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VR体験で購入意欲は高まる?「VRに関する意識調査」発表へ

旬な情報や話題についてアンケートを実施し、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果を提供している株式会社マクロミルは、VRに関する意識調査を2019年1月にインターネット上で実施し、同年2月7日(金)に「HoNote通信 vol.172」として発表しました。


VR元年から3年、VRの浸透度合いを調査

「VR」は、2018年には新興技術でなく広く一般に普及したものとみなされるようになったとして、ロケーションベースVR協会により「VRの日」が2月2日に制定されました。

では、実際にどの程度認知され、浸透しているのか、また、不動産の内覧など販売促進に活用されるケースが増えていますが、VRを体験することで購買意欲が高まるのかなど、15歳から69歳まで幅広い年代を対象にVRに関する意識調査が実施され、次の5項目について「HoNote通信 vol.172」で発表されました。

調査結果①:『VR』の認知率とVRの体験状況について

5人に1人はVRを体験!体験のトップは「VR動画視聴(44%)」

VRは現在どのくらい認知され、体験したことがあるかどうか調査した結果です。

『VR』という言葉の認知率は15歳から69歳の調査対象全体で

「どのようなものか知っていた」53%

「名前を見聞きした程度」38%

合計で91%でした。

また、実際にVR体験をした人は21%で、「5人に1人がVRを体験済み」という結果となりました。

VR体験内容の内訳のTOP3は

VR動画視聴(43.7%)

ゲーム機、PC、スマホでのVRゲーム(37.9%)

アミューズメント施設のVRアトラクション(30.6%)

となり、いずれも3割を超えていましたが、その他のVRについては1割未満と上位の3つとは大きく差が開く結果になっています。

調査結果②:VR体験の満足度について

VR体験の満足度は85%!不満の理由は「VR酔い」

VRを体験したと答えた人の満足度や使用感について調査した結果です。

「満足」34%

「やや満足」52%

合わせて85%と満足度は高い結果となりました。

満足から不満まで、その理由を自由記述で求めた結果、

満足の理由では【リアル】【臨場感】のキーワードが多く見られ、

不満の理由では「VR酔い(酔った、気分が悪くなった)」に関する回答が多く見られています。

VR体験の満足度の理由

VRを体験したことがある人(n=206)からの自由回答

【満足、やや満足】

・リアルな臨場感を体験することが出来るから。(満足/10代男性)

・非現実的なことながら、立体感があって現実のように感じる。(満足/60代男性)

・非日常感を感じられて、とても楽しかったから。(満足/50代女性)

・没入感がすごく現実との区別がつかなくなるレベルだった。少し疲れが出るのでやや満足。(やや満足/20代男性)

・本当にその場にいるような感じがした。音もリアルで綺麗だった。(やや満足/20代女性)

【やや不満、不満】

・現実とは違い酔いがあるから。(やや不満/10代男性)

・画像が荒いメガネ着用だと合わせにくい。(やや不満/40代男性)

・長い時間ではなかったが首が疲れた。慣れていないせいか目が回って気持ち悪くなった。つけている間、頭が暑かった。(やや不満/30代女性)

・酔って気持ち悪くなった。(不満/40代男性)

引用元:HoNote通信 vol.172

調査結果③:家庭向けVR機器の最大予算について

家庭向けVR機器、所有率は3%だが、購入意向は30%

映像視聴やゲームでの利用を中心に発売されている家庭向けVR機器の購入状況や未所有者の購入意欲について調査した結果です。

家庭向けVR機器の所有率は全体の3%と1割にも満たない結果となりました。

しかし、現在所有していない人のうち30%が『欲しい(「是非欲しい」8%、「まあまあ欲しい」22%)』と回答しました。

さらに購入する場合の最大予算を尋ねた結果では、

「5,000円から10,000円未満」37.2%

「10,000円から50,000円未満」40.7%

と、上記の2価格帯がボリュームゾーンであり、最大予算を平均した価格は19,991円となりました。





調査結果④:VR体験による商品・サービスの購買意欲の変化について

VR体験者は商品やサービスの「購入意欲が高まる」61%

不動産のVR内覧や住宅のリフォームの完成イメージのVR視聴や自動車のVR試乗体験など、サービスや商品の購入前にVRを活用して疑似体験をしてもらい、購入につなげる取り組みが広がっています。

実際にサービス・製品購入前にVR体験をした場合、その購買意欲が高まるかどうかの調査も行われました。

『VRでの「不動産見学」「インテリア・リフォーム」「試乗」など、商品を買う前にVRで体験ができる場合とできない場合でその商品を買う気持ちに影響はあると思うか?』

と質問し、5段階で回答を得られています。

全体の回答では、VR体験ができた方が、

買う気持ちが高まる 17.5%

どちらかといえば高まる 24.8%

となり、合計42%が「購入意欲が高まる」と回答しています。

全体ではなく、VR体験者人と未体験者に分けて比較すると、

体験者 「購入意欲が高まる」61%

未体験者「購入意欲が高まる」37%

と、回答傾向に差が見られました。

調査結果5 今後VRが活用される分野の予想について

VR活用分野予想は、TOP3はエンタメ、旅行、研修、防災などが上位8位に

「今後VRは浸透すると思うか」の質問に対して、

「浸透すると思う」18%

「どちらかといえば浸透すると思う」43%

過半数の61%が浸透していくと予想しています。

さらにVRが活用されると思う分野について複数回答で予想してもらうと、

「ゲーム」       62.3%

「アミューズメント施設」58.1%

「映画」        53.7%

の3分野で過半数を超える回答数となりました。

上記の結果から既にVRが活用されているエンターテインメント分野において、さらに活用が進むと予想されています。

調査概要

調査主体:マクロミル

調査方法:インターネットリサーチ

調査日時:2019年1月11日(金)~2019年1月13日(日)

調査対象:全国15~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)

割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル

※ 数値は四捨五入した整数で表記されています。

※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算が行われているため、合計が100%とならない場合があります。

まとめ

今回の調査結果では、2019年1月現在、15歳から69歳の9割が認知するまでに『VR』が浸透していて、VR体験者も2割を超える結果となりました。

さらに体験者の満足度は高く、VRによる「リアル感」や「臨場感」「没入感」を評価していることがわかりました。

また、サービス・製品購入前に、VRを活用した擬似体験をすることで「購入意欲が高まる」と回答した人は全体で4割にのぼり、VR経験者では6割が「意欲が高まる」と回答していました。

VR体験によって購買意欲が変化することが明らかになりましたね。

VR体験による購買意欲の変化の数値から、改めてVRのすごさを感じました。

今後、プロモーションでのVR活用がさらに期待されますね。

ソース:VRに関する意識調査に関するプレスリリース[PR TIMES]









VRInside編集部


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