ARでどこでもドア体験!スマホ向けアプリ「ARドア」リリース

XR開発を手掛けるASATEC株式会社は、AR技術を活用して"どこでもドア"のような体験ができるスマホ向けアプリ「ARドア」を、2020年9月24日(木)にリリースしたことを発表しました。
「ARドア」とは
今回リリースされた「ARドア」は、ASATEC社が開発したスマホ向けアプリケーションで、AppStoreとGooglePlayから入手することができます。
このアプリは、ARの空間認識技術で現実空間に設置されたドアを開けると、事前に撮影した
・動画
・画像
などの360度映像の空間に移動することができるもので、実際に歩いてドアの中に入るというインタラクティブな体験ができます。
ARのドアをくぐれば別地域へ
アプリを起動させ、マーカーを読み込むと、スマホの画面越しに現実世界へドアが出現。
そのドアはタップすることで開けることができ、ドアの向こうに事前に撮影した動画や画像の世界が広がっています。
ドアの中には実際に歩いて入ることができ、まるで国民的アニメ・ドラえもんの"どこでもドア"のような体験ができます。
また入った後に、振り返って入ってきたドアを見ると、そこには現実世界が映っています。
キャラを配置することも可能!いろいろなイベントにも使える
ドアの向こうの世界にはオリジナルキャラを配置することも可能で、そのキャラをタップすることで映像の解説をさせることもできます。
さらにドアの中の映像は、事前に撮影した360度の動画や画像を反映することができるため、クイズ企画のほか、コロナウイルスによる影響が大きい
・観光地のプロモーション
・アイドル・スポーツ選手に会える企画
などにも利用することが可能です。
また家で工場見学ができるなど、普段は入りにくい場所に行く模擬体験としての利用もできます。
このアプリはイベント専用のマーカーを読み込まないと体験できないため、来場者のみが体験できるようにしたり、チラシやパンフレットに印刷したPRツールとしても活用できます。
まとめ
今回スマホ向けアプリ「ARドア」がリリースされました。
このアプリはARで出現させたドアをくぐると、あらかじめ360度撮影された映像の世界へ行けるというもので、自分の足で歩いてドアの向こう側へ行くため、まるでドラえもんの"どこでもドア"のような体験ができます。
さらにはオリジナルキャラを設置することも可能で、クイズ企画などいろいろなイベントやPRで使えます。
公式サイトに「ARドア」専用のマーカーが掲載されているので、さっそくアプリをインストールして"どこでもドア"体験をしてみましょう。

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