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VRで下見もできる!AR対応「ウェルチェアビュー・ピクトグラム」を開発へ

一般社団法人VR革新機構(VRIO)は、東京2020に向けて車椅子での移動を支援するため独自に「ウェルチェアビュー・ピクトグラム」を製作しAR対応を2020年春までに行ことを発表しました。


VRIOのミッション~車椅子目線で世界へ!

VRIOは、東京2020までに利用者の要望を反映した約30種ウェルチェアビュー・ピクトグラムを開発することを発表しました。

2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」、2025年の「大阪万博」などユニバーサルツーリズムだけでなく、災害時や避難準備時などの車椅子、乳幼児のお散歩カーなどで移動可能な避難経路の確認、トイレ・レストラン・ターミナルなど目的地までのVR下見や、バーチャル避難訓練ができることをめざしています。

さらに、現地で車椅子での移動に必要な情報や介助者が必要な情報を得られるよう、ベビーカーの赤ちゃんから高齢者、障がい者にやさしい車椅子移動支援を目的としています。

ARでVRフォト・動画・画像・テキスト・Webリンクに加え、3Dやトラッキング動画、クロマキー動画にも対応する予定です。

メージサンプル地図からAR

2019年5月から、競技場やその周辺経路の撮影を開始し、ピクトグラムを用いた車椅子目線の歩道ストリートビューとパノラマビューを作成します。

VRフォト車椅子目線経路サンプル。武蔵野の森総合スポーツプラザ

ウェルチェアビュー制作例:武蔵野の森総合スポーツプラザウェルチェアビュー




ウェルチェアビュー・ピクトグラムとは

車椅子だけでなく、ベビーカー、杖歩行、歩行器・歩行車(シルバーカー)、避難車・お散歩カーの車輪に合わせた道路の路面状況などをわかりやすくピクトグラムで表示します。

舗装の有無だけでなく、硬い床、凹凸の大小、段差やレールの窪み、小石や砂利、施設内のジュータンや車輪が障害物に絡むような通路など今後多くの情報を、車椅子の利用者から情報を得て制作します。

また、車椅子用の自動販売機やエレベータの押しボタン、車椅子乗車のまま入店し、そのままテーブルにつけるお店や宿泊施設、観光施設、さらにタクシーや送迎用の車などの乗降場などの情報も掲載します。

同時にARを使って、競技や観光・グルメなど車椅子でも楽しめる施設やサービスについても情報発信する予定です。

まとめ

数年前になりますが、筆者は足を怪我した時に駅構内でいつも使わないエレベータを使って、出口を間違えるという経験をしたことがあります。

怪我だけでなく、大きなスーツケースで移動しようとした時に困った経験がある人も多いのではないでしょうか。

VRで下見ができたり、車椅子目線でストリートビューやパノラマビューが制作されるのは、実用的でありがたいですね。

本プロジェクトは車椅子での移動を支援する取り組みですが、ユニバーサルデザインとして、誰にでもやさしい街づくりに繋がるのではないかと思います。

ソース:ウェルチェアビュー・ピクトグラムに関するプレスリリース[PR TIMES]









VRInside編集部


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