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エイベックスら3社で音声ARコンテンツ開発へ!第一弾は和歌山の「友ヶ島」

エイベックス・エンタテインメント株式会社は2019年10月2日(水)、株式会社電通ライブおよび株式会社バスキュールとXR領域における音声AR事業で連携し、音声ARコンテンツの制作とプラットフォーム開発で相互協力することを発表しました。


エイベックスら3社で音声ARの開発へ

今回エイベックスが発表した音声AR事業での連携は、

昨年1月に音声ARプロジェクトをスタートさせて数々のプロモーションの実績を持つ電通ライブ社とバスキュール社

昨年5月に音声AR体験事業「SARF」を立ち上げて音声観光ガイドなどの音声ARコンテンツを制作しているエイベックス社

の3社が相互協力して

音声ARコンテンツの制作

プラットフォーム開発・運用・営業・コンサルティング事業

など各社の強みを活かして行われるものです。

これによって

社会への音声ARの啓発

簡単に音声ARコンテンツの作成・運用管理が可能に

誰もがストレス無く音声ARコンテンツを体験できる

システムの開発が期待されています。

インバウンド対策への期待も

これらのシステム開発が進めば、訪日外国人旅行者に対応するための音声による多言語での観光ナビゲーションコンテンツの提供や、音声によるスタンプラリーや聖地巡礼などのアミューズメントコンテンツの提供が可能になります。

さらに視覚障がい者に対するアクセシビリティの向上を目的とした音声ガイドの提供も可能になるなど、Society 5.0を見据えた多層的な社会インフラとして、様々な企業や自治体と連携した音声ARの普及を加速させることができます。



第一弾は「友ヶ島」の観光活性化を目的とした音声AR

今回の事業連携の取り組み第一弾として、和歌山県和歌山市にある無人島「友ヶ島」の観光活性化を目的とした音声ARによる島内観光ガイドアプリが開発され、スマホ専用アプリ「友ヶ島」として和歌山市との共同で今年10月3日(木)にリリースされています。

このアプリは、ユーザーの位置情報をビーコンやGPSなどで把握してプログラムされた音声情報を自動再生する仕組みとなっていて、友ヶ島島内の特定の施設に近づくと

施設の解説が自動的に流れる

画面に当時の様子を紹介する貴重な史料などが映し出される

ようになっています。

詳細はコチラ(和歌山市公式サイト)

美術館で音声ARアートも開催

このガイドアプリのリリースに合わせて「友ヶ島第3砲台美術館」も開館されます。

和歌山市公式サイトによると開館は10月5日(土)に延期とのこと。)

この美術館のコンセプトは「要塞島が美術館に。」で、近年神秘の無人島として注目を集めている和歌山市北西加太沖に浮かぶ無人島群・友ヶ島にある歴史的な要塞施設をそのまま美術館に変えており、世界でも類を見ない”音の展示”にフォーカスした美術館となっています。

和歌山児童合唱団による幻想的な音声ARアートが常設展示されており、今年10月31日(木)まで友ヶ島を舞台にした架空の物語を追体験する音声ARアートが特別展示されています。

常設展示は島の時空を彩る音声ARアート

「友ヶ島第3砲台美術館」に常設展示されているのは、和歌山児童合唱団による幻想的な童謡が島の時空を彩る音声ARアートです。

広い

狭い

重さ

踊る

などの普段は音に使わない形容や動作を付与することで、空間の認識を変化させる作品になっています。

物質的には同じ大きさを持つ5つの部屋が音による空間演出で体験者それぞれの心的作用で拡張されていき、立体的に構成された澄んだ歌声が心に動的に配置されていきます。

これによって視覚を通じた現実よりも、聴覚を通じた仮想の方に没入していくという体験が可能です。

監修:川添 善行(Yoshiyuki Kawazoe)

音声制作・クリエイション:松本昭彦(Akihiko Matsumoto)

合唱:和歌山児童合唱団

総合演出:2nd Function

まとめ

エイベックス、電通ライブ、バスキュールの3社による、音声AR事業での連携が発表されました。

今後音声ARコンテンツの制作やプラットフォームなどの開発で相互協力していくということで、さらなる斬新なコンテンツの登場が期待されます。

その第一弾として、和歌山市との共同で観光ガイドアプリがリリースされています。

同アプリはユーザーの位置情報を利用して施設の紹介を自動で流してくれるもので、新しく開館する美術館では音声ARアートの展示も行なわれます。

利用者の位置情報を読み取って、自動的に聴覚的情報を伝えてくれる音声AR。

これが何かしら進化してもっと普及していけば、便利なだけでなく斬新な感覚で楽しめるコンテンツが登場していきそうですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]









VRInside編集部


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