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iOSがARヘッドセットに対応?Appleの年次イベントに関する様々な噂

2019/04/30 18:00

Appleが2017年に発表したARプラットフォーム「ARKit」によって、現在ではiOSアプリに高品質なARを実装できるようになりました。

そして、近日開催されるApp;eのイベントに際して、ARKitやApple独自のVR/ARデバイスに関する様々な噂が飛び交っており、同社の動向に注目が集まっています。


ARKitのアップデート版が登場?iOSがARヘッドセットに対応する?

Appleは開発者会議のWWDC(World Wide Developers Conference)を毎年開催しており、2019年は6月3日~7日にかけて、カリフォルニア州サンノゼにて開催します。

新型のApple製品が発表される同イベントは、毎年世界中のApple信者たちの関心を惹きつけていますが、今年はARKitのアップデートに関する噂も多く、また同社が開発中とされる独自のVR/ARデバイスに関する噂も出ています。

ARKitのアップデート版が発表?

Appleの動向に詳しい9to5Macのレポートによると、2019年のWWDCではARKitのアップデート版が発表される可能性が高く、アップデート版ARKitの内容について様々な推測をしています。

レポートでは、新型ARKitは新たなフレームワークを加える他、ARアプリ開発に役立つコンパニオンアプリも発表される可能性があると述べています。

また、ARKitでユーザーの姿勢を計測できる機能の追加や、iOSのアップデート版は新たにARヘッドセットに対応するのでは、といった推測もあります。

iOSがARヘッドセットに対応?

もちろん、レポートにある内容は憶測に過ぎませんが、これまでにも様々な報道によって、Appleが独自のVR/ARヘッドセットを開発していることが話題になっています。

米メディアRoad to VRによると、このデバイスは使用時にiPhoneとの接続が必要になり、アプリの動作や映像のレンダリングは、すべてiPhone側で行うというものです。

もし本当なら、AppleのVR/ARデバイスは「HoloLens」のような一体型ではなく、外部端末と接続して使用する「Magic Leap One」に近いものになります。

そうすれば、iOSがARヘッドセットに対応するのも自然な展開、ということになります。



2020年に登場?AppleのVR/ARデバイスとは?

Appleは、おそらく2019年後半~2020年頃に、独自のXR(VR/AR/MR)対応のデバイスを発表する可能性が高いと、業界では噂になっています。

これまでに、同社は複数のVR/ARハードウェア関連の企業を買収していることからも、独自のXRデバイスを開発中であることは明らかと言えるでしょう。

VR・AR、両方に対応?

例えば、Appeは2017年にVR/ARハードウェア開発企業のVrvanaを買収しています。

同社は「Totem」というコードネームのヘッドセットを開発しており、これはVRとAR両方に対応しているという、本格的なMR(複合現実)を実現するデバイスです。

VR・AR両方に対応「Totem」

また、2018年にはAkonia Holographicsという企業を買収、同社は独自のARスマートグラス用のディスプレイ技術を開発しており、視野角60度程度のディスプレイを実現するとのことです。

この他にも、Appleが「Mirrorshades」というコードネームのARヘッドセットを独自に開発している、というリーク情報もあります。真偽は定かではありませんが、まだ見ぬ同社のXRデバイスの姿を想像させてくれます。

2020年ごろに発表か

Appleは公式には明らかにしていませんが、同社のXRデバイスは2019年後半~2020年頃に発表される可能性が高いと、様々なメディアが報じています。

米メディアのCNETは、AppleのXRデバイスは2020年ごろに発表を予定していると報じており、デバイスは片目8Kの高画質映像を再生できるとのことです。

現時点で推測できるAppleのXRデバイスの特徴として、

・VRとAR、両方に対応。

・使用時にはiPhoneに接続。

・片目8Kの高画質ディスプレイを搭載。

・長時間装着が可能?

といった点が挙げられますが、この他にも、一般ユーザーが購入しやすい価格帯であるかどうか、またApple製品の特長でもある優れたデザイン性なども気になるポイントです。

6月に開催されるWWDCでは、同社のXRデバイスの手がかりとなる重要情報が発表されるかもしれません。Appleの動向に要注目ですね。

まとめ

6月に、Appleの年次イベントであるWWDCが開催されます。イベント内容については明らかではありませんが、ARプラットフォーム「ARKit」のアップデートに関する話題も出ています。

また、ARKitの他、iOSがARヘッドセットに対応するのでは?という噂も出ていますが、この噂は同社が2020年頃に発表すると噂の、Apple独自のXRヘッドセットともリンクします。

あくまでも推測ですが、同社のXRデバイスがiPhoneと接続して使用するものであるなら、iOSのARヘッドセットへの対応は十分に可能性があります。

参考サイト:Road to VR









Daisuke


フリーランスの翻訳ライター。XR、VTuber、人工知能を専門に各種メディアに寄稿しています。 Twitter: https://twitter.com/dsiwmr

 

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