に設置された360°カメラを基に、スマホと付属のVRビューワを使って客席最前列からのさまざまな視点を見ながらの視聴が可能。

今後、人気アーティストのコンサートにVR専用枠が用意され、会場まで行けない人向けに販売されるなど、様々な活用シーンが考えられる。マネタイズ面やプロモーションを考えると、音楽とVRは非常に相性良いと言えるだろう。

 

医療:世界初、医療教育を目的とした手術のライブストリーミング配信

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英国のMedical Realitiesは、日本時間4月14日午後10時より、医療教育を目的としたVRライブストリーミングを行った。

手術は13,000人以上の外科医大生や世界中の医療関係者が視聴し、話題となった。

医療は人命がかかっており、練習ができない分野だからこそ、術中の医者がどのような流れで、どこを見ながら、どのような手捌きで動いているのかを360°動画を見ながら確認できることは、医学のクオリティが高めることにつながるのではないだろうか。

もちろん、ストリーミング配信の是非を問う声はあると思いますが、将来の医療のため、個人的には有益な施策ではないかと感じている。

 

インテリア:IKEA、VRを用いたキッチンショールームアプリ「IKEA VR Experience」をSteamで限定配信

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2005年から3D画像を利用したモデル設置ツールの開発・実用化を行ったIKEAが、次に狙いを定めたのがVRショールーム。

ユーザが新たに購入予定のインテリアが自室に合うか、今までに構築したモデルデータを利用して店舗に行かずとも、より実生活に沿った形でリアルにイメージしてもらうために制作した本コンテンツ。

「IKEA VR Experience」はSteamにてHTC Vive向けに配信されているが、現バージョンはあくまで試作段階。8月には一旦削除される予定で、ユーザのフィードバックを元に改善を加えていくとのこと。

製品版がリリースされれば、購入後に部屋に合わず返品するということも減る可能性が高く、IKEA側にしてみれば返品対応に掛かるリソース削減に繋がるし、購入者側にすれば無駄な時間の浪費を削減できる。

もちろん、コンテンツのクオリティ次第という点はあるが、未来のインテリアコーディネーターとして活躍してくれるのではないかと期待している。

 

スポーツ:DeNA、Gear VRを用いた映像コンテンツ「360ベイスターズ」の配信を発表


プロ野球球団を保有するDeNAが、Samsungと協業し「Gear VR」を用いた360°視点切り替えが可能な映像配信「360ベイスターズ」を開始した。

横浜DeNAベイスターズオリジナル映像が、球団公式ウェブサイトにて毎月、配信される予定で、人気打者のバッティングを真横から閲覧できたりと普段、見ることができないファン必見の体感型コンテンツとなっている。

ただ、やはり試合観戦がスポーツの醍醐味なので、今後新たなカメラや撮影方法が出てきたら、ぜひ試合も360°で閲覧できるようにしてほしいと一ファンとして思っている。

 

不動産賃貸:スペースマーケット、本格料亭「白金壺中庵」がVRで内観、予約ができるサービスを導入

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株式会社スペースマーケットが、自社が運営する6000か所のレンタルスペースの中から結婚式にも使われる「白金壺中庵」をVRでの内覧を可能にした。

事前にスペースを確認できることで、場所の雰囲気や設備などを確認でき、借りてから失敗したと感じることがなくなるため、顧客満足度の向上や実際の予約数アップに貢献できるのではないだろうか。

この取り組みは観光地や旅館でも同様の取り組みが可能で、集客増につなげる一つの方法と言えるだろう。

 

この他にも自動車業界や広告業界にも広がりを見せており、VRの可能性を強く感じている。

まだまだVRが浸透し、本格的に実用化されるのは数年先かもしれませんが、他にはない可能性を感じさせるVRから目が離せません。

Ryohei Watanabe


2012年よりスマホゲーム専門メディア「アプリ★ゲット」で記事執筆・編集・メディア運用・アライアンスなどを担当。

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