VRゲーム「東京クロノス」クラウドファンディングが7月10日より開始!キービジュアルも公開
2018/07/02 11:06

VRミステリーアドベンチャーゲーム「東京クロノス」が7月10日(火)よりクラウドファンディングを開始しますが、それに先駆けて「東京クロノス」のキービジュアルが公開されました。
また、7月5日(木)より米国ロサンゼルスにて開催されるAnime EXPO2018ではパネルトーク、ならびに開発中デモの展示を行います。
目次
VRゲーム「東京クロノス」クラウドファンディングが開始
VRコンテンツ開発企業のMyDearest株式会社によるVRミステリーアドベンチャーゲーム「東京クロノス」制作プロジェクトが始動します。
「東京クロノス」はクラウドファンディングサイトであるCAMPFIREにて資金調達を行う予定であり、現在URLが公開されています。(ウェブサイトは7月10日から利用可能になります)
今回の資金調達の目的は、
- 開発資金の調達
- 国内プロモーション費の調達
- 「制作共犯者」を集結させること
の3つであり、クラウドファンディングは7月10日(火)22:00~8月26日(日)23:59にかけて行われます。
クラウドファンディング支援者は「東京クロノス」制作に関われる他、豪華リターンも!
「東京クロノス」の制作には、有名なアニメ作品の制作に携わってきた数々のクリエイターが参加しています。
「楽園追放」のモーション監督をつとめた柏倉 晴樹氏をはじめ、「ソードアート・オンライン」などのプロデューサーである三木 一馬氏などの実力のあるクリエイターが集結します。
そして、クラウドファンディングで支援者となった方は"制作共犯者"として、制作過程の作品にフィードバックを提供することで制作に関わることができます。
支援者向けに登場キャラクターや出演声優の公開、また開発過程もガンガン公開していく予定であり、また支援に応じて様々な豪華リターンもあるとのことです。
「東京クロノス」とは?
VRでプレイできる次世代のVRミステリーアドベンチャーゲーム「東京クロノス」。
プレイヤーの目の前で息づき、魅力的に動き出す登場人物たち。
謎に包まれた世界で、少しずつ明らかになる驚愕のサスペンスストーリー。
360度広がるVR空間に最適化された、新しいビジュアルノベルのカタチ。
あたかもその場にいるかのような感覚になる、高品質の立体音響システムを備えています。
「画面の向こう側へ行くADV」をコンセプトにしており、作品の世界に丸ごとダイブして楽しむことができるとのこと。
2019年初頭の配信開始を予定しており、Oculus Rift、Oculus Go、SteamVR、PlayStation VRでプレイ可能になります。
東京クロノス ストーリー
いつから、なぜ、離れ離れになったのだろう?
小さなころ仲良しだった8人組。
その謎が明かされる時がきた。
時が止まった、誰もいない渋谷に、
8人が閉じ込められたことをきっかけに。
1人づつ消失していく異常な空間で。----−私は死んだ。犯人は誰?
引用元:東京クロノスプレスリリース
東京クロノス 作品概要
タイトル | 東京クロノス(TOKYO CHRONOS) |
---|---|
ジャンル | VRミステリーアドベンチャー |
配信開始時期 | 2019年初頭 |
ウェブサイト | https://tokyochronos.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/tokyo_chronos |
プラットフォーム | Oculus(Oculus Go, Rift)、SteamVR、PSVR |
対応言語 | 日本語・英語・中国語 |
ロサンゼルスにて開催のAnime EXPO2018にも出展予定!
また、7月5日(木)~7月8日(日)にかけて米国ロサンゼルスにて開催されるアニメ関連イベント、Anime EXPO2018にも出展する予定です。
「New Era of Visual Novel: Dive Into the Screen with VR Technology」というパネルトークを開催するほか、本作の開発中デモ「TOKYO CHRONOS」を試遊することができます。
米国在住の方で参加可能であれば、本作の世界観を一足先に体験できる機会となっております。
制作パネルトーク
- ・日時:7月7日(土)12:00~13:00 ※ロサンゼルス時間
- ・場所:Anime Expo, Los Angeles Convention Center, Room 404 AB (Live Programming 5)
開発中のデモ展示に関して
- ・場所:Los Angeles Convention Center, South Hall #BOOTH 4418(※Sekai Projectブース)
- ・内容:"TOKYO CHRONOS"開発中デモの試遊
MyDearest株式会社について
「編集者 x クリエイター」が集い、ストーリー系のVRエンターテイメントに強みを持つ日本のVRスタートアップ企業。
VR小説・VR漫画である「FullDive novel & FullDive MANGA」を企画、開発しており、音楽・プログラミング・デザインに関するすべてのクリエイターを自社内に揃えています。
大ヒットアニメ「ソードアート・オンライン」の担当編集としても知られるライトノベル編集者の三木 一馬氏もアドバイザーとして参加しており、第二回日本アントレプレナー大賞エンタメ部門を受賞しています。
また、VRで楽しめるライトノベル「Innocent Forest」を配信しており、6月からは中国国内での配信も行うなど、海外進出にも積極的です。
参考:VRライトノベル「Innocent Forest」が中国進出!国内専用のVRプラットフォームで配信開始
まとめ
新しいビジュアルノベルの形を定義する「東京クロノス」、どのような作品になるか非常に気になります。
ジャンルはVRミステリーアドベンチャーとのことですが、ゲームとビジュアルノベルが融合することで、これまで体験したことのなかった新しいエンタメ体験になりそうですね。
VRは映画やアニメ、小説やマンガなど、様々なエンターテイメントに新しい鑑賞方法を提示していますが、その可能性はまさに無限で、クリエイターのアイデア次第でアッと驚くコンテンツを作ることができます。
「東京クロノス」の配信は来年頭と少し先ですが、クラウドファンディングでの支援者には先行して様々な情報が提供されるほか、支援者の意見が作品に反映されるなど様々な特典があります。是非ともご応募してみてはいかがでしょうか。
【関連リンク】
東京クロノスプレスリリース(PR TIMES)

フリーランスの翻訳ライター。XR、VTuber、人工知能を専門に各種メディアに寄稿しています。
Twitter: https://twitter.com/dsiwmr