NTTドコモがMRヘッドセット「Magic Leap 1」を2020年5月以降に発売
2020/03/20 18:00

2020年3月18日、NTT ドコモはMagic Leap社のMRヘッドセット「Magic Leap 1」を2020
年5月以降に国内で初めて発売することを発表しました。
発売開始を前に全国のドコモショップ120店舗でMagic Leap 1の展示を行うとのことです。
5G時代に向けMRヘッドセットを発売
ドコモによると、Magic Leap 1と同日に発表された5Gサービスの提供と合わせて、「最先端の空間コンピューティング技術と5Gの持つ高速・大容量・低遅延といった特長を融合し、XRサービスの創出と市場の拡大」を目指していくとしています。
5Gサービスが本格化して可能になる高品質なXRコンテンツを使った
・業務効率化
・新たなコンテンツサービスの開発
・法人企業向けソリューション開発
などMR技術活用を目指す個人や法人のXRコンテンツクリエイター向けに販売されるものです。
5月以降の発売開始から、ドコモオンラインショップおよび全国のドコモ法人営業部門で販売されることになっています。
また、現在一部店舗となっているMagic Leap 1を展示するドコモショップを、2020年3月末から全国102店舗に順次拡大していくとのことです。
Magic Leap 1とは
Magic Leap 1はMagic Leap社が開発した、パソコンと同等の能力を実現している軽量なウェアラブルヘッドセットです。
空間を把握する9つのセンサーが実装されたLightwearと高い処理能力を誇る6コアのCPU設計のLightpack、ハンドコントローラーから成ります。
MRと呼ばれるリアルとデジタルを融合したインタラクティブな仮想世界をVRより現実世界に近い感覚で体験することができるのが特徴です。
モニターがなくてもシームレスにデジタルコンテンツに見て触れることができ、現実世界の中でフィクションを楽しむなど、これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験ができます。
Magic Leap 1の概要
・視野角:50度
・解像度:片目あたり130万画素
・リフレッシュレート:120Hz
・表示色:1680万以上の色を表示可
・GPU:NVIDIA 256 CUDAグラフィックス
・RAM:8GB
・ROM:128GB
・連続使用:3.5時間
・重量:316g
まとめ
Magic Leap 1が日本国内で初めて発売されることになりました。
同日に発表された5Gサービス提供の一環として、XR時代を実現するためのデバイスとして位置付けられているようです。
価格がどれくらいになるのかは現時点では明らかになっていませんが、高品質なMRを実体験するときが楽しみですね。
一部のドコモショップではMagic Leap 1が展示されることになっているので、まずは近所のショップで試してみるのもいいかもしれません。
ソース:NTT ドコモのプレスリリース

筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。