今年のXRクリエイティブアワード最優秀賞は「バーチャルマーケット4」が受賞!
2020/09/03 18:00

株式会社HIKKYは2020年9月2日(水)、一般社団法人XRコンソーシアムの"XRクリエイティブアワード2020"で、同社が主催する「バーチャルマーケット4」が最優秀賞を受賞したことを発表しました。
バーチャルマーケット4が"XRクリエイティブアワード"最優秀賞受賞
「XRクリエイティブアワード」は、一般社団法人XRコンソーシアムが2015年から毎年開催しているアワードイベントで、
・アート
・サイエンス
・インダストリー
・アーキテクチャー
・教育
など様々な分野から、テクノロジーをベースにしたクリエイティブ作品が集まります。
同アワードは、XR技術を利用したこれらの作品やサービスを評価・賞賛することで、XR市場における先端技術の共有とクリエイターの認知向上を目的としています。
第6回目となる今年のアワード最優秀賞に、HIKKY社の"動く城のフィオ"さんが主催する「バーチャルマーケット4」が輝きました。
今回のXRクリエイティブアワードは、以下9人の審査員によって選定されており、プラチナスポンサーにはデジタルハリウッド大学が、ゴールドスポンサーにはNTTドコモ・KDDIが付いています。
<審査員>
・藤井直敬氏(ハコスコ 代表取締役 デジタルハリウッド大学 教授)
・近藤 “GOROman” 義仁氏(株式会社エクシヴィ 代表取締役社長)
・落合陽一氏(メディアアーティスト 筑波大学准教授)
・田宮幸春氏(㈱バンダイナムコアミューズメント 企画開発部 マネージャー)
・中村薫氏(株式会社ホロラボ 代表取締役 CEO)
・吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)
・若山泰親氏(ブレイクポイント㈱ 代表取締役 Tokyo XR Startups㈱ プロデューサー)
・せきぐちあいみ氏 (VRアーティスト)
・届木 ウカ氏(バーチャルドール 3Dモデラー AI×SFプロジェクトサポーター)
バーチャルマーケットとは
「バーチャルマーケット」はVR空間で開催される物販・展示会で、出展者と来場者がアバターなどのさまざまな3Dアイテムや、洋服・PCなどのリアル商品を売り買いすることができます。
VR空間内で乗り物に乗ったり映像を見たり、また来場者間でコミュニケーションを楽しむことも可能で、VRデバイスだけでなくPCからでも気軽に参加することができます。
開催期間中は24時間運営されていることもあり、日本国内だけでなく世界中から70万人を超える来場者が集まっています。
2020年12月19日(土)~2021年1月10日(日)には、次回「Virtual Market 5(バーチャルマーケット 5)」の開催も決まっています。
主催者コメント
今回の「バーチャルマーケット4」最優秀賞受賞にあたり、主催の動く城のフィオさんからコメントが寄せられています。
Vket4は「出展者さん、出展企業さん、スタッフの皆、来場者さん、VRChat社等、多くの人々の手で作られ、盛り上げられた世界」という作品です。このトロフィーは、Vket4に関わって下さった1000名以上のクリエイターさんと、Vket4というお祭りを盛り上げて下さった来場者さんに宛てて頂いたものと感じています。 近い未来、バーチャル空間はもう一つの現実に等しい生活空間になっていくでしょう。その世界では、クリエイターのクリエイティブとユーザーのコミュニティが大切なものになっていきます。それらを象徴するものとして、XRCアワードという歴史あるアワードの中で最優秀賞を受賞できたことを嬉しく思います。
まとめ
"XRクリエイティブアワード2020"で、今年4月~5月に開催された「バーチャルマーケット4」が最優秀賞を受賞しました。
バーチャルマーケットはVR空間上の物販・展示イベントで、バーチャル上に構築された会場で、アバターや3Dアイテム、リアル商品を売り買いできます。
乗り物に乗ったり映像を見たりすることも可能で、世界中から多くの人が参加しています。
通信技術が5Gとなった今の時代、このバーチャルマーケットのようなサービスが続々登場すると予想されますが、その先駆けとなった同イベントはまさしく画期的ですね。
今後のアワード受賞作にも注目が集まるでしょう。
ソース:「XRクリエイティブアワード2020」プレスリリース[PR TIMES]

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