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5G時代のVRシステムとは?新技術に触れるセミナー「来たるべきVRx5Gの未来」開催

VR未来塾と株式会社Kandao Technologyは、2020年の商用化に向け標準化を目指す“次世代通信システム5G“と、5Gを活用したVRシステムについての無料セミナー「来たるべきVR×5Gの未来」を2019年3月27日(水)に開催しました。


「来たるべきVR×5Gの未来」について

2019年3月27日(水)、2020年の商用化に向け、標準化を目指す次世代の“次世代通信システム5G“、そして5Gを活用したVRシステムについてのスペシャルセミナー「来たるべきVRx5G未来」が3331 Arts Chiyodaにて開催されました。

このセミナーではKandao社のCEO Chen Dan氏が来日し、

・HTC NIPPONの川木 富美子氏

・NTTテクノクロスの仲西 正氏

・株式会社クロスデバイスの早川 達典氏

が登壇して、5Gを活用する技術や事例などを紹介、最先端の8K VRライブ配信のデモンストレーション・機器の展示が行われています。

5Gを活用した360度8K VR映像配信

Kandao Technology社はハードとソフト両方の研究開発に力を入れており、より高品質な撮影を可能にするため、最先端のオプティカルフローとデプズ技術を駆使しています。

同社はこれまでに、中国最大通信企業である中国移動、中国聯通、中国電信、Huawei、そしてCCTV(中国中央電視台)と提携して、春節聯歓晩会、第5回世界インターネット大会、2018年世界ショートコース水泳選手権大会等のイベントにて、8K VRでライブ配信を行っています。

Kandao Technology社の陳丹氏は

「東京オリンピックを来年に控え、5Gを活用したVRライブ配信への期待が高まるのでしょう」

とコメントしました。

陳丹(Chen Dan)氏プロフィール

陳丹(Chen Dan)

(KANDAO社 CEO)

中国・深圳のVirtual Reality CameraとSoftware SystemのリーダーであるKandao Technologyの共同創設者兼CEO。

電子製品の設計と画像処理技術における彼の技術的な専門知識により、CESの「ベスト・オブ・イノベーション」賞を受賞したプロフェッショナルおよび産業レベルの3D VRハードウェアおよびソフトウェアシステムである「Obsidian」から、新しいイメージング技術をユーザーにもたらす、コンシューマーVRカメラ「QooCam」まで、Kandaoの技術的進歩を導いてきた。

学士号および修士号を取得した後、物理学者として、また20年以上にわたり熱心な写真家/ビデオグラファーであるDanは、光学、センサー設計、カラーサイエンス、コンピューター写真などのイメージング技術について、常に興味を持って研究している。

2016年にKandaoを設立する前、彼は8年間ハードウェアエレクトロニクス製品の設計を行ってきた。

Kandaoの目的は、イメージングハードウェアと処理ソフトウェアをシームレスに統合して従来の2D境界を超えることであり、次世代向けたイメージング製品を開発すること。

引用元:プレスリリース

5GとVRの組み合わせが切り開く新たな商機とビジネスモデルの展望

HTC NIPPONの川木富美子氏は、

「HTC社は、今後5Gがハブの役割になり様々サービスを展開することを考えている」

と、3Gと4Gと比べて5Gを幅広い領域で活用すると述べました。

また5Gの特徴を活用することでメガネ型のデバイスが普及可能となり、

・情報収集

・情報発信

が、そのデバイスを利用してできる未来が来る、と予想しています。

川木 富美子氏プロフィール

川木 富美子

(HTC NIPPON株式会社 プロダクト&エンジニアリングディレクター,HTC NIPPON製品開発及びマーケティング責任者)

ソニー、日本HPなどを経て、2007年にHTC NIPPONに入社、Widows Mobile Phoneの開発責任者としてキャリアをスタート。

3G端末、日本初のAndroid端末や日本初のLTE端末などを日本市場に送り出す。以降、日本で発売した機種のうち約22機種を担当。

2017年からは開発以外にマーケティング、PR業務にも従事

引用元:プレスリリース

​パノラマ超エンジンが実現する360°VR: 8K Liveと12K VOD

NTTテクノクロス株式会社の仲西正氏は、

「5Gを活用した高品質パノラマ映像のライブストリーミング配信では、撮影から視聴までトータルの性能向上が必須だ」

と語りました。

Kandao社のプロ向けカメラObsidianなど高品質のカメラと、正確なステッチングでキャプチャーした動画を、パノラマ超エンジンの技術で処理すると、ユーザーが視聴しているエリアを綺麗に見せることができます。

来たる5G時代では、高解像度のライブ配信が真の臨場感を実現できると期待されています。

仲西 正氏プロフィール

仲西 正

(NTTテクノクロス株式会社 メディアイノベーション事業部)

1984年日本電信電話公社(現NTT)入社。

以来、映像構造情報抽出、映像コンテンツ流通に関する研究に従事。

2017年より現職、360°VR関連技術開発と事業化に取り組んでいる。

引用元:プレスリリース

これまでのVRライブの取り組みと事業について

プログラム「これまでのVRライブの取り組みと事業について」では、株式会社クロスデバイスの代表取締役社長 早川達典氏が、

「日本では、2016年に『VR元年』と呼ばれ、VRに関するトッピックが世を謳わせましたが、現在は、当時の盛り上がりに比べるとやや落ち着きを見せるVR市場ですが、通信大容量化の5G時代を見据えて、ソーシャルVRやスポーツやエンタメを中心としたVRライブなど、再度盛り上がり機運が出てきています」

と話しています。



セミナー開催概要

日時:2019年3月27日(水)

公式サイト来たるべきVR×5Gの未来

主催:VR未来塾

協賛:KANDAO

会場3331 Arts Chiyoda 1階 コミュニティスペース

まとめ

東京オリンピックを控え、2020年の商用化に向けて標準化を目指す、次世代の新通信システム第5世代移動通信=5G。

超高速、大容量、低遅延、低コスト、省電力、多接続といったことが期待されるこの新技術は、私たちの生活を今後どのように変えていくのでしょうか。

今回のセミナーでは、VRにフォーカスをあててその可能性を考え、新時代のメディアと通信の最新事情に触れられる貴重な勉強会となったようです。

ソース:「来たるべきVR×5Gの未来」プレスリリース[PR Times]









VRInside編集部


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