VR空間で住宅設計~販売できる「超建築VR」が本格始動!VR住宅展示場も開発中

株式会社クリーク・アンド・リバー(C&R)の建築事業部では、展示場やモデルルームを使わず、VR空間でハウスメーカーや工務店などが顧客に住宅をプレゼン・販売できるサービス「超建築VR」の年内提供を目指し、本格始動すること及び関連事業者向け「プライベート体験会」を5月に実施予定であることを発表しました。
「超建築VR」とは?
「超建築VR」では、建築事業部がプラットフォームを提供・プロデュースし、詳細な建築データを基にVR空間を自由に歩き回れる6自由度(6DoF)のVRコンテンツとして制作します。
ハウスメーカーや工務店が、それぞれ異なる場所から顧客にVR空間で建築物内を案内したり、住宅購入希望者と建築士がVR空間で直接設計相談できるなど、販売者・購入者・設計者それぞれにメリットがある、新しい建築販売スタイルです。
新型コロナウイルス感染症対策として、VRゴーグルを住宅購入希望者の自宅などに送付し、VR空間内で営業担当者と合流して建築物内を案内することができます。
VR住宅展示場も開発中!
「超建築VR」では現在、ハウスメーカーと注文住宅を集めたVR住宅展示場の開発が進められており、1ヶ月後の完成を目指しています。
C&R社プロデューサーとハウスメーカー担当者が、相互にテレワークでVR空間を共有し、VRの住宅コンテンツ開発をすすめています。
「超建築VR」 の特徴
・モデルハウスを展開する必要が無く、実際の建物に予算をかけられる
・モデルハウス無し(=場所・時間の制約なし)のため商談・成約がスピードアップ
・いつでもどこでもVR空間のモデルハウスの内覧可能
・空間共有システムで、遠隔販売ができる
・VR空間上のアバター同士で建築士と相談ができる
・VR建築コンテンツ自体をVR空間上で直接接触せずに開発可能
・最短1ヵ月でコンテンツ開発ができ、物件紹介CGやARコンテンツ・パースも制作可能
「超建築VR プライベート体験会」を5月に開催
「超建築VR」の本格サービス提供を前に、ハウスメーカーや工務店、不動産エージェント、建材メーカー、インテリア関連メーカーなどの担当者を対象としたプライベート体験会が開催されます。
「プライベート体験会」は、5月15日(金)、16日(土)、18日(月)、19日(火)の4日、各日ともに3回(10時・13時・15時開始)、計12回が予定されています。
プライベート体験会の参加登録は、申し込みページ【問い合わせフォーム】にて受け付けています。
詳細・申し込み:「超建築VR プライベート体験会」お申し込み
開催日時
2020年 5月15日(金)
10:00~12:00
13:00~15:00
15:00~17:00
2020年 5月16日(土)
10:00~12:00
13:00~15:00
15:00~17:00
2020年 5月18日(月)
10:00~12:00
13:00~15:00
15:00~17:00 ※募集定員に達しています
2020年 5月19日(火)
10:00~12:00
13:00~15:00
15:00~17:00
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によって延期となる場合もあります。
C&R社建築事業部の取り組みについて
C&R社の建築事業部では、創り手と住人の双方にメリットのある賃貸住宅「CREATIVE RESIDENCE」シリーズを展開しており、これまでに
屋内ガレージ付きDIY新築戸建賃貸住宅「STAPLE HOUSE」
ゴルフ愛好家向けの賃貸マンション「GOLF LiViNG KOGA」(茨城県古河市)
屋上菜園を設けた賃貸型テラスハウス「菜園長屋®」
などをプロデュースし、全室稼動と長期入居を実現しています。
2018年9月に竣工した「STAPLE HOUSE KOGASAKA」は、住む快適さを追求しながら、シンプルな木製フレームを基本構造として建築コストを抑え、地主・オーナーの収益化を早めた手法が多くのメディアで取り上げられ話題を集めています。
「CREATIVE RESIDENCE®」シリーズとは?
C&R社建築事業部が展開する「安定稼働と長期入居」の観点から、住む人のライフスタイルを潜在的に創出する賃貸住宅シリーズです。
現在上記の3シリーズ含め、15シリーズが展開されています。
詳細:公式サイト
まとめ
新たに住宅を購入・建築しようと考える人にとって、住宅展示場を訪れたり、モデルハウスを見て回ることは重要ですし、ワクワクしますね。
実物が見られるメリットは大きいですが、モデルハウスと全く同じ家を建てる人は少なく、また立地条件も異なります。
あくまでモデルと考えた場合は、今回の「超建築VR」での家探し・家創りは、メーカー側にとっても、購入希望者にとっても、コストや時間の点でのメリットが大きいものとなりそうですね。

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