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Facebookが「Lone Echo」のReady At Dawnを買収!3社目のVRゲームスタジオ

6月22日、FacebookはOculus公式ブログで「Lone Echo」などの開発で知られるゲームスタジオReady At Dawn Studioの買収を発表しました。

これからReady At DawnはOculus Studiosに参加しつつ、独立して運営されるスタジオとしてVRゲームの開発にあたるとしています。


Ready At DawnがFacebookに買収

 

Ready At Dawnは17年目になる老舗ゲームスタジオの一つで、SFアドベンチャー「Lone Echo」でVRゲーム開発でも高い評価を得ています。

2019年にリリースされる予定だった「Lone Echo 2」は2020年に発売延期され、今年に入ってのパンデミック下でもリモートワークにより制作を進めていることが発表されたばかりでした。

これまでにReady At Dawnが発表したVRタイトルは制作中の「Lone Echo2」も含めてすべてOculusヘッドセット用であり、Oculusプラットフォームの中でも有力なVRゲームメーカーとされています。

今回の買収についてFacebookは

Ready At Dawnは実績のあるゲームスタジオであり、VRゲームのパイオニアです。

彼らの独自技術であるゼロg連続移動システムと全身IK(インバースキネマティクス)歩行システムとFacebookのVR開発の成果を合わせることで、より豊かなオリジナルVRコンテンツを作り上げることができます。

としています。

また、Ready At DawnのCEOはRu Weerasuriyaは自らのTwitterで、今回の買収をスタジオにとって「新章の始まり」と表現しています。




VRゲームスタジオの買収を続けるFacebook

 

最近Facebookは活発にVRゲームスタジオの買収に乗り出しており、Ready At DawnはBeat Games、Sanzaru Gamesに続くVRゲームスタジオの3社目の買収例です。

関連記事:Facebookが「Asgard's Wrath」のSanzaru Gamesの買収を発表

VRゲームの開発に精通したスタジオを買収することで、よりクオリティの高いオリジナルコンテンツをOculusプラットフォームで独占することができるようになります。

しかし、今回の買収劇は特に防御的意味が強いのではないかと指摘する声があります。

「Lone Echo」のリリースからEchoシリーズはOculusの主力コンテンツであり続けているため、このシリーズを制作するReady At Dawnが競合他社に渡るのは大きな痛手になってしまうからです。

Ready At Dawnは、Oculus Studiosチームの一員になりますが、アーバインとポートランドにある現在のオフィスで働く独立したスタジオとして残ります。

まとめ

FacebookがまたVRゲームスタジオの買収を発表しました。

有力なゲームスタジオがハードメーカーと良い関係を築くのは、ハードの発展にとっても良いことなので、Oculusデバイスには朗報と言えるのではないでしょうか。

しかし、Facebookの活発な動きに比べると、他のメーカーの動きがあまり聞こえてこないのが気になるところです。

VR業界全体が発展するには有力メーカー同士での切磋琢磨が欠かせないので、Facebook以外も頑張って欲しいですね。

参照:Welcoming Ready At Dawn to Facebook[Oculusブログ]

参考:Lone Echo Developer Ready At Dawn Acquired By Facebook[VR Focus]








XRマッチョ


筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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