Facebookがレイバンと共同でスマートグラスを開発!Facebook Connectにて発表
2020/09/19 18:00

Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは、9月16日に開催された「Facebook Connect」にて世界的なサングラスブランド「レイバン」を展開するEssilorLuxotticaと提携することを発表しました。
両社は共同でスモールグラスを開発しており、2021年に発売する計画が進行中であるとのことです。
レイバンとの共同開発でFacebook初のスマートグラスが登場へ!
9月16日(現地時間)にオンライン開催されたFacebookのVR/ARイベント「Facebook Connect」の基調講演にザッカーバーグ氏が登場しました。
そこでは、多くの参加者が関心を持つOculusQuest2の詳細情報とともに、Facebook初となるスマートグラスに関する計画を明らかにされました。
このスマートグラスについてザッカーバーグ氏は
「完全なARグラスを実現するための第一歩としてのスマートグラス」
としています。
また、一般消費者に向けたスマートグラスには「デザインも重要」であることから、「レイバン」などのアイウェア製品を手がけるEssilorLuxotticaとの共同開発となったとのことです。
スマートグラスがどのようなルックスになるかは
「お見せできる段階ではない」
としたものの、「レイバン」ブランドとの提携によって消費者が期待するスタイリッシュなデザインとなるとしています。
製品名や価格、詳細な発売日は未定であり、今後発表されることが予想されています。
ARグラスプロジェクトも進行中
また、Facebook Connectではスマートグラスのほか、「Project Aria」と社内で呼ばれている完全なARグラスの開発プロジェクトも進んでいることが明らかにされました。
訓練を受けた社内スタッフと社外の提携モニターが「Project Aria」デバイスを装着し、商品化に向けたテストを行うことになっています。
「Project Aria」開発を行うFacebook Reality Labの責任者アンドリュー・ボズワース氏は、ザッカーバーグ氏の後を受けプロジェクトについてプレゼンを行いました。
プレゼンにて公開された動画では、ジョギングのコース、目の前のレストランのメニューや混雑状況などさまざまな情報をAR表示する様子が示されています。
まとめ
Facebookが初のスマートグラスを「レイバン」と共同で開発を進めており、2021年に発売することが明らかになりました。
以前にも2025年ごろのリリースを目指してスマートグラス開発を行っているという報道はされていましたが、実際の開発はかなり早く進んでいたようです。
まだどんな外見をしているのかは明らかではありませんが、このスマートグラスは一般消費者向けということで特にデザインに力を入れているようなので楽しみですね。
さらに、Facebook Connectではスマートグラスに加えて本格的なARプロジェクトが進行していることも明らかになっています。
ARグラスについては製品化までは数年かかるとしていますが、Facebookがどのような未来を見せてくれるのか期待が高まります。
今後はVR以外に拡張現実の分野でもFacebookの動向から目が離せません。

筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。