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VRとロボットのリンクで小笠原を遠隔旅行体験!KDDIらが体験イベントを実施


一般社団法人東京諸島観光連盟小笠原村観光局、Telexistence株式会社、一般社団法人竹芝エリアマネジメントは、遠隔旅行体験を通じ小笠原村への誘客活動に取り組むため、「小笠原村の観光資源の遠隔体験イベント」を行うことを発表しました。


小笠原の魅力に触れる遠隔旅行体験イベント実施

遠隔旅行体験イベントは、Telexistence株式会社が提供するテレイグジスタンス技術を活用して、株式会社JTBとKDDI株式会社により実施されます。

この遠隔旅行体験は、東京諸島への玄関口である竹芝と、小笠原村父島をテレイグジスタンス技術で繋ぐことで、リアルな小笠原父島の魅力に触れることができる体験イベントとなっています。

また、本イベントは公益財団法人東京観光財団の「平成30年度地域資源発掘型実証プログラム事業」の取り組みの一環となっているということです。

遠隔旅行体験イベントの目的は、VRおよび通信とロボティクスの融合により遠隔地にいながら世界自然遺産であり返還50周年を迎える小笠原諸島の魅力を体験することで、「小笠原に行きたい」という意欲を喚起し、誘客に結び付けることで、地域の魅力発信の新しい手法としては初めての取り組みとなっています。

テレイグジスタンスとは

テレイグジスタンス(TELEXISTENCE/遠隔存在)とは、Telexistence株式会社の創業者の一人であり、会長でもある東京大学名誉教授・舘暲氏が1980年に世界で初めて提唱した概念で、遠隔臨場感、遠隔存在感などと訳されることもあります。

テレイグジスタンス (telexistence) とは、人間が、自分自身が現存する場所とは異なった場所に実質的に存在し、その場所で自在に行動するという人間の存在拡張の概念であり、また、それを可能とするための技術体系です。

引用元:Tachi_Lab.

テレイグジスタンス技術の仕組

離れた場所にに置かれたロボットに通信により接続し、コントローラとなるVR機器・触覚提示デバイスによりロボットを操作し、遠隔で視覚・聴覚・触覚を体感できるものです。

システムイメージ

テレイグジスタンス技術のイメージについて

コックピットとしてVR機器、触覚提示デバイスを人間が装着し、遠隔地に設置したロボットと通信でリンクさせ、自在にコントロールし、遠隔地にいるかのような体験を行うことができます。

コックピット

ロボット

人とロボットのリンク




次世代の遠隔旅行を体験しよう

「テレイグジスタンス」技術をつかって、東京・竹芝にいながら小笠原諸島(父島)を探検することができます。

今回の体験イベントでは、世界自然遺産である小笠原の4箇所(大村海岸、小笠原海洋センター、JA東京島しょ小笠原父島支店直売所、ウェザーステーション展望台)で、テレイグジスタンス技術を活用し、島の魅力を“体感(=見る、聞く、触る)”することができます。

大村海岸では島独自の自然に触れ、海洋センターで海亀に触ったり餌をあげることもできます。

大村海岸の美しいビーチ

海洋センターの海亀

小笠原の特産品を手に取ってショッピングを体験したり、展望台では小笠原の雄大な風景を一望できます。

小笠原の特色あふれる産品

ウェザーステーションからの雄大な景色

小笠原村の観光資源の遠隔体験イベント 概要

イベントの参加にはイベント告知ページからの応募が必要となります。

応募期間 2018年8月29日(水)~2018年9月7日(金)
実施期間 2018年9月14日(金)~2018年9月27日(木)
対象年齢 16歳以上
開催場所 竹芝まちづくりサロン(竹芝客船ターミナル1階第二待合所前)
所要時間 約30分(システム装着・取り外し時間含む)
当選人数 1日 8名 約70名様(抽選)
応募方法 申し込みフォームでの応募

世界自然遺産・小笠原諸島について

信州深志(長野県松本)の城主小笠原長時の曾孫、小笠原貞頼が発見したと伝えられている小笠原諸島は、東京から約1,000km離れた父島、母島を中心として日本の南海に散在する大小30余の島々から成り立っています。

亜熱帯に属しており、年間の気温変動が少ない小笠原は、世界でも有数の透明度を誇る海に囲まれ、独自の生態系の動植物を有する自然の宝庫となっています。

小笠原諸島は、大陸と一度も陸続きになったことがないと考えられており、海流、風、鳥などによって運ばれてきた動植物は独自の進化を遂げ、固有の動植物が多数存在しています。

まとめ

KDDIによると、商用無線ネットワークを活用したテレイグジスタンス技術による一般向け遠隔旅行体験は世界初の取り組みであるということです。(2018年8月29日時点)

今回のイベントの目的は小笠原村への誘客ですが、将来的には「テレイグジスタンスによる遠隔旅行」が観光の一つのジャンルとして発展するかもしれませんね。

ソース:遠隔旅行体験イベントプレスリリース[KDDI]










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