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「VR酔いを防止する移動技術」を持つUNIVRSがプレシリーズAで約1億円の資金を調達!

株式会社UNIVRSは 、つくばエクシード投資事業有限責任組合、株式会社メディアドゥ、株式会社オルトプラス、株式会社アルコパートナーズ、個人投資家を引受先として総額約1億を資金調達し、融資額を含めた調達総額が約2億円に到達したことを発表しました。


UNIVRSについて


株式会社UNIVRSは独自開発した”VR酔いを防止する移動技術“(特許出願中)を採用し、 従来のVRコンテンツでプレイヤーの動きに制限をかけてきた“VR酔い”を極限まで軽減することで、今までにないVR体験を実現すVR特化のテクノロジー企業です。

『VR酔いを防止する移動技術』について

自分の身体が動いていない状態で視界が動くVRでは、乗り物酔いと同じように体験者が酔ってしまう『VR酔い』が生じてしまうことが課題となっています。

特に激しく動くコンテンツは酔いやすく、自由に動ける『VR空間』にも関わらず、動かずに体験できる作品が主流となってしまっているのが現状です。

UNIVRS社では、『VR酔い』を軽減させるため、身体の動きとVR内での動きをリンクさせる独自の移動技術を開発しています。

VRヘッドマウントディスプレイとコントローラーのセンサー値からジェスチャー認識システムで身体の動きを検出し、VR空間の動きに反映することで、VRならではの臨場感のある動きが体験できる仕組みとなっています。

詳細:株式会社UNIVRSのテクノロジー

資金調達の目的

UNIVRS社は、調達した資金を基に、現在柱として進めている以下の事業の拡大を進めていくとしています。

1.アニメ、漫画などのIPコンテンツのVRゲーム化

2.産業向けのソリューション開発

IPコンテンツのVRゲーム化

第1弾として、数々のヒット作を生み出したアニメーションスタジオ・TRIGGER制作のTVアニメ「リトルウィッチアカデミアVR」の開発が行なわれており、2020年の秋の発売が予定されています。

国内アニメIPのフルパッケージゲームとしてのVR化は本作が世界初となり、各界からの注目度も高まっています。

UNIVRS社では、本作品を皮切りに今後も世界で高い人気を誇る日本発のアニメや漫画等のコンテンツによるVRゲーム化を進め、まるでその作品の世界に飛び込んだかのような体験が出来るVRゲームを開発していくとしています。

「リトルウィッチアカデミアVR」 メインビジュアル © 2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会 © UNIVRS, Inc.

「リトルウィッチアカデミアVR」とは?

「リトルウィッチアカデミアVR」は、魔法学校に入学した『アッコ』が、失敗を繰り返しながら様々な試練に立ち向かい、仲間達と一緒に成長していく青春アニメ「リトルウィッチアカデミア」をVRゲーム化した作品です。

プレイヤーは、物語に登場するキャラクターと一緒に箒で自由に空を飛び、魔法を駆使してレースをします。

「リトルウィッチアカデミアVR」には、『VR酔いを防止する技術』が採用されていて、プレイヤー自身が空を飛んでいるような「最高の飛行体験」を実現しています。

2019年6月から8月にかけてCampfire(日本国内)とKickstarter(海外)にて実施したクラウドファンディングでは、支援総額が45日間で1,800万円を突破し、AnimeEXPOをはじめ国内外の大型イベントで実施されたプロトタイプ版の体験会には1600人を超える来場者が出るなど注目を集めました。

さらに、東京ゲームショウで実施されたアンケートでは満足度が94%という結果となっています。

詳細:リトルウィッチアカデミアVR公式サイト

産業向けのソリューション開発

産業向けのソリューションとして、以下の開発が行われています。

VR環境下での災害訓練

社内研修などができる訓練シミュレーションVR

バーチャルイベントシステム

特に「バーチャルイベントシステム」は、新型コロナウイルスの影響で物理的なイベントや展示会の開催が難しくなったことから急速に需要が高まいます。

2020年7月4日(土)から7日間開催されたグッドスマイルカンパニー社主催のバーチャルイベント「ワンホビ2020ギャラリーONLINE」にも同社のシステムが採用され、1週間で10万以上のアクセス数を記録しています。

現在その他複数の企業とのプロジェクトも行われており、近日、詳細が発表される予定となっています。



関係者コメント

今回の資金調達について、引受先投資家とUNIVRS社代表の藤川啓吾氏は次のようにコメントを発表しています。

つくばエクシード投資事業有限責任組合 中川 磨氏のコメント

当ファンドは、先進的なテクノロジーを持つスタートアップの支援を通じて様々な社会課題の解決に貢献することを目的として、常陽銀行と常陽産業研究所が共同で設立したファンドです。

「UNIVRS」のVR酔いを極限まで軽減させるテクノロジーは、仮想空間での高いUI/UXを実現するニューノーマルの新しいインフラテクノロジーになるものと期待しています。

当社一人でこれらを成し遂げるものではなく、今回集まった各社・各人や当社パートナーみんなでならもっとすごいことができるかもしれないと信じ、今後も力強くサポートしてまいります。

引用元:プレスリリース

株式会社メディアドゥ CBDO 溝口 敦氏のコメント

いつかマンガやアニメの世界に自分も入ってみたい。そんな夢を誰しも子供の頃に思った事があるのではないでしょうか。

テクノロジーが発達し、通信技術が5Gを迎えた今、まさにその夢がVRで実現されようとしています。

私たちは、これまでに培ってきた出版社様とのリレーションや著作物流通のための技術力と、UNIVRS社のビジョンやテクノロジーとを掛け合わせ、世界中のユーザーに日本コンテンツを楽しんでもらいたいと考えておりますし、その実現のための共創をとても楽しみにしています。

引用元:プレスリリース

株式会社オルトプラス COO 鵜川 太郎氏のコメント

VRはこれからのエンターテイメントに欠かせないものになっていくと考えています。

スマートフォンゲームをはじめとして、ゲームのテクノロジーを応用したサービス開発を行っているオルトプラスでは、UNIVRS社によるIPを活用したゲームタイトルの開発と並行して、産業向けのソリューション開発を行っていることに高い親和性を感じています。

今後、弊社ではゲームを問わずUNIVRS社とサービスを展開することを想定しており、非常に楽しみにしています。

引用元:プレスリリース

株式会社UNIVRS CEO藤川 啓吾氏のコメント

VRの可能性に惚れ込んで会社を立ち上げてから早4年。VR技術を使って“誰もがなりたい自分 = HERO”になれるもう一つの新しい世界を創り出す事を目標に、チームメンバーや株主の方々をはじめとした様々な方に支えられながら、一歩一歩歩んできました。

この4年間で世界や技術は進歩し、VRは本格的な普及に向け急加速的に成長する最初のターニングポイントにさしかかろうとしています。

そんな挑戦しがいのある今、大きな飛躍のチャンスをいただけたことに、本当に感謝しています。

現在、コロナウイルス感染拡大の影響で、世界中でリモート化やデジタル化が急速に進んでいます。そんな中私たちの持つVRテクノロジーには、人々を楽しませるのはもちろんのこと、社会の課題解決に貢献できる、大きな可能性があります。

VRテクノロジーで世界中の不自由を解決し、全ての世界で誰もがなりたい自分になれる世界を創り出す事がUNIVRSのミッションと信じ、この先も突き進んでまいります。

引用元:プレスリリース

まとめ

「リトルウィッチアカデミアVR」については、本サイトでも何度も掲載していますが、資金調達が完了したということで、今秋に予定されているリリースがますます楽しみになりました。

また、お気づきになった人もいるかもしれませんが、UNIVRS社では、7月25日付けで、企業ロゴをリニューアルしています。

「チーム、組織の形」と「VRプロダクションとして目指すもの」をイメージして、正円(=完全な円)がモチーフとして使われています。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








VRInside編集部


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