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VTuberえもこのVR個展がグランプリに!「NEWVIEW AWARDS 2018」受賞作発表へ!

VRアーティスティックプラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社Psychic VR Lab、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークよる共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は10月15日(月)、VRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」の受賞作品を発表しました。


世界中からVRコンテンツが集結!「NEWVIEW AWARDS 2018」

「NEWVIEW AWARDS 2018」は誰でも3次元空間での表現を行える将来を見据えて、VRの新しい表現とカルチャー/ライフスタイルを引っ張っていける次世代のクリエイターを発掘し、次の段階へと進むきっかけを作るために立ち上げられたアワードです。

「超体験をデザインせよ」

というテーマに

・ファッション

・カルチャー

・アート

といった各分野のVRコンテンツが2018年6月1日から7月31日までの期間、世界中から公募されました。

応募数は7ヶ国合計219作品にのぼり、

・デヴィッド・オライリー氏

・m-flo氏

・伊藤ガビン氏

など 9組の審査員による最終審査会を経て、グランプリをはじめとする9作品の受賞作が決定しました。

NEWVIEWとは?

3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーです。

ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間におけるカルチャーを体現するクリエイターとともに、リアルと空想を越境する次世代のカルチャー/ライフスタイル体験をデザインする実験を仕掛けるなどして、国内外でのレクチャーやミートアップを通じて次世代のVRクリエイターの発掘・育成・交流の展開をしています。​

賞金20,000USDのグランプリはVTuberえもこの「バーチャル個展」!

「NEWVIEW AWARDS 2018」のグランプリは、VRアートとその描画工程の映像を鑑賞できる、VTuberえもこの作品「EMOCO'S FIRST PRIVATE EXHIBITION」が受賞しました。



NEWVIEW AWARDS 2018 受賞の9作品

「NEWVIEW AWARDS 2018」でグランプリを含め、見事受賞を果たした9作品をコメントと共に紹介します。

GOLD(1作品 賞金20,000USD):EMOCO'S FIRST PRIVATE EXHIBITION

作品名 「EMOCO'S FIRST PRIVATE EXHIBITION」
作者 えもこ(バーチャルYouTuber /バーチャル美術家|日本)

VTuber「えもこ」によるVRアートとその描画工程の映像を鑑賞できる「バーチャル個展」。

受賞コメント

この度は、このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。

VRで誰でも自由に個展が開けて、それを世界中の人に体験してもらえるようになったのは、本当にステキな事だと思います。

VR未経験でも簡単に作れますので、ぜひ皆さんもSTYLYで自分だけのVR空間を作ってみてくださいね。

バーチャル技術(xR)で世界はもっと便利で楽しくなると思います。

そんなNEWVIEWをとても楽しみにしています。

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

審査員コメント

デビッド・オライリー 氏(アーティスト)

「この作品は、クリエイター主導だと感じた数少ない作品の一つであり、他人のオブジェクトを使うことなく一途な姿勢で作られたものだと感じました。

また、シンプルなストーリーで、VR内をスムーズに動き回ることができました。

それぞれのイベントに焦点を当てた空間設計は、闇雲に広がることのなく、この作品に丁度よくフィットしています。

他と比較してこの作品には、仮想モーションキャプチャで多くの動きが含まれており、作品の視覚的な部分に大きく寄与しています。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

m-flo ☆Taku 氏(プロデュース・ユニット)

「今回、ロケーションは違いつつ美術館的なアプローチが多かったなか、ひねりをいれた作品。

Vtuberがアート作品を作っていくというテーマも面白いんだけど、展示されている作品を目の前で作っているところに引き込まれました。

しかも作っている作品は立体的な絵を描いていく絵の彫刻ってのもデジタルならではのアプローチ。

展示されている作品を見ていくなか、ちゃんと起承転結も作れていた。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

伊藤ガビン 氏(編集者)

「まずVRすなわちバーチャルリアリティの名を冠したアワードに、バーチャルアーティストが参戦してきているという仮想現実の入れ子細工というか箱根細工というかマトリョーシカというか、ソコですよね。

仮想現実の「リアル」は、物理的な存在である僕らよりも、バーチャル人格であるえもこさんにとってのほうがリアルかもしれない。

えもこさんの作る「作品」はある意味凡庸ですが、空間の高低差の作り方など総合力が高かったように思います。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

SILVER(3作品 賞金5,000USD)

準グランプリに当たる「SLIVER」賞は3作品が受賞しました。

EMMA VR: PAINTING LIFE

作品名 EMMA VR: PAINTING LIFE
作者 Wyatt Roy(コマーシャル映像作家、VRアーティスト|アメリカ)

芸術作品の背景にいるアーティストを実感し、絵画の背景にあるストーリー知る機会を提供する作品。​

審査員コメント

m-flo ☆Taku 氏(プロデュース・ユニット)

「個人的には金賞を与えたかった作品。

ベタベタな美術館を歩くだけかな、って思ったら絵を鑑賞するだけでなく絵の中に入れるってのが面白かった。

VRの長所をしっかりと作品にいれていて、グラフィックのレベルもコーディングもしっかりと安定してた感じ。

ちなみに彼が作ったもう一つのWhisper National Parkもメッセージだったり音の聞こえ方がすごくきめ細かくて好きでした。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

IMMERSIVE PHOTO EXHIBITION "美少女は目で殺す"

作品名 IMMERSIVE PHOTO EXHIBITION "美少女は目で殺す"
作者 chiepomme & Albina Albina & APOLIA(アートユニット|日本)

小さな世界で紡がれる、少女たちの物語をPhotogrammetry を用いたプロップ、Mirage Camera を用いた 180° 立体視写真で表現した作品。

≪審査員コメント≫

陳怡潔 氏 │ Agi, Chen Yi-Chieh(アーティスト)

「作品の中でミステリアスな空間を覗き見るという体験を通じて、より深い感情を感じることができました。

展示空間のデザインは、壁にある小さな穴をすべて探索するかのように私を誘い、さらに好奇心を掻き立てられました。

そして、このミステリアスな雰囲気はVR世界にとてもマッチしていたと感じました!」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

MAILLOTS DE BAIN

作品名 MAILLOTS DE BAIN
作者 Mask du Video(映像作家|日本)

ゾートロープをモチーフに、現実社会と同じようにフロントエンドとバックエンドの役割が相互にリンクして一つの世界が組み上がっている様子を表現。

≪審査員コメント≫

デビッド・オライリー 氏(アーティスト)

「この作品の常識に囚われない挑戦を大いに評価しました。

それは今までのルールを破るものであるだけでなく、私はクリエイター自身がVRの奇妙さとそれが視聴者の空間感覚とバランス感覚に何をもたらすのかを楽しんでいる様子を感じることができました。

他の作品と比較して、この作品は、視聴者に空間へ向かわせるのではなく、視聴者自身に空間をもたらすものだと感じました。

私にはクリエイターが何を伝えようとしているのか正確にはわかりませんが、一見すると不条理な、ただ同時に遊び心に溢れたこの作品のクオリティーを終始楽しむことができました。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

PARCO賞:身体の形状記憶装置 -SHAPE MEMORY OF YOU-

作品名 身体の形状記憶装置 -SHAPE MEMORY OF YOU-
作者 Discont(VR空間デザイナー|日本)

VRの中で喪失してしまった身体と身体感覚を取り戻すことを目指した実験的な試み。身体の実在感を想起させ、身体感覚を揺らがす7つのインスタレーションを用意。

審査員コメント

泉水隆 氏(株式会社パルコ 常務執行役)

「先へ進むにつれて変化する空間、また空間内の7つの展示をめぐる中で、「この先には何があるのだろう」という期待感を掻き立てられる作品でした。

加えて、現在VR空間の作り手は、技術者「エンジニア」と名乗る方が多いと思いますが、今回のアワードを通して「VR空間デザイナー」という肩書きのクリエイター(本作の作者Discontさん)が登場した事は、VRが今後アートやファッション・カルチャーへシフトしていく大きな一歩だと思い、この作品を選定させて頂きました。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

松武秀樹賞:PRINTS

作品名 PRINTS
作者 Yuki Matsuoka(写真家 / プログラマー|日本)

深度カメラで撮影したイメージをネガとして現像し、VR空間に記述。

フォトグラメトリーや3Dスキャンが現実世界を再現する手法であるのに対し、printsはイメージをVR空間に定着させることを提唱する作品。

審査員コメント

松武秀樹 氏(音楽家、シンセサイザー・プログラマー)

「2D画像はアナログ(ライン)デジタル(ドット)の集合体であり、近づき観る角度を変える事で3D形状となり、それらを確認分析する面白さがある。

アナログ、デジタルは音楽分野でもそうであるように、この作品に奥行きのある音を付けてみたくなった。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

KALEIDOSCOPE賞:ENCLOSURE​

作品名 ENCLOSURE
作者 TeamMIKAMI (from OMNIBUS JAPAN)(クリエイティブユニット|日本)

「音の空間」をコンセプトとしたインスタレーション作品。音楽の持つ空間を再現し、HMDを通してその空間へと、自分の視聴覚を移送することを目的とした。

審査員コメント

René Pinnell(CEO & Founder of Kaleidoscope)

「職人技と独創性を感じたので、KALEIDOSCOPE賞に選出した。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

CINRA.NET賞:FEVER​

作品名 FEVER
作者 Tomoaki Seo(クリエイティブテクノロジスト、インタラクションデザイナー|日本)

虚構の世界で作られたcultureを「Dystopia culture」と定義、Dystopia cultureにより生み出される「熱狂」を体験させる。

現代社会における虚構(バーチャル)と現実の境界線の曖昧さを感じ取れることを目指した。

審査員コメント

こやまたくや 氏(アーティスト)

「CINRA賞に関しては、おこがましいですが完全に僕個人の好みで決めさせて頂きました。

"FEVER"は「うわぁ〜、なんかヤバイ世界に入り込んでしまったぞ・・・!うわぁ〜」感が一番強く、直感的に感覚的に好きな作品でした。

空間の至る所でキャラクターが踊り狂っているのも素敵ですが、なんとなく小気味良い妙な音楽のチョイスも素敵やと思いました。

なんなんですかねこの絶妙な小気味良さは・・・。この小気味良さも含めて、全体の世界観がとっても好みでした。」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

DELL賞:新紀元 〜THE BIRTH〜​

作品名 新紀元 〜THE BIRTH〜
作者 バーチャルキャスタープロジェクト(TVプロデューサー / CGクリエイター / VRアーティスト|日本)

荒廃した世界に突如誕生した謎のバーチャルキャスター。

彼女から伸びているコードを辿り水中にも、人々を新たな世界へ導く世界を表現した作品。​

審査員コメント

柳澤真吾 氏(デル株式会社 エイリアンウェアマーケティング シニアマネージャー)

「本作品は、足元の地下世界が作品にうまく取り入れられていました。

VRの醍醐味のひとつとして、上下への移動があります。

上下に大きく移動できる作品はありましたが、足元にフォーカスを当てつつ、自然としゃがみたくなる動線をはりつつ、しゃがみこむという小さな動きだけで、新しい体験ができたのがこの作品でした。

小さな空間に楽しい体験や驚きが詰め込まれていた素晴らしい作品です。おめでとうございます!」

引用元:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]

全ての受賞作品と、審査員のコメントは以下のページにて公開されています。

結果発表ページ(日本語)

まとめ

今年初めて世界規模で展開された「NEWVIEW AWARDS 2018」。

ファイナリスト作品をVR体験できる展示会や、それら作品のレビューを中心に3次元空間表現の「これからの可能性」を語るトーク&DJイベントが開催されるなどして大々的に催されました。

金賞を受賞した「EMOCO'S FIRST PRIVATE EXHIBITION」は、VTuberがVRアートを描き、それが立体的に完成していく様子を鑑賞できるところがとても面白く素敵な作品で、VRの名を冠したアワードに現役VTuberが受賞したということも興味深いものです。

NEWVIEWは、受賞したクリエイター達の発展支援を行っていくとのことなので、今後の活躍にもぜひ注目したいですね。

ソース:「NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品」に関するプレスリリース[PR Times]










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