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世界が注目!日本のコンビニにVR制御のロボット従業員が登場

2020年6月30日、大手コンビニチェーンのファミリーマートは、VRを使った遠隔操作ロボットによる店舗運営システムの構築に向けTelexistence社(TX社)と協業することを明らかにしました。

この取り組みは海外でも注目度が高く、VR Scoutをはじめとするテック系メディアなどが大きく報じています。


VRを活用した遠隔操作ロボットによるコンビニ運営

VRを活用した遠隔操作ロボットによるコンビニ運営

フラリと立ち寄ったコンビニの店員が数キロ先の自宅から従業員が操作するロボットだとしたら、SFの世界のように感じるかもしれません。

しかし、ファミリーマートが発表したTX社との協業はそんな未来に一歩近づくような内容となっています。

TX社は東京に拠点を置くロボティクス企業で、遠隔操作ロボットとAWP(Augmented Workforce Platform、拡張労働基盤)という、ロボットを通じて人々が労働参加できる基盤を開発しています。

今回、TX社がファミリーマートに提供したロボットは、彼らが主に開発を行なっている技術からすると店舗から遠く離れた店員がHTC Viveヘッドセットを通じて操作を行うようになっているようです。

Viveトラッカーにより体(頭)の向きと手の動きを追跡し、Manus VR ゴーグルによって指の細かな動きを追跡することで、ロボットを介しても通常通りに近い業務を行うことができるようになっています。



2022年までに20の支店でのロボット導入を目指す

 

ファミリーマートはTX社製のロボットとAWPを導入することで、工数が大きい商品検品・陳列業務の遠隔操作化・自動化を図っていきたいとのことです。

物理的な店舗立地に制約されない自由度の高いスタッフ採用や店舗の省人化ができるようになります。

そのため、これまで常駐させる必要があったコンビニ店員が自宅からでも勤務できるほか、地元で店員を見つけることができない人手不足問題の解消が期待されています。

協業の第一歩としてファミリーマートは都内の店舗にて商品陳列業務などを行うロボットおよびAWPを導入し、本格導入に向けた様々な検証を行う予定です。

まとめ

VRによる遠隔操作ロボットによってコンビニ店舗を運営するという試みが行われることになりました。

ロボットがコンビニ運営というとSFのような感じですが、このプロジェクトの特徴は店舗の完全な自動化までは目指していないことが挙げられます。

自動販売機で商品を購入するように、お客が選択した商品をロボットが自動的に渡すのではなく、遠隔地にいるスタッフがVR端末を利用して接客するということです。

そのため、ロボットによる接客で失われることが懸念される人間的な関わりは損なわれないままになります。

同日にはローソンも同じくTX社との協業を発表しており、コンビニ業界全体としてロボット導入が進んでいきそうです。

特に最近ではパンデミックにより生活のあらゆる場面の見直しが要求されているため、コンビニ業界のみならず社会的要請の高いシステムなのではないでしょうか。

彼らの取り組みがどのような方向に進むのか注目ですね。

ソース:プレスリリース[ファミリーマート公式サイト]

参考:プレスリリース[ローソン公式サイト]

参考:Japanese Convenience Stores To Begin Employing VR-Controlled Robots[VR Scout]








XRマッチョ


筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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