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ポケモンGOは300万から受託開発が可能?空前ヒットのARアプリの後追いアプリは増えるのか

2016/08/02 16:20

ポケモンGOは300万から受託開発が可能?空前ヒットのARアプリの後追いアプリは増えるのか

配信から1か月足らずで全世界で累計3000万ダウンロードを記録した「Pokémon GO (ポケモンGO)」。

Pokémon GO (ポケモンGO)

Pokémon GO (ポケモンGO)

本ゲームはスマホを使い、位置情報をONにしてアプリを起動することで現実世界の地形がゲーム内のフィールドマップとなり、ARで出現するポケモンを捕らえたり交換やバトルをしたりするシステム。

ARを上手に活用した本ゲームだが、空前の大ヒットゲームとなったことで同様の機能を有した後追いゲームが増えるのではないだろうか。

アングリーバードがヒットした時も物理演算エンジンを使ったアプリは多数配信されたが、ARを用いたアプリの開発なだけに参入障壁がやや高い印象も受ける。

そこで、ARエンジンやARコンテンツ開発のソリューションを提供するサイバネットシステム株式会社に、ポケモンGO以降のAR事業に関して各サービスの問い合わせなどが増えていないかお伺いしてみました。

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今回ご対応いただいたのはAR事業を担当する中井氏。

中井氏

中井氏

中井氏へお伺いした内容

━━サイバネットシステムでは、カメラから見た空間の3次元構造を認識し、空間全体を利用したARを実現することができ高機能なARエンジン「SmartAR®」やARコンテンツ作成を支援する「cybARnet」というサービスを運営していますが、これらサービスについてのお問合せ件数はポケモンGO配信から増加しましたでしょうか?

中井氏:正直、具体的に問合せ数が際立って増えたということは、残念ながらない状況です。

今のところSmartAR®の契約数にも大きな変化はありません。

ただし、キャラクターは別でポケモンGOと同様の仕組みをテーマパークに提案したい、というご相談はきました。

━━SmartAR®やcybARnetサービスを使えばポケモンGOと同様のアプリを容易に開発可能でしょうか?
中井氏:ポケモンGO的なARアプリを開発するためにSmartAR®を活用して開発するには、ARに対する知見がないと厳しいかと存じます。

2016年内には誰もが簡単に現実世界を舞台にARでコンテンツを出現させることができるARアプリを作れるようなサービスを準備したいと考えておりますが、現状では技術者向けのサービスとしての「開発者向けの定期教育(半日:54,000円)」を活用していただくのみです。

こちらではUnityを利用したSmartAR®入門教育などを承っております。

Unityを利用したSmartAR®入門教育について
http://www.cybernet.co.jp/ar-vr/seminar_event/seminar/smartar_unity.html

━━御社では受託開発は行っておりますでしょうか?
中井氏:はい、お受けしております。
費用は、内容により個別に調整させていただいております。

━━ポケモンGOのようなアプリを受託で開発する場合、おおよそどの程度の開発費用がかかりますでしょうか?
中井氏:システムの仕様として、街歩きをしているとランダムにコンテンツが表示され、コンテンツを集めていくアプリということであれば、ARとして表示するコンテンツの制作費や利用料を除き、約300万円程度になるのではないかと思います。

━━ありがとうございます。

ポケモンGOの大ヒットにより、AR業界全体が盛り上がっているわけではないようだが、ポケモンGOを景気にARを活用したサービス・コンテンツの開発を検討している業者は少なからずいるようです。

サイバネットシステムがこの動きに合わせてサービス開始を検討しているARソリューションにも注目です。

今後もARならびにVRの活性化につながりそうなものの動向には注目してお伝えしていきたいと思います。

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何十年も前からあるVRがようやく一般で広まりつつあるなか、課題は「ハード」と「体験」の2軸と思っています。これからリリースされる新しいVR機器を余すことなく紹介すること、そして体験したVRの良さを少しでも伝えることでVR市場の成長に貢献します。

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